楽天、高級品を集めた「高級品市場」を開設──1億円超の時計も登場(CNET Japan)
楽天は8月29日、同社の運営するインターネットショッピングモール「楽天市場」内に、高級品ばかりを集めたショッピングサイト「高級品市場」を開設したと発表した。楽天市場内にて、2005年第2四半期に単価100万円を超える商品の流通が前年比63.7%の伸びを示すなど、高級品に対する需要が高まっていることから、今回の新サイトオープンに至った。
「高級品市場」・・・URLが「highclass」ですか。本来の意味はちょっと違うけど、「executive」とか「celebrity」でもよかったんでわw
楽天というと、価格比較でできるだけ安くモノが買えるサイト、という印象が強かったんですが、高級品も売れてるんですね。
販売されている商品の例としては、時計カテゴリの「PATEK PHILIPPEハイジュエリーウォッチ」(税込み1億3650万円)や、ワインカテゴリの「ロマネコンティ6リットル」(税込み1575万円)、和カテゴリの樹齢500年の盆栽「真柏」(税込み1200万円)などがある。また、こうしたテーマ別の商品とは別に、高級品市場限定商品として、フォーシーズンズホテル椿山荘東京に2泊100万円で宿泊するプランも用意されている。
はぁ。ご縁がないですな。けれど、どんなもんだろうか、と気軽にブラウズできるのはネットならでは、ですかね。
実際の店舗だと敷居が高すぎてお目にかかることもないでしょうし。
ネットだからこそ、実物を見れなくて「買えるのか?」って思っちゃうんですけど、ホントのお金持ちは、買うんですよ。これが。躊躇なくサイフを開きますね。
身近にいる「文京区内でもおそらく屈指の金持ち」も、外商が見せるカタログだけで数百万の古伊万里とか買ってるみたいだし。
『日本のお金持ち研究』を読んだ時も思ったんですが、お金持ちって人は確かに存在していて、嫌味じゃなしにお金使うんですよね。まぁそうして経済は回ってるわけですが。
楽天は既に
「シニア市場」で対象をセグメントしたマーケットに攻め入っているので、今回はそれをさらに突き進めた形なんでしょうね。
百貨店の外商もシニアや富裕層に焦点をあてて営業してきているので、今後ますます「レッドオーシャン化」していきそうな感じです。
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