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2007 .07 .02

丸善がECから撤退、アマゾンと業務提携へ

丸善、アマゾンと業務提携--通販から撤退し情報発信による手数料モデルに切り替え(CNET Japan)
丸善は6月26日、大手ECサイト運営のアマゾンジャパンと業務提携すると発表した。事実上、丸善はネット通販事業から撤退し、アマゾンジャパン運営サイトへの送客によるマージン収入にビジネスモデルを切り替える。
バーバリーなんかの舶来ブランドをいち早く日本にもちこんだ丸善も黒船・アマゾンの庇護に入りますか。。。
洋書や理工書といえば丸善というくらいハイエンドなブランド。国産の本屋としては老舗だし、学術書を活かした出版事業も行ってる(『理科年表』が有名ですね)、いわゆる“大手書店”。でもECでは立ち遅れていた感が強い。

というか丸善は大学を中心とした外商(≒法人営業)が強くて店舗は外商の補完、という感じがしなくはなかった。

オアゾに出店していわゆる「コンシューマ」向け店舗にも向うのかと思ったけど、なんていうかやっぱり「ふつうの人」には敷居が高い。ていうかあまり個人客を向いてないなあって感じがする。オアゾも丸の内も。お店の人が忙しいだけかもしれないけど。

母親が結婚するまで丸善に勤務してたってので昔から色々と話しを聞いてたんですよ。30年以上も前の話しなんだけど大企業というか日本的というか。いわゆるそういう会社だったみたい。

御用聞きの外商で注文が取れてた時代はたぶん10年くらい前に終わってて、学者さん達も自分で手軽に注文できるネットに相当シフトしてきてるみたい。ネット書店も裏では割引してたりするしね。大口注文とかいって。領収書も出してくれるし。

昔みたいに「先生」をたずねて百科事典とか全集ものとか売りつけようとしても、そりゃ先生達も辟易すると思う。丸善がそうだとは言わないけど。

店舗も外商もネットも選べる今、選択の主導権はお客さんにあるんですな。

アマゾンは個人客を主に在庫を拡充し、システム化された均一の、でも平等なサービスを作り上げている。常連として特別扱いされたいお客さんはいるだろうけど、それは値引きとか物品供与じゃなくて(昔はそれで済んだ)、より自分の嗜好に合った、押し付けがましくない売り込み(レコメンド)が一番なのかも知れない。

何となく、そんな時代の変化を感じたニュースでした。

まあ国産のネット書店が丸善に選ばれなかったってのも歯がゆいな。

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丸善はアマゾンサイトのCGM的なものも書店員レビューみたいなカンジで活用するでしょうね。
アフィリは丸善が受け取るとして、システム使用料がどのくらいの検討なんでしょうか?

うーん謎がつきない。

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