DNPが丸善、ジュンク堂でデジタルサイネージ・サービスを開始
DNP、書店の店頭でデジタルサイネージを活用した販促サービスを開始(japan.internet.com)アプローチとしては初歩的なディスプレイ広告だけど、店舗ごとのランキング本にビーケーワンの閲覧相関や作家マップを掲載するとか、リアル・ネットをまたいだグループ横断の情報インフラにしていけたら面白いかも。
大日本印刷株式会社(DNP)は2010年4月9日、グループ会社の丸善株式会社、株式会社ジュンク堂書店が運営する全国の書店10店舗で、デジタルサイネージ(電子看板)を活用した広告・販促サービスを開始した。
今回の取組みは、丸善とジュンク堂の全国10店舗に3種のデジタルサイネージを常設するとともに、必要に応じて書棚や催事コーナーなどに「小型ビジョン」を設置し、企業広告や書籍・商品の販促情報、書店オリジナル映像などを放映するというもの。店頭設置だと一方向の情報掲載になっちゃうだろうけど、ネットと連携してTwitterで話題になってる本とかリアルタイム(に近いタイミング)で表示する、なんてのもアリじゃないかな。
デジタルサイネージ以外のサービスには、POS レジに設置するディスプレイを利用したレジ広告、店内ポスター、ブックカバー、しおりへの広告掲載、購入商品用の袋に封入するチラシ広告や商品サンプリング、店内のイベントスペースを使ったイベント、などがあるとのこと。本屋の広告媒体って余技で済まされちゃうことがほとんどだったので本腰いれた広告展開がどうなっていくかは興味あるな。ウザさとのバランスが難しいけどね。
「全10店舗に60秒以内の映像を配信する場合で、140万円(税別)」という値付けがどう評価されるのかは興味深い。掲載期間にもよるけどちょっと厳しいかなぁ。
ケータイ向けにクーポンでも配信できれば集客・コンバージョンに有効そうだけど、本は割引きできないからクーポンはムリ。なかなか難しいね。
活用方法が試行錯誤されてるデジタルサイネージだけに、効果の程が気になるところです。
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