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2009 .03 .20

ジュンク堂書店が大日本印刷の子会社に

大日本印刷、ジュンク堂書店を子会社に(NIKKEI NET)
大日本印刷は18日、書籍販売大手ジュンク堂書店(神戸市)の発行済み株式の51%を同日取得し、子会社にしたと発表した。取得額は公表していない。
丸善&TRC(+ビーケーワン)に加えジュンク堂も傘下に収めましたか。大日本印刷はその昔、「専門書の杜」というオンライン書店を自前で運営してたくらいなので書籍小売りにはよほどこだわりがあるんでしょうね。

専門書の杜は残念ながら2003年かそのあたりにクローズしちゃったんですけど(早すぎたのかなぁ…)、専門書の総合的な在庫量で知られるジュンク堂、理系専門書の丸善、人文・文芸・児童書の豊富な在庫と書誌データベースを擁するTRCを傘下にしていってることから、大日本印刷が目指している方向性はやはり専門書を核とした書店なんだろうと見て取れます。

ジュンク堂や丸善にしても、業界的にはそこそこ大きい規模なものの小売り書店としての収益性は構造的に厳しいものがあるので、大日本印刷と手を組めたのは渡りに船だったでしょうね。

日経の記事ではジュンク堂株式の取得額は「公表されていない」とのことですが、MSN産経ニュースの記事によると「取得額は数十億円規模」と見込まれるそうです。日経の元記事によると、ジュンク堂の2008年1月期の売上高は405億円で、営業利益は4億円だそうなので妥当な金額なのかも知れません。

資金調達のためにジュンク堂が株式上場も検討していたそうですが、この市況ですしわけ分からん株主に介入されるよりは、書籍販売事業に理解があるであろう大日本印刷というパートナーを得られたのは幸せだったんだろうと思います。

大日本印刷傘下の企業はそれぞれで事業を継続していくわけですが、いやージュンク堂、丸善、TRC(ビーケーワン)ですか。ホント根拠はないけど面白くなりそう。

▼参考リンク
大日本印刷 ジュンク堂書店 資本提携について(大日本印刷ニュースリリース)

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