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2012 .10 .07

復刊ドットコム、渋谷パルコパート1に出店

復刻マンガ、書店でも ネット会社が渋谷に開店(BOOK.asahi.com)
一度は絶版になりながらファンの後押しで復刻されたマンガを集めた「渋谷サブカル書店」が、東京・渋谷の渋谷パルコパート1にオープンした。ネット上で復刻の要望を募る出版社、復刊ドットコムが初めて開いた「リアル書店」だ。
復刊ドットコムが店舗を構えたの? と思ったら古書店の草古堂さんが運営する「渋谷サブカル書店」の1コーナーという位置づけみたい。
No.163「渋谷サブカル書店OPEN」(復刊ドットコム 社長blog)
「渋谷サブカル書店」は、古書の「草古堂」が運営するサブカル・アートショップです。懐かしい雑誌バックナンバーも取り揃えられています。この中に「復刊ドットコム」リアルショップが出来ました。コミック・アニメの復刊漫画が勢揃いしています。オープニングイベントととして「火の鳥復刻大全集」の複製原画展も開催されています。初めて出現したリアル復刊ワールドを、是非とも確かめに来て下さい。
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2012 .08 .24

赤字が縮小したバーンズ・アンド・ノーブル、その要因は…

米大手書店B&Nの赤字縮小、最大要因は大ヒットの官能小説(CNN.co.jp)
米書店チェーン大手バーンズ・アンド・ノーブル(B&N)が21日発表した5~7月期決算は、4100万ドル(約32億円)の赤字となり、赤字幅が前年同期に比べ28%縮小した。今年発売された官能小説「フィフティー・シェーズ・オブ・グレー」の大ヒットが、業績改善の最大の要因とみられる。
えーっと……

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2012 .08 .23

「パルコブックセンター渋谷店」復活

「パルコブックセンター渋谷店」復活へ-個性的なセレクト店目指す(シブヤ経済新聞)
渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)パート1地下1階の書店「リブロ渋谷店」と洋書店「ロゴス渋谷店」が8月23日、「パルコブックセンター(P-BC)渋谷店」(TEL 03-3477-8736)としてリ・オープンする。経営はリブロ(豊島区)。
なかなかに懐かしい屋号が復活です。
渋谷の店舗は以前から「エッジの効いた品ぞろえ」などで、他店舗に比べ「特異な店」。リ・オープンではさらに、同店独自のコーナーを展開。「渋谷型」のライフスタイルとニューカルチャー書を提案する「shibuya style」&「shibuya select」や、劇場が多い同エリアに対応した「ドラマハウス」、ロゴスの要素を引き継いだ洋書コーナーなど。
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2012 .06 .29

honto、ドコモと大日本印刷から47億円を増資

ドコモと大日本印刷、書店サイト「honto」運営会社に47億円増資(CNET Japan)
書店サイト「honto」の運営会社であるトゥ・ディファクトは6月29日、大日本印刷とNTTドコモの2社を引受先とする第三者割当増資を実施することを発表した。増資額は47億円で、内訳は大日本印刷が28億2000万円、NTTドコモが18億8000万円。増資時期は7月上旬を予定している。
電子書籍端末「kindle」(アマゾン)と「Kobo」(楽天)が間もなく国内発売と見られる中、両社と同様に紙と電子書籍のデュアルコンテンツ(いま勝手に名付けた)プラットフォームを擁するhonto(ホント)が増資を実施するとのこと。

» honto:書店、通販、電子書籍のハイブリッド総合書店

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2012 .05 .20

「honto(ホント)」は紙の本も電子書籍も買えるネット書店です。

今日の午後、外出先でたまたま「honto(ホント)」のTVCMを見かけたんだけど、何を伝えたいCMなのかまったく分からなかったのですよ。唐突にペンギンだし。

何だか分からずにスルーされても残念なので、僭越ながら解説など。

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2012 .05 .18

ビーケーワンを統合し、「honto」リニューアルオープン

リアルと電子のハイブリッドで読書量を増やす──新オンライン書店「honto」の狙い(ITmedia ニュース)
NTTドコモと大日本印刷(DNP)グループが共同展開するオンライン書店「honto」が、リアル書籍と電子書籍をワンストップで買える「ハイブリッド型総合書店」としてリニューアルオープンした。
新装開店から1日経っても若干サイトの表示が重くてちょっと心配だけど。

ビーケーワンを統合し、「honto」リニューアルオープン

» ビーケーワンとhontoがひとつになりました。

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2011 .08 .30

ブックオフオンライン、買い取りを通じて「移動図書館」を支援

ブックオフOL、「移動図書館」で被災地支援(ASCII.jp)
ブックオフオンラインは8月23日、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会の被災地復興活動「いわてを走る移動図書館プロジェクト」を支援すると発表した。

支援内容は、同社が運営するECサイト「ブックオフオンライン」の在庫の一部を無償提供することと、インターネット買取サービス「宅本便」を通じて実施する。
支援のやり方は様々あれど、やはり本業に沿った形がムリなく続けられるのではないのでしょうか。必要なのは継続した支援ですからね。

その点、ブックオフオンラインの取り組みは継続性がありそうです。

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2011 .07 .20

ボーダーズ、精算へ

米書店チェーン2位、清算へ ボーダーズ399店閉店(asahi.com)
今年2月に倒産した米書店チェーン2位のボーダーズが清算の手続きに入る、と発表した。米連邦破産法を活用して復活を目指したが、再建に不可欠なスポンサーが見つからなかった。電子書籍隆盛の陰で、米国にある全399店は今秋までに消えることになる。
ボーダーズに買い手はつかず、か…。ぼくが本屋をしてた頃、まさかボーダーズが倒産する日が来ようとは思ってもみなかった。

borders.com

» BORDERS

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2011 .02 .17

TSUTAYA、店頭「自炊」サービス開始

TSUTAYAで裁断機とスキャナー貸し出し 1冊300円で“自炊”可能に(ITmedia News)
カルチュア・コンビニエンス・クラブはこのほど、「TSUTAYA 横浜みなとみらい店」(神奈川県横浜市)で、書籍の裁断機とスキャナーを店頭で貸し出すサービスを始めた。客が書籍を持ち込み、データ化できる。スキャナー貸し出しは「枚方市駅前店ゲーム館」(大阪府枚方市)に次ぐ2店舗目。
「実験的なサービス」ということだけど、新刊・中古両方を取り扱う大手の取り組みとしては興味深い。

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2011 .02 .13

ボーダーズ、破産法申請へ

米書店2位が破産法申請へ、米報道 電子書籍普及で低迷(asahi.com)
米書店チェーン2位のボーダーズ・グループ(本社・ミシガン州)が来週にも米連邦破産法11条を申請して倒産する見通しになった。複数の米メディアが11日報じた。ネット経由の書籍販売や電子書籍の普及で業績低迷が続いていた。
ボーダーズが破産申請ですって。
米メディアによると、同社は14日か15日に破産法を申請。その後も業務を続けるが、670超ある店舗の約3分の1を閉鎖し、2万人弱の従業員のうち数千人を解雇する見通しという。
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2010 .11 .25

