ホーム  > オンライン書店・本屋  > ブックオフ、政府系銀行が筆頭株主に

2008 .03 .25

ブックオフ、政府系銀行が筆頭株主に

ブックオフ、政投銀などが大株主に 経営再建を加速(asahi.com)
古本販売大手のブックオフコーポレーション(神奈川県相模原市)は24日、日本政策投資銀行などが出資する事業組合と日興コーディアル系のファンドが28日をめどに、同社の筆頭株主になると発表した。
政府系とはいっても投資銀行とファンドなので純粋に投資目的なのかな。意外な組み合わせって気もするけど。

新刊書店のそれと違ってブックオフのような中古本の業態はめちゃめちゃ利益率がいいので投資対象として価値があるってことなのかな。ただ創業者の名物社長、坂本孝氏の収賄めいた問題や売り上げの水増しがあったので若干、会社としてのイメージは黒いんだけど。

記事では、こうしたスキャンダルと「消費者の書籍離れが進」んだことで新社長に代替わりして立て直しを進めている、とあるんだけど売上自体は若干鈍化しつつもなお伸びているみたいなんだよね。

「ブックオフ事業」ってのが中古本カテゴリだとすると、2007年3月期は前年比108%。2008年3月期は複合要因があるのでよく見えないけど、まあ前年を割ってないだけたいしたものかなぁ。

サービスがリテールユースなのでスキャンダルが売り上げに影響するとはあまり思えないんだけど、中古本でさえも鈍化してるのかな。だとしたら深刻だよね。。。

アマゾンのブックスはいまだに成長しているそうだけど、でも全体のパイはやっぱり縮小しているのかな。。。

« 加藤あいのタオルが… | ホーム | 日本のブログ、約4割がスパム? »



この他のエントリー

アーカイブ