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2006 .07 .08

郵政公社と楽天、ネット競売商品の匿名配達で提携

郵政公社と楽天、ネット競売商品の匿名配達で提携(NIKKEI NET)
日本郵政公社と楽天は6日、ネットオークション(競売)の商品を匿名で配送するサービスで提携すると正式に発表した。出品者と落札者が匿名で商品をやり取りし、代金は後払いとするシステムを共同で開発。今秋にサービスを始める。
ネットオークションを利用する際、やはり気になるのは相手がどこの誰だか分からないで金銭・物品のやり取りをしなければならない、ってところですね。詐欺めいたトラブルもまだまだあるようですし。でもレアなアイテムや人気のアイテムを(それなりに)安く入手できるというメリットは正直心惹かれますね。

このネットオークションのメリットを活かしつつ、不安が残る「どこかの誰かと」接するリスクを軽減し、より積極的にオークションを使ってもらおう、というのが今回の提携の趣旨なようです。郵政公社も郵便事業の業績がよろしくなく、両者の利害が一致したんですね。民間企業の楽天と郵政公社の共同開発、ってのもスゴイですけど。郵政省時代には考えられなかったでしょうね。

出品者と入札者がそれぞれ事前に住所や名前を登録しておいて、落札となった時に個人を特定できないIDベースの情報を楽天が出品者に伝えて、出品者はゆうパックの送り先としてID情報を書き込む形になるんだそうです。それで郵政公社はIDで送り先を認識して配送する、というフローを想定しているそうです。

郵政公社が新サービスとしてリリースする「あて名変換サービス」に相乗りする形になるようです。それとも水面下でそもそも楽天との提携話があってのことなのかな。

確かに便利そうですけど、
配送料はゆうパックの通常料金に150円の特別料金を加える。簡易局を除く約2万カ所の郵便局で受け付ける。通常の配達日数よりも最大で1日多くかかり、配達日の指定はできないが、配達時間帯は指定できる。
とのことで、追加料金150円はちょっと高いかなぁ。でも女性の方とかは保険と思えば納得できる額なのかなぁ。あと郵便局で受け付ける? ローソンとかコンビニで扱ってくれないんですかね。

ネットショッピングモール最大手の楽天にもオークションサービスがあるわけですが、ネットオークションと言えば最大のシェアを有するのはYahoo! オークション。

それに対し楽天は、ショッピングモールの形態だけにとどまらず、「お買いもの」の幅を広げ取扱高とシェア拡大を狙っていますね。でも 「楽天市場」 トップページの「オークション」タブをクリックして遷移するページって【楽天フリマ】なんですけど。「楽天オークション」もちゃんとあるんだけど、分かりづからいなぁ。。。

ま、できるだけ良いサービスになってもらってヤフオク以外にも使える選択肢になってくれればいいですけど。

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