超大型中古複合店「BOOKOFF SUPER BAZAAR 多摩永山」

日本に数軒しかない驚異のブックオフ(デイリーポータルZ)
日本にまだ
数軒しかないと言われている
驚異のブックオフが
多摩にある
とのことだったので、

実際に
行ってきて
しまいました!!
なんと本はもとより、液晶テレビやデジカメ、衣料品にブランド品、チャイルドシートまで取り扱う4階建てのブックオフの突撃レポート。

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2010 .09 .25

TSUTAYAの中古書店、「ecobooks」1号店オープン

TSUTAYA、中古本に参入 5年で200店計画(asahi.com)
CDやDVD、本の販売・レンタル店「TSUTAYA」を展開するCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)は24日、中古本の買い取り・販売に新たに乗り出した。中古本市場での競争激化が予想され、新刊書市場への影響を指摘する声もある。
5月の発表段階では都内の直営店で6月スタートとされていたTSUTAYAの中古書店がいよいよオープン。
横浜市の「TSUTAYA横浜みなとみらい店」内に開店した「ecobooks」(エコブックス)1号店の中古本の品ぞろえは約10万冊。新刊書、レンタル本を含めた約22万冊から、お客は好きな商品を選べる。1カ月間の売り上げ目標は800万円。今年度中に首都圏や大阪府内などに10店舗を開店し、5年以内に全国で200店舗に広げる計画だ。
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2010 .09 .03

渋谷・東急本店に「MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店」オープン

東急本店に「丸善&ジュンク堂書店」-渋谷に大型書店復活(シブヤ経済新聞)
東急百貨店(渋谷区道玄坂2)7階に9月2日、大型書店「MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店」(TEL 書籍=03-5456-2111、ステーショナリー=03-3477-3524)がオープンした。
丸善とジュンク堂、2つの屋号を冠した、1フロア1,100坪の大型店がオープン。

渋谷エリア最大級の書店〈丸善&ジュンク堂書店〉1号店 オープン

» 渋谷エリア最大級の書店〈丸善&ジュンク堂書店〉1号店 オープン(東急百貨店)
渋谷最大級の1100坪のワンフロア。専門書や一般書はもちろん、学習参考書、コミックまで130万冊の品揃え。〈丸善〉と〈ジュンク堂書店〉のコラボレーションによる新しい書店が、渋谷・東急本店 7階にオープンいたします。

夏目漱石や芥川龍之介をはじめ、多くの文豪に愛された140年の歴史を持つ老舗〈丸善〉と、専門書の品揃えに定評のある大型書店〈ジュンク堂書店〉による新しい書店が誕生しました。書籍からこだわりの文具まで充実した品揃えはもちろん、併設のカフェでは神戸の老舗〈萩原珈琲〉の豆を使ったコーヒーと、神戸菓子〈ボックサン〉のスイーツをお楽しみいただけます。
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2010 .07 .25

「丸善&ジュンク堂」、渋谷・東急本店に9月2日オープン

東急本店に「丸善&ジュンク堂書店」今秋オープン-渋谷に大型書店復活へ(シブヤ経済新聞)
ジュンク堂書店(兵庫県神戸市)は9月2日、丸善(品川区)と共同で渋谷最大規模となる大型書店「丸善&ジュンク堂書店 渋谷店」を渋谷・東急百貨店本店(渋谷区道玄坂2)7階にオープンする。7月2日に明らかにした。
DNP傘下の両社とはいえ、丸善とジュンク堂の合体店舗というのは気になる話題。
しかも場所は大型書店の不毛地帯、渋谷。
新店舗は東急百貨店本店7階の全フロアを使い、売り場面積は1,100坪(3,630平方メートル)。専門書から一般書、雑誌、学参、児童書、コミックまで蔵書数は約130万冊を予定するほか、万年筆など高級ステーショナリーを扱う文具スペース(70坪)、喫茶コーナー(30席)も設ける。
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2010 .05 .15

大日本印刷、文教堂を連結子会社化

大日本印刷、書店大手 文教堂を連結子会社化(マイコミジャーナル)
大日本印刷は5月14日、同日開催の取締役会にて文教堂グループホールディングス(以下、文教堂)が実施する第三者割当増資の全株を引き受けることを決議。2010年5月31日付で文教堂を連結子会社化し傘下に収めると発表した。
文教堂まで取り込んだのか…。

小売りチャネルだけでも既にビーケーワン(TRC)、ジュンク堂、丸善を傘下に納め、そしてブックオフと青山ブックセンターへは筆頭株主として大きな影響力を持つDNP。こんな巨大なコングロマリットは過去類を見ないですよね。

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2010 .04 .10

DNPが丸善、ジュンク堂でデジタルサイネージ・サービスを開始

DNP、書店の店頭でデジタルサイネージを活用した販促サービスを開始(japan.internet.com)
大日本印刷株式会社(DNP)は2010年4月9日、グループ会社の丸善株式会社、株式会社ジュンク堂書店が運営する全国の書店10店舗で、デジタルサイネージ(電子看板)を活用した広告・販促サービスを開始した。
アプローチとしては初歩的なディスプレイ広告だけど、店舗ごとのランキング本にビーケーワンの閲覧相関や作家マップを掲載するとか、リアル・ネットをまたいだグループ横断の情報インフラにしていけたら面白いかも。
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2010 .04 .05

あおい書店 渋谷南口店、桜丘町に24時間営業でオープン

渋谷南口に24時間営業「あおい書店」-桜丘町で初の大型書店(シブヤ経済新聞)
JR渋谷駅近くに3月1日、24時間営業の書店「あおい書店 渋谷南口店」(渋谷区桜丘町、TEL 03-6416-9676)がオープンした。桜丘町での大型書店の出店は初めて。
だいぶ旧聞ですが、物量勝負の品揃えでは他の追随を許さない(?)あおい書店が桜丘町にオープンしたとのこと。
昨年11月まで「JTB渋谷支店」が出店していた同所。店舗面積は1階・2階合わせて約150坪。店内は白やシルバーを基調に仕上げた。1階では各種雑誌や文芸書、ビジネス書、新書などを、2階ではコミックや児童書、語学・資格・辞書、芸術書などを扱う。蔵書数は約3万冊。
相変わらず特に個性のない品揃えだけど、だからこそ敷居が低くて気軽に立ち寄れるのが良いところなんだろうなぁ。今思うと。

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2010 .03 .13

ブックオフオンライン、4月上旬よりサービス拡充

ブックオフがネット通販強化 検索・メール機能を拡充(MSN産経ニュース)
中古本販売大手のブックオフコーポレーションはインターネットの通販事業を強化する。4月上旬から子会社の運営サイトの商品検索やメール通知の機能を、利用者の意見を基に拡充するとともに、在庫用の倉庫スペースも増床する。中古本を家庭で購入できる手軽さから、同社のネット通販の売り上げは、最も売上高の高い店舗を上回る。利便性向上により新規会員の開拓とともに既存会員の利用頻度を高め、売り上げ拡大につなげる。
拡充内容は以下3点とのこと。
  • 通常商品の検索とオトナ買い検索の統合
  • 希望価格に値下がりすると送信される価格指定型「値下げお知らせメール」
  • 在庫スペースの増床(6,600平米から2割増)
「値下げお知らせメール」は処理が大変そう。。。

