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2009 .01 .23

楽天が「モバイルIP電話」サービスを検討中

ウィルコムと楽天子会社のフュージョンが「モバイルIP電話」の提供を検討(マイコミジャーナル)
楽天は21日、連結子会社のフュージョン・コミュニケーションズとウィルコムが共同で、「モバイルIP電話サービス」の提供を検討していると発表した。一部報道の「楽天がPHS事業へ参入を検討している」との報道を受けて発表された。
正確には「楽天グループ」として検討中ってことだけど。事業主体がどこかはさておき、「モバイルIP電話」てのがよく分かんない。PHSと違うんですかね。
当社グループの通信事業に関する一部報道について(楽天株式会社)
本件は当社の連結子会社であるフュージョン・コミュニケーションズ(株)が(株)ウィルコムの無線サービスとフュージョンIP電話とを組み合わせた『モバイルIP電話』サービスを提供する方向で検討を進めているものです。
「携帯端末の開発費用等も発生しない」ってことなので、既存のPHS端末を流用するつもりみたい。

10年来のPHSユーザーとしては、PHSの通話品質と(長期利用割り引き含めた)料金の安さが気に入ってるんだけど、利用ユーザー数が少ないから快適ってのもあるでしょう。

楽天がサービスをはじめたら利用料金に応じたポイント付与をしていくんだろうけど、それだけで新規PHSユーザーが増えるかっていったら甚だしく疑問なんだけど、万一ユーザーが増えていっていま少数で快適な環境が混み合うようになったらヤだな。まあないか。

楽天は証券とかカードとか銀行を取り込んで消費者のカネ周りを押さえて、フュージョンの買収で通信インフラ周りも押さえてきてますね(ちなみにうちはマイライン導入時からのフュージョンユーザー)。

リアルマーケットと融合、とかじゃなくて、リアルマーケットを取り込むように拡大していく様は(好き嫌いは別にして)世界を見渡しても確かにユニークなビジネスモデルですね。

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