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2009 .07 .03

楽天オークションの「在庫確認機能」って

楽天オークションが「在庫確認機能」を導入(INTERNET Watch)
「楽天オークション」で1日、商品落札後に在庫を確認する機能が追加された。利用は無料。出品者は同機能を使うことで、落札後に商品の在庫を確認してから、落札手続きを開始できる。
入札(購入)するひとからすると「?」って感じの新機能がプレスリリースされてる。出品側の利便性を高める観点ということなんだけど、
楽天オークションは、「複数のオークションサイトを横断して同一商品を出品した際に、他サイトでその商品が落札されてしまった場合でも、事前に在庫がない可能性を把握しているので、入落札者が重視する出品者の評価を下げることなく取り引きができる」としている。
…これはマルチサイト出品を幇助する機能ですか?

1個しか在庫がなくてもヤフオクとかビッダーズとか複数サイトに出品して、「ヨソで売れちゃったからゴメンね~」って言うための免責としか思えないんだけど。

ブログの場合だと、転載表記なく同一内容のエントリーを複数サイトにマルチポストするってのはほぼスパム行為と見なされるけど、金銭が絡むオークションでやったら期待して入札したひとは怒るでしょ。当然それ以降はその出品者から買いたいなんて思わないし、マルチサイト出品を助長するような機能を提供してる楽天オークションを使いたいとも思わないでしょう。

ショップが出品している場合「実店舗でも販売してるので売り切れの際はご容赦ください」って但し書きは目にするけど、実際それで買えなかったら気分悪いのでなるべく避けるし。

実際の利用シーンでは、店舗在庫をオークションでも販売するケースはすでにあるので、この機能は明確に複数サイトにまたがる出品幇助に軸を置いてる。

プレスリリースで「インターネットオークションサイトで初めて追加される機能」なんて謳ってるけど、スパムを助長するような機能なんてそりゃ実装しないよね。

なんでわざわざ信頼感損ねるような機能を実装するんだか。

▼参考リンク
楽天オークション、業界初の「在庫確認機能」を導入
-複数サイト横断の同一商品の出品が可能に-(楽天オークションニュースリリース)


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