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2010 .03 .08

「売れると思ったのに売れぬ本」フェア

「売れると思ったのに売れぬ本」フェア 作者は衝撃?(asahi.com)
福岡・天神のジュンク堂書店で、店員が「売れると思ったのに、なぜ売れぬ」と思った本を100点集めた、意外に売れない本フェアが開かれている。
「なぜ売れぬ」ってのもすごい恨み節だなw そんな企画ごろごろありそうだけどニュースになるのはジュンク堂故かな。
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2010 .01 .25

松岡正剛「松丸本舗」と「瀬名秀明書店」

顔見える本屋、売り上げ2倍 東京・丸善本店の「松丸本舗」(ITmedia News)
今年は国際読書年。出版不況が長引く中、今までの書店とは全く違う「顔が見える本屋」で、本が売れている。東京・丸の内の丸善本店内4階の一角を占める「松丸本舗」。丸善が昨年10月、創業140周年を記念し、編集工学研究所所長の松岡正剛さんにプロデュースを依頼。段違いの本棚に横積みの本が混じり、新刊と古書と漫画が隣り合う、松岡さんの存在感と遊び心があふれる本棚だ。同本舗の客単価は通常の書店の倍額、3千円を超えるという。
ここでも二度取り上げた丸善の「松丸本舗」。やはり好評のようです。

» 松丸本舗

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2009 .12 .26

ブックオフ、「Tポイント」サービスを終了

ブックオフ、Tポイントから脱退 10年9月末までに(NIKKEI NET)
中古書籍販売大手のブックオフコーポレーションは25日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のポイントサービス「Tポイント」を2010年9月末までに終了すると発表した。07年10月から実施していたが、当初想定ほどの売り上げ増に貢献しないことなどから脱退を決めた。
加盟店舗数では最大規模のポイントサービスといえども相性があるもんなんですね。
ブックオフのTポイント関連の負担費用は年7億~8億円。Tポイントよりも中古書籍の安さや豊富さを利用動機にあげる顧客が多く、新規利用者の開拓につながらなかったとしている。
ブックオスの価格競争力は他の追随を許さないレベルですからねぇ。それだけ圧倒的な安さがウリなわけなのでポイントが効かないのも道理ですね。

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2009 .12 .20

セブンネットショッピング、情報漏洩リスクが明るみに

セブンネットショッピング、「デモ用ソースコード」が流出、XSS脆弱性も 「個人情報流出はない」(ITmedia News)
セブン&アイグループが12月8日にオープンしたECサイト「セブンネットショッピング」のソースコードが流出したとネットで騒ぎになっている。同サイトの広報担当者によると、流出したのは「検証で使っていたデモ用コードで、本番用のものではない」。個人情報流出の可能性もないとしている。
うーん、、、百歩譲って「本番用」ではなかったにしても、テストコードとかダミーデータであっても本番環境には置かないよねぇ。
届け先などが書かれた注文履歴ページにアクセスする際に認証が求められず、URLさえ分かれば第三者も閲覧できるという問題も指摘されていた。同社は15日までに、認証なしではアクセスできないよう修正したという。
修正したってことは、そうした事実があったということだよね。なんだかなぁ。

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2009 .12 .08

「セブンネットショッピング」オープン

セブン&アイ、ネット通販事業に本格参入(BB Watch)
セブン&アイ・ホールディングスは7日、今後成長が期待されるネット通販事業に本格参入すると発表した。これを受けて、7日付けで同社傘下の事業会社「セブンアンドワイ株式会社」を「株式会社セブンネットショッピング」に社名変更して、8日午前0時(7日深夜24時)から通販サイト「セブンネットショッピング」を開設する。
商品画像が他社に比べて大きいのは見やすくていいですね。でも本の商品詳細ページの表示が遅い…。「この商品を買った人はこちらも買っています」ってあたりのレコメンドが重いくさい。大丈夫か?

家族みんなのセブンネットショッピング!

» セブンネットショッピング
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2009 .10 .27

「松丸本舗」オープン

書店の中に個性派書店 目利きが選んだ本ずらり(asahi.com)
丸善が23日、東京駅前にある丸の内本店4階の一角にオープンさせたのは「松丸本舗(ほんぽ)」と銘打たれた“書店内書店”。2千冊以上の本の魅力を伝える書評サイト「千夜千冊」の執筆者、松岡正剛氏がプロデュースした。街の小書店ならすっぽり入るぐらいの約215平方メートルに、松岡氏が選んだ約5万冊が並ぶ。
松丸本舗

» 10月23日 松丸本舗 丸の内本店4階にオープン!(丸善)

すばらしい。単に書籍のセレクトに留まらず什器やレイアウトにも拘ったわけですね。

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2009 .10 .16

丸善、著名人の本棚を再現した「松丸本舗」を開設

丸善、著名人の本棚再現 作家や歌舞伎役者など、丸の内本店で(NIKKEI NET)
丸善は23日、東京・丸の内の本店に著名人の本棚を再現した売り場を開設する。創業140周年を記念し、書店の未来像を探る「実験店舗」(小城武彦社長)として展開。攻勢を強めるアマゾン・ドット・コムなどオンライン書店に対抗し、独創的な売り場づくりで新たな顧客層の開拓を目指す。
丸善てばアマゾンと業務提携してたのに。

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2009 .09 .18

セブンアンドワイ、「セブンネットショッピング」へ社名変更

セブン&アイ、通販サイトを「セブンネットショッピング」に統合(INTERNET Watch)
セブン&アイ・ホールディングスは傘下のネット通販サイトを統合し、11月から新たに「セブンネットショッピング」の名称でサービスを提供すると発表した。これを記念して現在営業中の書籍・DVD通販サイト「セブンアンドワイ」では、雑誌定期購読以外すべての商品が購入金額にかかわらず送料無料となるキャンペーンをサービス統合時まで実施する。
アマゾン(和書・雑誌)と楽天ブックス(全品)が送料無料キャンペーンでしのぎを削ってる中、「(現)セブンアンドワイ」も参入ですか。

セブンアンドワイ - 宅配送料無料キャンペーン

» セブンアンドワイ - 宅配送料無料キャンペーン

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2009 .09 .02

「セブンアンドワイ」、総合型の品揃えに

セブン&アイ、ネット通販事業統合 全国店舗で商品受け渡し(NIKKEI NET)
セブン&アイ・ホールディングスは傘下のセブン―イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂などが個別に手がけるインターネット通販事業を年内に統合する。
ということでグループ企業のセブンアンドワイが総合型ECとして大幅に品揃えが拡充されるとのこと。
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2009 .05 .14

junkudo_ike_pcはTwitterをつかっています!

