ホーム  > オンライン書店・本屋  > TSUTAYA、店頭「自炊」サービス開始

2011 .02 .17

TSUTAYA、店頭「自炊」サービス開始

TSUTAYAで裁断機とスキャナー貸し出し 1冊300円で“自炊”可能に(ITmedia News)
カルチュア・コンビニエンス・クラブはこのほど、「TSUTAYA 横浜みなとみらい店」(神奈川県横浜市)で、書籍の裁断機とスキャナーを店頭で貸し出すサービスを始めた。客が書籍を持ち込み、データ化できる。スキャナー貸し出しは「枚方市駅前店ゲーム館」(大阪府枚方市)に次ぐ2店舗目。
「実験的なサービス」ということだけど、新刊・中古両方を取り扱う大手の取り組みとしては興味深い。

1冊300円という料金(しかも作業はセルフサービス)は専門の自炊サービスと比べると安くはないけど、自炊がどんなものか試してみるにはいいかも。
店内のスキャナーを1冊300円で貸し出し、裁断済みの書籍をユーザー自身がデータ化し、記録メディアなどに保存して持ち帰ることができる。裁断機も無料で貸し出しており、TSUTAYAで買った書籍をその場で“自炊”することも可能だ。
欲を言えば雑誌とか写真集を読み込める大型スキャナーが用意されてれば試してみたい。自前で用意すると場所を取るからね。

本は紙の方が読みやすいので自炊する気にはならないんだけど、折れ曲がって傷みやすい雑誌の自炊は興味があるのよね。全ページをスキャンしなくてもいいし。

出版社や書店がピリピリする話題だけど、自炊サービスの今後の展開は気になるところです。

▼関連記事
大人の社会科見学:TSUTAYAみなとみらい店で「BOOK ON DEMAND」を試してみた(ITmedia eBook USER)
「自炊」に法が追いつけない…解釈あいまいな私的複製(MSN産経ニュース)

« Facebookは「販促の切り札」か? | ホーム | App Storeで定期購読サービス開始 »



この他のエントリー

アーカイブ