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2005 .07 .19

『有名店の賄い飯』伊丹 由宇・著

この本は残念なことにまったく役に立たない「食」のガイドブックです。
なぜって…


それは「賄い飯」を紹介しているから。

そう、料理人たちが残った食材などを使って作る食事、賄い飯。料理人による料理人のための献立です。

有名店の賄い飯
伊丹 由宇
日経BP社 (2005.6)
通常24時間以内に発送します。

決して表のメニューには載らない、それでいて料理人のノウハウが惜しげもなくつぎ込まれた門外不出の味を、果敢な取材によって明らかにした1冊です。

4年間に渡り『ビッグコミック』誌に連載された『料理人の夕御飯』というコラムを単行本にまとめたもので、東京を中心に和洋中華はもとより、インド、タイ、ベトナム、ブラジルと、あらゆるジャンルの料理店、総数61店の賄い飯をカラー写真付きで紹介しています。

賄い飯は本来、経験の浅い料理人の修行のためのものなので、それぞれのお店の献立からはおカネをかけずに、栄養バランスが良く、かつ先輩方の舌を満足させうる味、というものが覗えます。
使える金額はせいぜい1食数十円から数百円、といったリーズナブルな金額でさまざまな彩りと豊かな味わいを実現しています。

これは別な面からみると、「その店がどういった人材を育てようとしてるのか」ということを覗える端緒でもあり、お客としての立場からも興味を引きます。

収録内容はこちら(日経BP社)に詳しく掲載されています。

材料や簡単なレシピを出してくれているお店もあるので自分でチャレンジしてみることもできそうです。

うどんと安いバラ肉とネギの切れっぱしだけの材料が芳醇な味となり、〆めの雑炊まで堪能できるという件は、ぜひ試してみたいと思います。
おでん屋さんや天ぷら屋さんといったお店の賄いももちろんですが、インドネシア料理の賄い飯なんてどんなものなんでしょう。

通いつめて、馴染みになって、いつかはお願いしてみたいものですね。

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