ジュンク堂書店池袋本店、Twitterでコンピュータ書の最新情報をつぶやき開始(ネタフル)
ジュンク堂書店池袋本店が、Twitterで6階のコンピュータ書の最新情報をつぶやき始めていました。
このブログではあまり他のブログをソースにしないんだけど、これは興味深い。

» ジュンク堂書店池袋本店/PC書 (junkudo_ike_pc) on Twitter

新刊タイトルと入荷数を淡々とつぶやいてますね。池袋店のコンピュータ書だけってことなので、ジュンク堂公式といえば公式なんでしょうけど、まだ担当者の実験的な試みという感じでしょうか。

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2009 .04 .22

ジュンク堂の子会社として「アウルHON急便」がオープン

ジュンク堂書店が新ネット書店オープン、在庫は24時間以内に発送(INTERNET Watch)
ジュンク堂書店は20日、インターネット事業部門を分離独立して子会社「株式会社HON」を設立し、新たなネット書店「アウルHON急便」をオープンした。
「アウルHON急便」は一般小売りとしてのネット販売チャネルとなり、従来の「JUNKUDO BOOKWEB」は法人営業(外商)に特化するとのこと。

アウル HON急便

» アウル HON急便

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2009 .03 .29

ネット書店各社の「1,500円以上 送料無料」

同僚と話してたら意外と知られてなかったのでメモしてみる。

ネット書店は各社(アマゾン、ビーケーワン、セブンアンドワイ、楽天ブックス)横並びで「1,500円以上の注文で送料無料」を謳ってるけど、実のところ
楽天ブックスだけ、税抜き1,500円以上の場合に送料無料
なのよね(2009年5月31日23:59の注文までは送料無料キャンペーン中)。

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2009 .02 .21

アマゾンは公共的な責任を負えるんだろうか

アマゾン、消された書評 著者・水村さん「公正さ疑う」(asahi.com)
インターネット上の書店「アマゾン」の利用者が商品について投稿する批評欄「カスタマーレビュー」に、いったん掲載された好意的なレビューが削除されたとして、話題作「日本語が亡(ほろ)びるとき」の著者で作家の水村美苗さんが、「削除理由について納得のいく説明がなく、公正さが疑われる」と批判している。ネット上の批評をめぐる議論に一石を投じる発言だ。
「ネット上の批評をめぐる議論に一石」かぁ。レビューとか書評とか掲載してるといろんなステークホルダーから横槍が入ること、あるんですよね。まあこの件にどういう経緯があったかは分からないし、アマゾンを擁護するわけじゃないですけど。

著者の気持ちは分からなくはないんだけど、「公共的な責任を果たしているとはいえない」ってのは言いすぎじゃないかな。アマゾンも私企業でしかないわけなので。

2009 .02 .17

ブックオフオンライン、初の単月黒字を達成

「ブックオフオンライン」会員が45万人に、1月は単月黒字化(INTERNET Watch)
ブックオフコーポレーションは10日、同社子会社のブックオフオンラインが運営するECサイト「ブックオフオンライン」が初めて単月黒字を計上したと発表した。2009年1月の月間売上高は1億7800万円で前年同月比で7200万円(68%)増加、営業利益は約400万円で同じく4600万円増加した。
ブックオフオンライン

1億7,800万円の月商で単純計算してみると日商約570万円。決して大きな規模じゃないけど、新規事業は3年でクロを出せれば合格点ともいわれる中、2年を待たずに(単月とはいえ)黒字に転換できたのはすばらしい。

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2008 .12 .23

Yahoo!ブックスがリニューアル

Yahoo!ブックスが大幅リニューアル、全ジャンル立ち読み可能に(マイコミジャーナル)
Yahoo! JAPANは17日、書籍情報総合サイト「Yahoo!ブックス」をリニューアルした。オンライン上での書籍選び、購入の利便性をより高めることを目的に、無料立ち読みのボリューム拡大や、レビュー投稿への対応を行った。
Yahoo!ブックスYahoo!ブックスがレビュー投稿できたり書籍や雑誌の中身が見られるようにリニューアルしたとのこと。てことは運営母体のセブンアンドワイがリニューアルしたってことですよね。

レビュー投稿や内容の一部閲覧は機能としてはもはや目新しくはないけど、セブンアンドワイにとっては数年ぶりのサービス追加になるんじゃないですかね。

しかし書籍の内容閲覧がPDFファイルってのはなぁ…。たしかにPDFは一番導入しやすいけどちょっと見づらいんですよね。

夢をかなえるゾウ - 水野敬也/〔著〕 - Yahoo!ブックス
セブンアンドワイ - 本 - 夢をかなえるゾウ

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2008 .11 .06

ブックオフが青山ブックセンターの親会社に

青山ブックセンター、ブックオフ傘下に(マイコミジャーナル)
ブックオフコーポレーションは4日、青山ブックセンター5店舗を含む新刊書店12店舗の運営事業を洋販ブックサービスより譲り受けることを取締役会において決議した。譲受価格は2億5,000万円。
中古本と新刊本(場合によっては洋書も扱える?)を取り揃えるブックオフ。過去に例を見ない「本屋」になりますね。
同決議を受け、青山ブックセンターおよび流水書房は、ブックオフコーポレーションが新たに設立する「青山ブックセンター株式会社」として11月30日から営業を開始することになる。
新会社の名称が「青山ブックセンター株式会社」でブックオフのブの字もないのはうまい。しかしABC(と流水書房)が2億5千万円で買えるのか。安いもんだな。。。

9月にはじめて新刊書店を買収したときは「新刊書の取扱いを拡大する考えはない」なんて言ってたけど方向性を変えたんでしょうかね。
ブックオフ、新刊書店運営会社を買収へ(新文化)
ヤオコー子会社で「TSUTAYA」22店舗などを運営する(株)ワイシーシー(本社=埼玉・川越)の全株式を9月30日付で取得、100%出資の子会社とする。同社初のM&A。ワイシーシーの平成20年3月期売上高は88億8600万円、このうち新刊書籍の売上高は33億8200万円。
直轄のネット販売チャネル、ブックオフオンラインで新刊本と中古本の両方を販売できるのも強み。てかすでにブックオフオンラインでは新刊本をがっつり売ってますよね。

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2008 .11 .05

TSUTAYA DISCAS、コミックの宅配レンタル開始

TSUTAYA DISCAS、宅配コミックレンタルサービスを開始(BB Watch)
ツタヤオンラインが運営するオンライン宅配レンタル・配信サービス「TSUTAYA DISCAS」は、コミックレンタルサービス「TSUTAYA 宅配コミックレンタル」を11月4日に開始する。料金は1冊あたり144円から。
注文単位は10~30冊のセットとのこと。ピッキング(荷合せ)コストを考慮してるからなんだろうけど、あらかじめ用意されてるシリーズもののセットしか選べないのは微妙かなぁ。もちろん「長編を見たいんだー」ってニーズには合致するんだけど。でも1巻から3巻くらいまで試し読みとか、歯抜けになってた途中の巻なんかを借りたいってニーズの方が多いと思うけどなぁ。

あと返却は西濃運輸に電話で集荷依頼をするのだそう。家にいなくちゃいけないからこれもちょっと不便。まあコミック10冊とかを返送する方法ってのも難しいんですけどね。

プレスリリースによると初期に用意されているラインナップは以下。
「ROOKIES」「クローズ」「花より男子」「20世紀少年+21世紀少年」「花の慶次」「ONE PIECE」「新世紀エヴァンゲリオン」「ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編」「キン肉マン」「ベルセルク」「エンジェル・ハート」「蒼天の拳」「うる星やつら」「医龍」「海猿」「砂時計」「MAJOR」「MONSTER」「RAINBOW 二舎六房の七人」「キャプテン」「SIDOOH-士道-」「嬢王」「STEEL BALL RUN」「ZETMAN」「DEATH NOTE」「NANA-ナナ-」「NARUTO-ナルト-」「ハチミツとクローバー」「北斗の拳」「GANTZ」「SLAM DUNK」「DRAGON BALL」「範馬刃牙」「WORST」「おおきく振りかぶって」「新宿スワン」「のだめカンタービレ」「バガボンド」「彼岸島」「BECK」「純情ロマンチカ」「鋼の錬金術師」
以降、順次追加予定
まあ当然ベストセラーが多いですね。「うる星やつら」を揃えてるのか。すごいな・・・。

