楽天の電子書籍端末「kobo」、国内発売は7月19日
楽天、185gの電子書籍端末「kobo」を7980円で7月19日発売(INTERNET Watch)いよいよ来ました。7,980円とはかなり意欲的な値付けですねぇ。
楽天は7月2日、電子書籍事業に関する記者発表会を開催。昨年11月に236億円で買収を発表したカナダの電子書籍事業者Koboのサービスを日本国内でも展開すると発表した。電子ブックリーダー「Kobo Touch」は日本語対応し、7980円で7月19日に発売。7月2日17時よりKoboの特設サイトで「Kobo Touch」の予約受付を開始する。
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先行者としてのAmazon「Kindle」もデバイスとして惹かれるものがあるけれど、Koboの専用端末にとらわれないオープン性が気に入っているところなのです。
そういう意味でも、7,980円という値段はかなり手に取りやすい価格設定かと。
面白そうなデバイスではあるけれど、スマホやタブレットPCと違い「Kobo」も「Kindle」も読書専用機。何でもてんこ盛りなガラケーが売れに売れた日本の国民性を踏まえると「専用機」が「汎用機」を超えるのは相当ハードルが高いと感じます。
一方、シャープやソニーといったハードウェアメーカーは専用端末に依存せず、スマホやタブレットPCで電子書籍を読めるサービスに軸足を移すとも報じられてます。
手軽な価格、読みたい本が手に入るラインナップと、時と場所を選ばず買えて読めることがお客さんが付いてくれるサービスの条件。それが叶うならお客さんにとって専用端末と汎用機の区別・違いなんて関係ないことです。
本を手に取るきっかけは色んなアプローチがあっていい。
そうした色んなきっかけがあって、本を読む人の裾野が広がっていくといいな。
ところで、、、楽天の売り方が相変わらずで、そこだけが残念。
» kobo Touchご予約で最大3000ポイントプレゼント: 電子ブック楽天<kobo>
充分意欲的な価格設定なのに、会員しばりでお決まりのポイント攻勢。
まあKoboは楽天の会員じゃなくても買えるけど、うっかり会員登録しちゃうと悪名高いスパムメールの嵐が押し寄せるかも。せっかく魅力的なデバイスに惹かれてやって来た新規ユーザーがそんな経験しちゃったら二度と戻ってきてくれないでしょう。
海外進出を目指してるならスパムメールマーケティングは見直して欲しいなあ。
▼関連記事
・写真で見る7980円の電子書籍端末「kobo Touch」(ITmedia ニュース)
カナダのKobo社は世界190カ国、900万人が利用する電子書籍サービスを運営しており、カナダ、米国、英国、フランスなどグローバルに事業を展開。配信する電子書籍コンテンツは、Kobo社の電子ブックリーダーのほか、アプリケーションでiOS、Android OS、Windows OS、Mac OSを搭載したスマートフォンやタブレット、パソコンなどマルチプラットフォームで読むことができる。もちろん日本に投入される「Kobo Touch」はデジタルガジェット好きな向きにも気になるクオリティだと思います。ただし日本語の電子書籍を「Kobo Touch」以外のデバイスで読むには環境がまだ整っていないのが惜しいところ。
ただし、日本でのサービス開始時点では、日本語対応のEPUBリーダーがKobo本体のみの対応で、パソコンでは購入や管理機能のみが利用できる。英語版はすでにパソコンやAndroid、iOSでの電子書籍閲覧に対応しているが、日本語の電子書籍を閲覧するには日本語のEPUBリーダーが必要なため、サービス開始後の順次提供となる。Koboの利用にはパソコン(Windows 7/Vista/XP、Mac OS X 10.5以降)が必要なのでケータイやスマホしか持っていない一般の人たちにリーチするのはまだ難しいでしょう。それでもデジタルガジェット好きなアーリーアダプターな人たちが使い始めてくれるだけでもデバイスとしての魅力や電子書籍の購読体験が世の中に広まっていくのではと期待しています。
そういう意味でも、7,980円という値段はかなり手に取りやすい価格設定かと。
面白そうなデバイスではあるけれど、スマホやタブレットPCと違い「Kobo」も「Kindle」も読書専用機。何でもてんこ盛りなガラケーが売れに売れた日本の国民性を踏まえると「専用機」が「汎用機」を超えるのは相当ハードルが高いと感じます。
一方、シャープやソニーといったハードウェアメーカーは専用端末に依存せず、スマホやタブレットPCで電子書籍を読めるサービスに軸足を移すとも報じられてます。
手軽な価格、読みたい本が手に入るラインナップと、時と場所を選ばず買えて読めることがお客さんが付いてくれるサービスの条件。それが叶うならお客さんにとって専用端末と汎用機の区別・違いなんて関係ないことです。
本を手に取るきっかけは色んなアプローチがあっていい。
そうした色んなきっかけがあって、本を読む人の裾野が広がっていくといいな。
ところで、、、楽天の売り方が相変わらずで、そこだけが残念。
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充分意欲的な価格設定なのに、会員しばりでお決まりのポイント攻勢。
まあKoboは楽天の会員じゃなくても買えるけど、うっかり会員登録しちゃうと悪名高いスパムメールの嵐が押し寄せるかも。せっかく魅力的なデバイスに惹かれてやって来た新規ユーザーがそんな経験しちゃったら二度と戻ってきてくれないでしょう。
海外進出を目指してるならスパムメールマーケティングは見直して欲しいなあ。
▼関連記事
・写真で見る7980円の電子書籍端末「kobo Touch」(ITmedia ニュース)
楽天が7月2日に予約受け付けを開始した電子書籍端末「kobo Touch」(7980円)は、185グラムと「スマートフォン並み」(楽天の三木谷浩史社長)の軽さで、厚さは10ミリ。片手でも持ちやすいサイズだ。・「挑戦価格」7980円の理由は――三木谷社長が語る、電子書籍の勝算(ITmedia ニュース)
(中略)
ディスプレイを軽くタッチしてメニューを選んだり、ページを送ったりできる。ディスプレイは高精細で、描き込みの細かい漫画も読みやすい印象だ。本文テキストを引用してFacebookに投稿できるソーシャル連携機能も備えている。
kobo Touchは、楽天が子会社のカナダKoboを通じて提供する電子書籍端末だ。タッチ操作に対応した6インチ電子ペーパー(E Ink)を搭載し、EPUBとPDFの閲覧が可能。同等の機能を持つAmazonの「Kindle Touch」の139ドル(約1万1000円、広告なし、Wi-Fiモデル)と比較してもかなり安い。・乱戦模様の電子書籍 苦戦の国内電機各社は「脱専用端末」加速(SankeiBiz)
海外の電子書籍大手の国内参入が迫る中、迎え撃つ日本の電機メーカーに戦略転換の動きが出てきた。シャープやソニーはスマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末で電子書籍を閲覧できるサービスを拡充し、「脱専用端末」を加速させる。
kobo Touch (ブラック) |