『コピー用紙の裏は使うな!』村井 哲之・著
メルマガ「コスト削減ニュース」発行者による著作。
本書自体は書き下ろしだと思うんだけど、前後いたるところで事例や解説が重複していて少し読みづらい。
たとえば98ページにさらりと出てきたPPS(電力販売の新規事業者)の説明が157ページでやっと解説されてるところとか。まあ、まず概略をさらっと流してから後段で詳細説明という流れ自体は好みだろうけど。
とはいえ、事例が豊富で具体的な対処法にまで解説が及んでいるので読みながらコストマネジメントへのイメージがどんどん膨らみます。
著者が述べてるように、コスト削減(コストカット)は後ろ向きな意味でのリストラではなく、企業戦略のひとつと位置づけられる「コストマネジメント」なんですよね。
コスト削減とは単なる「ケチケチ運動」ではなく(中略)「経営」と「現場」のすき間を継続して埋めていく作業知ってたつもりだけど分かってなかった、「コストマネジメント」についての考え方が学べるのが本書の最大の旨味です。
収益の入り口となるマーケティングや営業はROI(費用対効果)がハッキリ分からないことが多いけれど、コスト削減による利益創出は100%の成果を出すことができる。
すばらしい。どんなに見かけの売り上げがあったところで企業活動すべての原資は利益なくして生み出せませんからね。
朝日新聞社
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