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2009 .04 .06

「ネットと通信の融合」散る?

楽天は資本の論理を過信か 「ネットと通信の融合」散る(MSN産経ニュース)
楽天がTBS株の売却を決めたことで、三木谷浩史楽天社長が「インターネットと放送の融合」という野望を掲げて3年半にわたって展開した攻防戦は、楽天が完敗した。
「完敗」とか「厚い壁にはね返された」とか「敗北を喫した」とか「楽天を振り切ったTBS」とか、何かステレオタイプな勝者と敗者の構図を作りたいのか? と勘ぐってしまう記事。

MSN産経ニュースも産経新聞が母体の、いわゆる「既存メディア」だからなのか、既存と新興という二元論の上で、楽天に対してそれみたことかとダメ出ししてるような意図を感じでしまう。iPhone に記事提供したりとか斬新なこともやってる新聞社なんだけどねぇ。

もちろん楽天がカネの力を背景に物事を推し進めようとしたのはいいやり方とは思えないけど、上場企業の株式ってのは市場で売買されるために存在しているわけなので、「売りに出てるものを買って何が悪い」という楽天の言い分もその通りだと思う。その買収攻勢に全力で抵抗して、挙句の果て放送法が改正されて「認定放送持ち株会社」なんて殻に閉じこもる始末。

株式を公開してるのに絶対に買われないとでも思ってたんだろうか。思ってたんだろうな。

個人的には楽天がTBSを買収するよりもライブドアがフジテレビを買収出来ていたほうが面白いことが起こるんじゃないかと思っていたけど、それが叶わなかったまでも、テレビ、ラジオ、そして新聞社といった既存メディアの「太平の眠り」を覚ますキッカケになったのは成果だと思う。

別にネットと通信は融合させなくてもいいと思うし、というか誰かが意図しなくてもネットと通信・放送の共存は誰も止められない奔流になってきてるでしょう。ムリに融合とかしなくても。

なので時ここに及んでも、「ネットと通信の融合」散るなんて見出しを書かれてしまうのは残念でならない。

記事は「楽天の真価が改めて問われている」と結ばれているけど、真価が改めて問われているのは正にあなた達(既存メディア)も同じことなんですよ。

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