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2008 .10 .27

ブックファースト新宿店、11月6日オープン

「ブックファースト新宿店」オープン日決まる-東京マガジンセンターも復活(新宿経済新聞)
かねてより建設が進められていた「モード学園コクーンタワー」に出店する「ブックファースト新宿店」(新宿区西新宿1)のオープン日が11月6日に決定した。
おお。あのビルに出店するんですね。

新校舎について | 学校法人・専門学校 東京モード学園

渋谷店の名物だった「東京マガジンセンター」が復活するのというのは嬉しい限り。バックナンバーも多く取り揃えた「東京マガジンセンター」は資料性も高く、何より圧巻でしたからねぇ。
店内は、7つの書店ゾーン(A~Gゾーン)に分かれ、テーマに沿った品ぞろえを展開する。地下1階Aゾーンの雑誌コーナーでは、昨年10月に閉店した渋谷店の名物コーナー「TOKYO Magazine Center」を復活させ、資料価値の高いバックナンバーなど約5,000種類の雑誌を取りそろえる。
立地を考慮してかカフェも併設するようで時間を忘れて楽しめそうな予感。
Topics | ブックファーストより
「ブックファースト新宿店」店舗概要
  • 店舗名称:「ブックファースト新宿店」
  • 所在地 :東京都新宿区西新宿1-7-3 モード学園コクーンタワー B2F・B1F・1F
  • 店舗面積:約1,090坪(約3,600㎡)
  • 開店日 :2008年11月6日
  • 営業時間:10AM-10PM(BLUE SQUARE CAFEのみ平日8AM-10PM/土日祝10AM-10PM)
  • 休業日 :不定休
新宿駅西口にはめぼしい本屋さんがないし、何より新宿なら行きやすい。

しばし時間を忘れて楽しめる場所ができそうです。

2008 .10 .07

15冊で777円。ブックオフオンラインの「タメシ買い」

ブックオフ、コミック5作品の冒頭3巻セット「タメシ買い」(BB Watch)
ブックオフオンラインは6日、5タイトル各3巻までの中古コミックをセットにして販売する新サービス「タメシ買い」を開始した。価格は777円。
「タメシ買い」とは、少年マンガと青年マンガジャンルの中から(購入者が指定できない)任意のマンガ5タイトルの1~3巻、合計15冊が777円で買えるオリジナルセットとのこと。

ブックオフオンラインの「タメシ買い」

えっと・・・。買えないんですけど。注文殺到したのかな。

商品価格を低価格に抑えて「今まで読んだことのないコミックとの出会いを提供したい」という演出にもってくのはうまいなーと思う反面、1,500円以上の注文で送料無料(1,500円以下は送料350円)になるので「タメシ買い」だと2セット注文しないと送料無料にならないんだよね。

2セット。てことは30冊。そんなにまとめて買ってもなー、ってのはあるかな。中身分かんないし。

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2008 .10 .02

あおい書店が帳合をトーハンに変更

あおい書店、11月1日めどに40店をトーハン帳合へ(新文化)今週明け、出版社などに対し、あおい書店の日販帳合店40店が11月1日からトーハンに帳合変更する旨を通知。
ふつーの人にはまったく関係ない話題なんだけど、世話になった会社でもあるので。

しかし、書店チェーンが店舗すべてで帳合(取り引きする取次ぎ会社)を変更するってのは大事(おおごと)。日販べったりでやってきたのずっと見てたのでちょっと驚きましたね。
帳合変更で約100億円の売上げがトーハンに移行する。
お店ひとつひとつは小さいけどまとまると無視できない額だものねぇ。

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2008 .07 .25

ハリー・ポッター最終巻イベントはアマゾンに軍配?

4億5,000万円のハリポタ著者自作本展示(新宿経済新聞)
アマゾンジャパン(渋谷区)はハリー・ポッター最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」の発売を記念して、伊勢丹新宿店(新宿区新宿3、TEL 03-3352-1111)7階中央エスカレーター脇特設会場で7月23日より、同シリーズの著者による手作り本「吟遊詩人ビードルの物語(The Tales of Beedle the Bard)」の公開展示を行う。
『吟遊詩人ビードルの物語』『ハリー・ポッターと死の秘宝』が23日発売され町の本屋さんやネット書店でも様々なイベントを開催しています。その中でも話題性ではアマゾンと伊勢丹が共催するJ.K.ローリング自作の『吟遊詩人ビードルの物語』展示が一番ではないですかね。

伊勢丹新宿店(7月23日~7月27日)と京都伊勢丹(2008年7月30日~8月3日)の2店にて10時~20時の営業時間中に展示されるとのことです。
『吟遊詩人ビードルの物語(The Tales of Beedle the Bard)』公開展示のお知らせ(Amazon.co.jp)
Amazon.co.jpでは、2008年7月23日(水)より7月27日(日)までの期間中、株式会社伊勢丹(以下伊勢丹)の協力により、伊勢丹新宿店において、『吟遊詩人ビードルの物語(The Tales of Beedle the Bard)』の公開展示を行います。
約4億5,000万円という価値もさることながら世界に7冊しか存在しないという貴重な実物を見られるのは今回だけかも知れないですね。

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2008 .07 .23

Fujisanでデジタル雑誌が1冊から購入可能に

Fujisanのデジタル雑誌ストアが刷新、1冊からの購入も可能に(INTERNET Watch)
雑誌専門のオンライン書店「Fujisan.co.jp」を運営する富士山マガジンサービスは15日、デジタル雑誌を販売するサイト「デジタル雑誌ストア」をリニューアルした。デジタル雑誌を1冊から購入できるようになったほか、任意のキーワードで複数のデジタル雑誌の中身を検索する機能などが新たに追加された。
雑誌専門のオンライン書店 Fujisan.co.jp雑誌専門のオンライン書店、Fujisan.co.jp──と言っても基本は定期購読を主にしたサービスなわけだけど。でもここのところはデジタル雑誌にも力を入れてますね。

出版社との権利関係の交渉は簡単じゃないだろうけど配送コストがかからないデジタル雑誌は売れば売るほど収益になる商品。そりゃ力も入りますね。

Fujisan.co.jpはつくづくビジネスモデルありきでサービス展開をしてる。うまいなぁ。でも「Fujisan.co.jp」がドメイン名だし社名だし屋号ってのはいつになっても慣れない。

amazon.co.jpを日本に参入させた西野さんが立ち上げた会社なのでアフィリエイトとかレビュー、ギフト券、1商品1固定URLのSEOとかアマゾンのノウハウが存分に活かされてるんだけど、やっぱりドメイン名がそのままだと呼びづらい。

便利なんだけどあまり積極的に使おうって気にならないのはそういう、感情に訴えるブランド面が希薄だからなのかな。

もともと法人ユースの定期購読を見込んでビジネスを立ち上げてるからリテール向きなところはあまり気にしてないかもしれないけど。

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2008 .05 .15

山岡と海原雄山が和解とのこと

士郎と海原雄山、ついに和解 「美味しんぼ」25年で(asahi.com)
12日発売の同誌で、父子は静かに向かい合ってワイングラスを傾け、長年の確執をといた。
この話題がasahi.comの記事になるのか。。。

