「honto(ホント)」は紙の本も電子書籍も買えるネット書店です。
今日の午後、外出先でたまたま「honto(ホント)」のTVCMを見かけたんだけど、何を伝えたいCMなのかまったく分からなかったのですよ。唐突にペンギンだし。
何だか分からずにスルーされても残念なので、僭越ながら解説など。
そもそも「DNP」て言われてもフツーの人はよく分かんないですよね。
hontoの親会社は大日本印刷。業界的にはよく「DNP」と略されます。
「DNP」の3文字をあしらったキャラクターが「DNPペンギン」なんですね。
» DNPenguin プロフィール(DNP 大日本印刷株式会社)
このDNPペンギンが新しく始まったネット書店サービスを宣伝してるCMが、「DNPenguin honto編」だったわけです。
ペンギンくんが紹介してる「honto」(ホントと読みます)は、アマゾンと同様に、紙の本が買えるネット通販サイト。そして紙の本に加えて電子書籍も買えます。
PCからも、ガラケー、スマホからも閲覧・購入ができるネット書店です。
さらに、大日本印刷グループ傘下の各書店(丸善、ジュンク堂、文教堂)との間で共通ポイントを導入していくそうです。街のお店で本を買ってもネットで買ってもポイントが貯まって、どちらでも使える。楽天カードのポイントみたいな感じですね。
» hontoがなぜ、21世紀の書店と呼ばれるのか。(DNP 大日本印刷株式会社)
honto(ホント)とは、書店(丸善、ジュンク堂、文教堂)・ネットストア・電子書籍ストアをひとつにまとめた「ハイブリッド書店」です。
hontoのネット通販サイトは、アマゾンに先駆けて2000年から営業していた「ビーケーワン」というネット書店の書籍データベースや配送インフラを統合しています。
公共図書館向けに本を販売する図書館流通センターという会社が運営母体なだけあって、在庫表示の正確さと迅速な配送には定評があります。「大口注文」では領収証が発行されること、海外配送は日本郵便のEMS(国際スピード郵便)による出荷となり、実費だけで済む格安さが好評です。
とまあ中の人でもないのにしゃしゃり出てしまいましたが、純国産の会社でこうした本屋の複合サービスはおよそ初めてのこと。まだよちよち歩きかも知れませんが、国産ならではのきめ細かいサービスに育っていってくれればと期待しています。
▼参考リンク
・電子書店とオンライン書店の機能を統合し、リアル書店とも連携した
ハイブリッド型総合書店サービス「honto(ホント)」をリニューアルオープン(DNP 大日本印刷株式会社)