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2006 .11 .19

楽天、来年にもAPI公開?

三木谷社長が初めて明かす、Web 2.0時代の「楽天経済圏」(CNET Japan)
これまでWeb 2.0企業であると「宣言」するだけだった楽天。それが2007年、APIの公開などで「実現」に向かう見通しであることが、11月16日の決算説明会の席で、初めて明らかになった。その将来像のキーワードを「楽天経済圏」と表現する同社は、本当にWeb 2.0企業になり得るのか――。楽天会長兼社長の三木谷浩史氏が、業績発表会およびその終了後に、CNET Japanの取材に対して語った。
最近表に出てくることが少なかった三木谷社長。単独インタビューは貴重なので興味深く読みました。

読み進めていくとポータルメディア事業のところはインフォシーク社長の吉田さんが出てきてましたが、まあそれはいいでしょう。で、以下の箇所は吉田さんによるコメント。
Web 2.0の切り口は2つあります。Web 2.0のサービスを展開するというのと、Web 2.0を使って既存のビジネスを伸ばすという考え方です。弊社のWeb 2.0化というのは、後者を指しています。
この中でAPIの公開について触れています。
APIを公開することによって、他社のSNSやブログなど個人の力を使って、楽天にお客様を呼び込んでもらうというところを、まずはしっかりやりたい。楽天が一番強いのは、トラフィックをお金に換えるという仕組みを持っていること。言い方は悪いですが、楽天が今までのWeb 2.0企業と違うところは、その"強力な換金装置"を持っているというところなのです。
うん、確かに良い言い方じゃないね。本音だろうけど。

引用し過ぎなんだけどもちょっと。具体的に想定しているビジネスモデルについて。
ポイントサービスと連動したアフィリエイトサービスを持つ楽天がAPIを公開すると、例えば「CNETモール」みたいなものが簡単にできます。そこで買い物をしてもらうことで、楽天としてはトランザクションが発生するし、アフィリエイターの方々には手数料が発生します。ワインからパソコンからと全商品ジャンルを網羅している企業は、楽天のほかにあまり多くありませんよね。うちは一番大きなマーケットプレイスを持っているわけですから、APIを公開していくことによって、一番有利になるんじゃないかなと。
まあこのくらいが要旨かな。なんかこう、違う、ズレてるって感じ。

確かに業績発表を見てもショッピングモール事業はそれなりに伸びてるんだけど、広告収入に依存しているところも大きいだろうし。「APIの公開」と言っても具体的にどんなデータなのかは触れてくれなかった。

楽天市場は便利なんだけど、何といっても「買い物カゴの共通化」が最も重要で一番先に手をつけなきゃいけないところじゃないかな。すなわち決済手段を楽天で一本化して、多くの出店店舗をあたかも一つのお店のようにすること。アマゾンとの最大の違いはむしろそこでしょう。

「無いものは無い」という楽天市場にとって一番不便なのは結局決済はお店ごとで、支払方法もお店によってバラバラなこと。いちいち支払方法を確認がいるので面倒なんですよね。

「モール」というのはひとつの傘の下、入り口は一つで出口はバラバラ。楽天は人を集めてお店まで紹介する機能を提供してるだけ、といえばそうなんでしょうけど。利便性から言うとちょっと古いよね。

逆に決済を楽天で統一して、出店店舗の扱い商品をカタログデータAPIとして(在庫連動まではキビシイだろうけど)公開すれば間違いなくNo.1の座は守れるでしょう。

でも基本的な考え方が「ポイントによる会員制度を使った囲い込み」なので、あまりオープンに行く感じがしない。

まあどんなAPIが出てくるか待ってみましょ。ジャンルランキングだけとかだとガッカリだけど。

とにかくデータさえ手に入ればRakuAPIさんみたいな有志ががんばってくれるかもw

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