連載完結と勘違いして、それならと何年かぶりに見たけど絵柄がずいぶん変わってて驚いた。まあ「美味しんぼ」を雑誌で見てたのもまだ山岡と栗田さんが独身の頃だったしね。

まとめに入ってたからだろうけど話しの展開が慌しいし、絵(特に人物の表情)に力が感じられなくて、「親子の確執、ついに和解」とかって感じに見えなかったなぁ。意図的に淡々と描いたのかも知れないけど。

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2008 .05 .02

三省堂書店の公式ブログと「新書ガールズ」

[N] 三省堂書店公式ブログ「新書ガールズ」
三省堂書店が「新書ガールズ」という公式ブログをスタートさせています。
三省堂書店公式ブログネタフルさんで知りましたけど三省堂書店が公式ブログをはじめてたんですね。全然知らなかった。しかもMovable Type。

三省堂書店はインターネット以前からFAXや電話で本の注文ができるサービスをやってたり、ネット通販にもかなり早い時期から参入していたりと何気にアルファな本屋さん(←意味不明)なんだけど、ことブログとなるとなかなか難しいものがあるのでは、と思ってしまいます。

何より難しいのが更新頻度と継続性(それとスパムコメント&トラックバックとの戦い)ですよね。
見たところ各店のイベント情報なんかをメインコンテンツにしてるようなので情報発信という意味では妥当でしょうけど、各店の担当者によるオススメ本やよもやま話的なエントリーもあるのでユーザーアカウントはけっこうな数になってるのではないかと。

現場の仕事で忙しい中、ブログのエントリーを書いてくれるようにコンセンサスを取るのがとても難しいんですよね。企業ブログって。で、だんだん更新頻度も尻すぼみになっていくってのが残念ながらよく見られるパターンですね。

やる気がある担当者だと頻繁に更新するんですけど異動があったりするととたんに更新が滞ってしまうのもよくあります。ブログを書く「仕事」ってすごく属人的なんですよね。

あ、でも決してネガティブに見てるわけじゃないです。むしろ応援してます。
企業にしても個人にしても本の話題はブログコンテンツにとてもマッチしてると思うし、本屋さんの「なかのひと」って外から見るとすごく関心を持たれてるんですよね。

なのでまずは続けることとある程度のPVを目標にしてがんばっていただければと思います。

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2008 .03 .25

ブックオフ、政府系銀行が筆頭株主に

ブックオフ、政投銀などが大株主に 経営再建を加速(asahi.com)
古本販売大手のブックオフコーポレーション(神奈川県相模原市)は24日、日本政策投資銀行などが出資する事業組合と日興コーディアル系のファンドが28日をめどに、同社の筆頭株主になると発表した。
政府系とはいっても投資銀行とファンドなので純粋に投資目的なのかな。意外な組み合わせって気もするけど。

新刊書店のそれと違ってブックオフのような中古本の業態はめちゃめちゃ利益率がいいので投資対象として価値があるってことなのかな。ただ創業者の名物社長、坂本孝氏の収賄めいた問題や売り上げの水増しがあったので若干、会社としてのイメージは黒いんだけど。

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2007 .10 .23

楽天ブックス(株)、解散

楽天、楽天ブックスを吸収合併(MoneyZine)
楽天は、10月20日の取締役会において、2007年12月1日に、子会社の楽天ブックスと合併することを決議した。
最新のIRリリースとして『当社完全子会社の吸収合併に関するお知らせ』(PDF 18KB)に掲載されている内容を見ると楽天ブックス、赤字ですね。えっとぼくの数字の見方がおかしいのかな。平成18年12月時点で1億円以上の赤字(経常損失)なんですけど。。。

そりゃDVD26%OFFなんて続けれたら赤字にもなるのかな。

事業会社としての楽天ブックスの赤字を楽天本体が補填するようなオトナの事情があったんでしょうか。10月20日の取締役会って土曜日ですよ。

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2007 .09 .25

ブックオフオンラインの新刊供給は太洋社から

「ブックオフオンライン」新刊仕入れは太洋社から(文化通信:2007年09月10日)
太洋社―ネット通販拡大が目的。ブックオフオンライン―業界ルールに則り販売。
リンクはGoogleキャッシュです。書きそびれてたのでメモがわりのエントリー。

同じく文化通信の9月18日号によると太洋社は3期連続の赤字決算だそう。

出版業界では新品・中古併売はタブーとされることが多いけど太洋社は販路拡大ということで踏み込まざるを得ない状況にあったのかな。でもコミックが得意な取次ぎだからブックオフオンラインの商品構成と相性がいいとも言えるかも。

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2007 .09 .05

Amazonは「ポイント3倍」、bk1は「100万ポイント山分け」

昨日(9/4)、アマゾン(アソシエイト)とビーケーワン、それと楽天ブックスからタイミングを合わせたかのように販促メールが届いた。

↓アマゾン
和書ストア Amazonポイント最大3倍還元キャンペーン 本日開始!
Amazon.co.jp 和書ストアでは、2007年10月3日(水)まで、Amazonポイント最大3倍還元キャンペーンを実施中!

和書ストア Amazonポイント最大3%(3倍)還元キャンペーン
↓ビーケーワン

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃2┃100万ポイント山分けキャンペーン開催中!
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

期間:9月3日(月) ~ 9月18日(金)正午まで
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
★応募された方全員に《1,000,000ポイントを山分け》して
プレゼントします。

★今回進呈するbk1ポイントの有効期限は2007年9月30日(日)です。
2007年9月20日頃に進呈いたします。進呈完了時にメールにてご連絡
差し上げます。

★ご応募はお一人様一回のみ有効となります。

100万ポイント山分けキャンペーン!
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2007 .08 .02

新品も取り扱う「ブックオフオンライン」オープン

ブックオフが中古販売サイト 「オトナ買い機能」も(ITmedia News)
ブックオフコーポレーション子会社のブックオフオンラインは8月1日、ECサイト「ブックオフオンライン」を開設した。「国内最大規模の中古販売サイト」としており、中古の書籍、CD、ゲームを扱うほか新品も販売する。
ブックオフオンライン新品も買えるブックオフ。ちょっといいかも。

ニュースリリースでも売りにしている、巻数の多いコミックなどを新刊・中古合わせて最安値で一括購入できる「オトナ買い機能」はビーケーワンやセブンアンドワイでもよくある「複数商品一括買い物カゴ投入」と基本的に同じものだけど、さすがに同一店舗で中古・新品を扱ってるだけに新品・中古を組み合わせて、「最安値で」一括購入ってところがステキ。シリーズもの全巻フラグでも持ってるんだろうか。
オンライン販売専用に確保した20万タイトル・50万点の中古書籍、コミック、雑誌、CD、DVD、ゲームを販売するほか、ブックオフグループとして初めて新品も扱い、DVDやゲームなどの一部の商品は予約販売も行う。
取り扱い商材はあ郊外店型の本屋のそれだけど中古併売はなかなかないので便利でしょうね。

