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2013 .04 .22

石巻市長選、現職の亀山氏が再選

石巻市長に亀山氏再選 復興へ市政継続(河北新報)
任期満了に伴う宮城県石巻市長選が21日、投開票され、無所属の現職亀山紘氏(70)=自民、民主推薦、共産支持=が、いずれも無所属新人の元市会議長阿部和芳氏(53)、元東北大非常勤講師青木満里恵氏(58)、ボランティア団体代表藤田利彦氏(50)の3人を破り、再選を決めた。
個人的に気になったのは再選の是非よりも、やはり投票率。
投票率は44・16%で2005年に新市が発足してから最低。
18日の河北新報では市長選への関心度を調査していますが、やはり低め。
石巻市長選世論調査 復興施策「住宅再建」最多(河北新報)
<関心度>
市長選に「大いに関心がある」は25.9%。「ある程度関心がある」(51.3%)を合わせると8割近くが関心を示したが、前回調査に比べ6.8ポイント減った。「あまり関心がない」は17.0%で、「全く関心がない」は5.8%だった。
前回の投票率は58.8%。復興の針路を左右する震災後初の市長選は投票率も注目される。
亀山さんの政党や企業から支持を取り付ける従来的な票集めに腐心した手法に加え、個人の関心が低くかったことから再選は既定路線だったとも言えるかもしれません。
宮城・石巻、登米、栗原3市長選 あす投票(河北新報)
阿部氏は「市長の顔が見える政治を実現する」と主張。仮設住宅で小まめに懇談会を開くなど支持拡大に努めている。
藤田氏は草の根運動で仮設住宅を重点に回る。住宅再建を重視し「早期に大規模な災害公営住宅を建設する」と訴える。
亀山氏は政党や多くの企業団体から支援を受け、票固めを進める。「復興加速には市政の継続が不可欠」と呼び掛ける。
青木氏は「経済復興を進め、古里再生に全力を挙げる」と強調。市政刷新を求め、支援する市議らが浸透を図っている。
まあ他の候補者も主張がぼんやりしてたし、論戦には時間が足りなかったのかもしれませんが、仮設を回るのも大事だけど、仮設だけが住民じゃないと思うわけです。

組織票には良くも悪くも利益誘導がつきものなわけで、市長が変わると困ることも出てくるでしょうから、そりゃあ強力に支持します。一方の個人票もとにかく先に進んで欲しいので消極的ながらも現職を選択するでしょう。それでも投票するならマシな方で、産経の記事がああやっぱりという肌感覚に近い声をすくい上げています。
“震災疲れ”関心薄く 石巻市長選、冷めた有権者(MSN産経ニュース)
市外への移転を検討している市民が多いことも、盛り上がりに欠けた一因だ。郊外のショッピングモールもいつもの週末と変わらないにぎわいだ。女子大生の佐々木美●さん(21)は「県外で就職する予定で、家族も仕事のある仙台への転居を考えている。あまり関心はない」という。
高齢化と若年層の人口流出は、典型的な地方都市として震災以前から石巻市が抱えていた構造的な問題。地元で働くことも住まう展望も見えなければ、動ける人たちが外に向うのは必然。震災復興以前に、産業新興と街づくりは喫近の課題でした。
平成17年に1市6町が合併した石巻市。人口の約70%を占める中心部の旧市区域へ復興の資源が集中しているとして、周辺の旧町からは批判の声が上がった。市は市全域の融和を進めてきたが、震災によって、“合併後遺症”が噴出した格好だ。
単独の市として行政運営に充分な税収が足りず、やむなく広域合併に至ったわけですが、根本的な解決が表れないまま震災に見舞われてしまった。

とは言え行政にばかり責任を求めるのは建設的ではないものです。少なくとも投票には行く、たとえ自分に直接便益が受けられなくても将来の世代のためと思って街づくりに声を上げる、といった行動は市民に求められる責ではないかと思う次第です。

石巻からは離れてしまったぼくも、微力ながら街づくりに関わりたいと動いてるところでして、やはり市民と行政が一体となってこそ復興は叶うものだと思います。

さておき、何といっても雪降る寒さの中で投票に出かけるのは年配の方でなくても骨が折れるものでして、亀山さんには天も味方してくれたということで、くれぐれも街づくりを余念なく進めていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

▼参考リンク
平成25年4月21日執行 石巻市長選挙・石巻市議会議員補欠選挙 開票速報(石巻市)
届出番号党派候補者氏名得票数
1無所属阿部 かずよし15,132
2無所属ふじた としひこ2,015
3無所属亀山 ひろし28,607
4無所属青木 まりえ8,308

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