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2011 .09 .11

『河北新報 特別縮刷版』3.11東日本大震災1ヵ月の記録

河北新報特別縮刷版 3.11東日本大震災1ヵ月の記録今日は震災から半年ということで、石巻にもマスコミがたくさん来てるみたい。

テレビの影響力はものすごく大きいけど、どうしても一過的になりがち。大事なのは、伝え続けることと、記憶を風化させないことだと思うのです。

河北新報は仙台に本社を構える宮城の地元紙。当然ながら震災発生から継続的な取材に取り組んでいます。壁新聞のこともあって「石巻日日新聞」がよく取り上げられるけど、広域を扱う河北新報の取材力と情報も押さえておきたいところです。

新聞って取材もさることながら、配達を続けていた各地の販売店もすごい。
大変な苦労だったでしょうけどね。実家にも届き続けていました。

高校の頃は石巻で、東京に来てからも奨学生として新聞配達してたからどんだけ大変か分かるけど、さすがにガレキの中を配達した経験はないので頭が下がります。

記者さん達が足で集めた地元の記憶の数々。ずっと手元に置いておきます。

遅ればせながら取りあえず注文しましたよ、ってことで。


内容紹介
被災者とともに歩む東北の新聞、河北新報 一ヵ月の主要紙面を完全収録! 私たちが暮らす美しい沿岸地域を巨大な津波が襲った。さらには、福島第一原発の危機的な事故。 困難に立ち向かう人々とともにあることを意識した取材、報道をこの1冊に集成した。3月11日、東日本を大地震が襲った……マグニチュード9.0の巨大な地震と直後にやってきた大津波、そして電源喪失による東京電力福島第1原発の事故……。本書は、震災に見舞われた東北地方で発行されている「河北新報」の3月11日から4月11日までの朝刊1・2面と社会面を中心に3月11日の号外と震災発生1週間、1ヵ月の特集記事をオールカラーにて収録しております。

6枚の壁新聞 石巻日日新聞・東日本大震災後7日間の記録  角川SSC新書 (角川SSC新書 130)

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内容紹介
2011年3月11日、東日本大震災が起こり、東北地方を大津波 が襲った。宮城県の地域紙・石巻日日新聞社では、輪転機が一部水没。 創刊99年の新聞発行が危機に立たされる中、「電気がなくても、紙とペンはある」と手書きの壁新聞を決意する。 家族・親族の安否もわからない中、記者たちは最前線で取材を繰り広げた。 避難所などに貼り出された壁新聞は、被災者の貴重な情報源となり、人々を励まし続けた。 「伝える使命」とは何か。震災後7日間の記者の姿を追った。

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