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2007 .07 .02

丸善がECから撤退、アマゾンと業務提携へ

丸善、アマゾンと業務提携--通販から撤退し情報発信による手数料モデルに切り替え(CNET Japan)
丸善は6月26日、大手ECサイト運営のアマゾンジャパンと業務提携すると発表した。事実上、丸善はネット通販事業から撤退し、アマゾンジャパン運営サイトへの送客によるマージン収入にビジネスモデルを切り替える。
バーバリーなんかの舶来ブランドをいち早く日本にもちこんだ丸善も黒船・アマゾンの庇護に入りますか。。。
洋書や理工書といえば丸善というくらいハイエンドなブランド。国産の本屋としては老舗だし、学術書を活かした出版事業も行ってる(『理科年表』が有名ですね)、いわゆる“大手書店”。でもECでは立ち遅れていた感が強い。

というか丸善は大学を中心とした外商(≒法人営業)が強くて店舗は外商の補完、という感じがしなくはなかった。

オアゾに出店していわゆる「コンシューマ」向け店舗にも向うのかと思ったけど、なんていうかやっぱり「ふつうの人」には敷居が高い。ていうかあまり個人客を向いてないなあって感じがする。オアゾも丸の内も。お店の人が忙しいだけかもしれないけど。

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2007 .06 .06

セブンアンドワイ「雑誌ストア」リニューアル、雑誌1冊でも送料無料

セブンアンドワイが雑誌を1冊から購入できるサービスを開始、セブンイレブン店舗と補完連携(通販旬報)
2004年3月に雑誌の定期購読サービスを開始し、すでに扱い雑誌は約1,200誌で展開している。今回、1冊から購入できるサービスを加えることで、扱い雑誌数は定期購読1,200誌、1冊購入誌2,500誌と国内最大級の扱い点数に拡大した。
セブンアンドワイ 雑誌ストアリニューアルこれまで雑誌は定期購読のみ取り扱っていたセブンアンドワイが1冊でも購入できる「単号扱い」を開始しました。

従来同様にセブンイレブン店舗での受け取りなら送料無料とのことなので週刊誌1冊とかでも気軽に買えるのではないでしょうか。

セブンアンドワイは運営母体に業界No.1の出版取次ぎ大手、トーハンがいるからこそ雑誌1冊の取り扱いもできるんだと思いますが、それにしても雑誌単品の在庫管理なんか考えたくもないですな。。。

書籍と違って雑誌は1冊1冊を識別する商品コードが体系だってないのでとかくデータベースに商品データを保持する管理に向かないんですよね。

街の本屋で当然に扱っている雑誌をネット書店がそうそう扱っていないのは低単価ってこともあるけど商品管理ができないから、ってのが実は最大の問題だったりします。

それからすると、単品販売をはじめたリニューアルと言っても中の仕組みとしては新規にシステム設計するくらいの規模だったハズ。

どうもお疲れさまです>中の人。

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2007 .05 .22

Kinocast、『「伝説の社員」になれ!』土井英司インタビュー

この前のアマゾン、書籍や音楽を紹介するポッドキャスティングを開始というエントリーの中でふれた紀伊国屋書店のKinocast(キニオキャスト)、久しぶりにWebサイトを見に行ったら先ごろ『「伝説の社員」になれ! 成功する5%になる秘密とセオリー』を上梓された土井さんの動画インタビューが掲載されてました。

土井英司さんインタビュー

読了済みだけど思うこともいろいろあったのでレビューはまた後日。
予約特典の「最強の自分マーケティングCD」ありがとうございましたー。


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2007 .03 .01

DMM.comに本・コミックのフロアがオープン

通販に本・コミックのフロアがオープン!
小説、実用書、コミック、文庫本など、40万点以上のタイトルを揃えた書籍通販のフロアがオープンしました!送料無料キャンペーン中!
DMM.com 本・コミック通販DVDやCDのレンタルで有名なDMM.comに突然「本・コミック」カテゴリが登場していました。しかも送料無料キャンペーン中とのことです。

本の場合、在庫やカタログとなる書誌データを持っていない限りどこかと提携するしかないと思うんですけど、膨大な書誌データをオリジナルで持ってるところなんて2社くらいしかなくて、あとDMMは全然業界が違うので実在庫を持つようなノウハウなんてないだろうにと思ってサイトを眺めてみました。

代引き手数料が680円(ある意味法外…)とか、そもそも本の購入には代引きが使えなかったりとか、そもそも本は他の商品と一緒に買えなかったりとか妙に使いづらいんですけど。

商品ページのURLがSEOもへったくれもない書式だったり、DMMなのにジャンルはやたらとシックだったり、そのくせコミックの新刊情報はやたらと詳しかったり妙なバランスだなぁと思って「どこがバックヤードだ!」と探したら…

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2006 .12 .06

livedoor ブックス、雑誌販売を開始

「livedoor ブックス」、「Fujisan.co.jp」と提携して雑誌販売を開始(通販旬報ニュース)
ライブドア(平松庚三社長)は、書籍・コミックの販売サイト「livedoor ブックス」において、富士山マガジンサービスが運営する雑誌のオンライン書店最大手の「Fujisan.co.jp」(西野伸一郎・相内遍理社長)と提携し、定期購読などを中心とした雑誌のオンライン販売を開始した。
やるなぁ。livedoor ブックスが、というよりもFujisan.co.jpが。雑誌専門のネット販売って誰もが成功するのか? と疑問だったのはいまや昔で。既に事業は単体で黒字だそうで、ビーケーワンをはじめとして事業パートナーを次々と広げていってる。ビジネスの目の付け所と行動力がすごいですよ。
さすがアマゾンを日本に引き込んだ西野さん。

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2006 .11 .09

タワーレコード、「@TOWER.JP」で書籍販売サービスを開始

タワーレコード、「@TOWER.JP」で書籍販売サービスを開始(通販旬報ニュース)
タワーレコード(伏谷博之社長)は、八重洲ブックセンター(鹿島光一社長)と業務提携し、タワーレコードオフィシャル・Eコマースサイト「@TOWER.JP」において、本格的な書籍販売サービスを開始する。
このニュース、個人的にすごいなと思っていて、提携先がビジネス書の老舗、八重洲ブックセンターだってことです。もちろんビジネス書だけの在庫じゃないわけだけどタワーレコードとは明らかに客層が違うわけだから(YBCは男性の、かつちょっと年配のビジネスマンがメインですよね)、商品調達が追いつくのかなあ、と心配してしまいます。
これまで「@TOWER.JP」では、CDやDVDおよび一部の音楽関連書籍などを扱っていたが、今回の八重洲ブックセンターとの提携によって、現在日本で一般的に流通している書籍(コミックを含む)・雑誌をほぼ網羅し、新たに60万タイトル以上を販売する。
もともと鹿島建設が文化振興のためにはじめた本屋なくらいなのでカタイのは得意でもコミックとか仕入れが追いつくんだろうか。。。

タワレコはもともと雑誌を扱ってるのでそこは強いですけどね。雑誌単品で購入できるのはアマゾンくらいしかないわけなので。

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2006 .11 .06

紀伊國屋書店、毎月テーマに沿った書籍・雑誌を紹介するPodcasting番組

紀伊國屋書店、毎月テーマに沿った書籍・雑誌を紹介するPodcasting番組(Broadband Watch)
紀伊國屋書店はオトバンクと提携し、書籍や雑誌の紹介などを行なうPodcasting番組「Kinocast」を開始した。利用は無料。
紀伊國屋書店って本屋の老舗になるわけなんですけど、ネット販売(BookWeb)を始めたのも早かったし(80年代だったような)、書評空間なんてブログも早かったし、そして今度はポッドキャストですよ。老舗というスタンスは変わらず、でも最新のトレンドももれなく押さえてる。
すごいなぁ。

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2006 .07 .24

楽天ブックス、新作DVDソフト26%引き

楽天ブックス、新作DVDソフト26%引き(NIKKEI NET)
書籍などのインターネット販売を手掛ける楽天ブックス(東京・港)は24日から、新作DVDソフトを希望小売価格の26%引きで販売する。従来は平均約1割だった割引率を大幅に拡大し需要を喚起する。
DVDが驚愕のプライスダウン!26%OFF!先日、「Amazon.co.jp、国内盤DVDを発売日よりも前に予約すると25%引き」なんてエントリーを書いたかと思えばさらに安値を出してきました。まるでガチンコ勝負の様相ですね。日経の記事でもamazonのDVD新作予約の割引率25%に対抗する、と明言されてます。

まぁ安く買える分にはいいかもしれませんが。でもポイントバックならその場で安く買えるほうがいいかなぁ。。。

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2006 .06 .30

DeNA、書籍・雑誌の販売サイト「ビッダーズブックス」を開設

DeNA、書籍・雑誌の販売サイト「ビッダーズブックス」を開設(INTERNET Watch)
ディー・エヌ・エー(DeNA)が運営するオンライン/ショッピングサイト「ビッダーズ」は29日、書籍・雑誌を専門に販売する「ビッダーズブックス」を開設した。利用するには、無料の会員登録が必要となる。
「ツタヤオンライン、書籍のネット販売を開始」なんて記事をちょっと前に書いたんですけど、続けざまに今度は「ビッダーズ」がネット書店の領域に参入とのこと。

フーン、何て思いながら見てたら本の供給元はビーケーワンですか!
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2006 .06 .01

ツタヤオンライン、書籍のネット販売を開始

ツタヤオンライン、書籍のネット販売を開始
ツタヤオンライン(服部達也社長)は5月29日、同社が運営する「TSUTAYA online(TOL)」で書籍のネット販売を開始したと発表した。取り扱い書籍数は 180万冊、80万タイトルで国内最大規模。
レンタルビデオチェーン「TSUTAYA」を母体とするTSUTAYA onlineがネット書店の領域に参入というニュース。

書籍はPC、携帯電話から購入することが可能とのことでリニューアルオープン記念としてポイントの倍増還元や送料無料キャンペーンなどを行うそう。
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2005 .10 .02

閉店惜しみ置きレモン 小説「檸檬」ゆかりの京都・丸善

閉店惜しみ置きレモン 小説「檸檬」ゆかりの京都・丸善(asahi.com)
10日に閉店する書店「丸善」京都河原町店で、売り場の本の上にレモンを置いて立ち去る客が相次いでいる。作家梶井基次郎(1901~32)の短編小説「檸檬(れもん)」の主人公が京都の丸善の本の上に、近くの果物屋で買ったレモンを置いたのをまねて客がそっと置いていくらしい。
せちがらいこの時代に何かいい話。
前に青山ブックセンター営業再開1周年って話題に触れましたけど、こちらは残念ながら閉店の話題。でも名残惜しむ人も多くいるようで歴史があったり、地域に根ざしている本屋っていいなぁ、とまた感慨深くこの記事を読みました。

本屋の数は年々減っているのに、延べ床面積は増えている。新たしい店が数千坪クラスの大型店ばかりになってるんですね。まぁネット書店の伸びだったり、本以外のコンテンツと競合しなきゃいけなかったり、大型ショッピングセンターのテナントになったりと、大型化の理由は色々ありますけど。

デカ過ぎると歩いて回るのに疲れるし、何がどこにあるか分からないし、で手ごろな広さと好みの品揃えの「お気に入りの本屋」がなかなか見つかりません。

ネット書店は「今買え、すぐ買え、ここで買え」って感じがして、どうもブラブラ見て回る機能に乏しいし。

丸善は丸の内オアゾ店を開店させたとはいえ、経営はかなり厳しいようです。古きよき時代の本屋、その全てを肯定するわけじゃないですけど、コンビニみたいなチェーン店だけでなく(これはこれで便利だけど)、歴史を刻んでいるお店も残って欲しいものです。

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2005 .10 .01

青山ブックセンター営業再開1周年

ABC RE-OPEN ANNIVERSARY 9月25日(日)~10月2日(日)
青山ブックセンターに足を運んでくださることに、心から感謝しております。おかげさまで青山ブックセンターは一周年を迎えることができました。
いいなぁ。ABC、お客さんに愛されてるって感じ。

普通、「閉店します。永らくのご愛顧ありがとうございました」なんて言ったら、最終日だけドッと人が来て後は懐かしむだけ、ってのがパターンだと思うんですよ。でも復活を望む声が多くて、資本は変わったけど営業再開してみたら、何とか客足が戻ってきてるようなんですね。

無くなってから気づく価値、ABCは持っていたってことなんでしょうね。

品揃えは、個人的な好みとちょっと違うけど空気が大好きなお店です。カバーも好き。

こういうふうに売り上げってだけじゃなくて、ブランド、というか存在価値をお客さんに支えられてる本屋さん、ず~っと続けて欲しいな。。。

今度の職場は近所にABCがあるのでちょくちょく覗いてみましょうかね。

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2005 .07 .27

amazonの「おもちゃ&ホビー」ストアって…

怖いよー。




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2005 .06 .15

出版取次大手2社が物流を「ネット書店流」に改革

出版取次大手2社が物流を「ネット書店流」に改革(NIKKEI NET:企業ニュース)
インターネット書店の急成長や出版市場の長期低迷を受け、出版取次大手のトーハン、日本出版販売(日販)が書籍の物流改革に乗りだす。
ここ数年、ネット書店の膨大なカタログデータを使って欲しい本がすぐに探し出せるようになりました。けれど100%手元に届くとは限らない、という経験をした人も多いのでは。カタログデータと在庫のズレや、売れ行きの良い本の調達能力でネット書店の差異が出てきていますね。

まぁ単一企業の努力だけではなかなか改善できない部分もあると思うので、こういった動きがより便利に、快適に買い物ができる方向に向かえばいいなと思います。

ただ、1日200点もの新刊が出版されている供給過多な傾向があるので、売れるものだけがより売れ、そうでもない本は追いやられていくことがないように願いたいです。

ネットの影響もあってか売れる本とそうでない本に大きな開きが出てくるようになると、ネット書店も町の本屋さんも「売れてるもの」を追いかけて、結果同じような品揃えになりがちです。同じ時間帯のニュース番組が横並びで同じ事件を報じてるのと似てますね。
それを悪いというわけじゃないですが、面白いわけではないです。選択肢がなくなるので。

自分で探し出す楽しみは、それはそれであるんですけど、お店で意外な出会いをする機会が減ったかなぁ、とも思います。店頭に本が並んでいる期間は思ってる以上に短いので、何か引っかかったらとりあえず買っておいたほうがいいです。

その点ネット書店は、買い物カゴにとりあえず入れておけるので便利ですが。
(でもよく無くなってます……)

まだまだ出会ってない本もあるはずなので、何年経っても買えるようになるといいですね。

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このページについて

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