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2012 .11 .29

日本でも広まりつつある、カメラ撮影による顧客トラッキング

「顔認識」無断で客撮影…首都圏の商業施設など(YOMIURI ONLINE)
通行人などの顔を自動判別する「顔認識」方式のカメラが増えているが、このうち首都圏の商業施設や大規模マンションの29台で、断り書きなしに撮影が行われていたことが読売新聞の調べで分かった。

広告用ディスプレーに小型カメラを埋め込み、視聴した人の性別や年代を分析して顧客分析に利用するのが目的だ。
断りなしにってのがヤらしい。後ろめたいことがなければ明示できるでしょう。
そして、こうしてバレた時の決まり文句が今回も表明されたようです。
開発会社と三井不動産は「録画せずに性別や年代だけの情報に変えており、問題ない」とし、西友も「個人情報には当たらず、問題ない」としている。
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2012 .11 .22

NTTデータ、全ツイートのデータ販売を12月から開始

NTTデータが国内全ツイート情報を再販、TwitterとのFirehose契約で(INTERNET Watch)
株式会社NTTデータは19日、ツイートデータの提供サービスを12月上旬より順次開始すると発表した。NTTデータは9月22日、米Twitterとデータ再販に関する契約を国内企業としては初めて締結。Twitterが提供するAPI「Firehose」を通じて取得・蓄積した日本語の全ツイートデータを提供できる権利を取得し、今回そのデータを再販することとなった。
9月に発表されていたこの話題、販売時期やメニューが正式に発表されました。
12月以降、全データの10%をサンプリングしてリアルタイム配信する「サンプルホース」(月額30万円)と、任意の検索キーワードに合致するデータをリアルタイム配信する「フィルターホース」(月額15万円~)を提供する。
まあ正直、あまり気分のいいものではないです。

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2012 .09 .30

NTTデータとTwitterが提携、全ツイートが第三者へ売買可能に

NTTデータとTwitterがAPI利用で提携、ツイートデータを企業に提供へ(ITmedia ニュース)
NTTデータは9月27日、米Twitterとの間でデータ再販などに関する契約を締結したと発表した。日本語のツイートや国内ユーザーが発したツイートのデータを同社が取得し、ソーシャルメディアマーケティングなどを手掛ける企業などに提供するという。
ぼくらのツイートをNTTデータが第三者の企業に転売するってことですよねぇ。
Twitterもこういう流れになってきてるのか。これはヤだなあ。
今回の契約は、Twitterが提供するAPI「Firehose」を通じて、NTTデータが日本語のツイートデータおよび日本国内で書き込まれた全てのツイートデータを取得・蓄積・提供できるというもの。
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2012 .09 .24

ネットから現実世界の行動まで、個人が追跡される時代

フェイスブックも活用、ネットと現実つなぐ追跡サービス(日本経済新聞)
米データロジックスは新世代の消費者追跡サービスの最先端にいる。人々のネット上と現実世界の行動を結びつけることで個人情報ビジネスの新境地を開こうとしている。
新境地も何も、気持ち悪いったらありゃしない。
同社に注目が集まるのは、米フェイスブックと提携し、交流サイト(SNS)の広告効果の測定を始めたためだ。2013年には英国への進出も計画している。
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2012 .07 .15

プランタン銀座、真夏日に化粧直しサービスを実施

プランタン銀座、真夏日に化粧崩れ直す顧客サービス(日本経済新聞)
プランタン銀座は最高気温が30度を超える「真夏日」が予想される日に特別サービスを実施する。化粧品売り場では汗で崩れた化粧を直した後、夏場の化粧について助言をし、試供品を贈る。客足が伸び悩む盛夏に向けて来店を促す狙い。
これはいい着眼点かも。女性は汗だくになると色々と大変ですものね。

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2012 .06 .24

マックのハンバーガーを広告どおりの見た目にするには…

マック商品はなぜ広告と違う? マクドナルド・カナダが質問に公式回答。(Narinari.com)
どうしてマクドナルドのハンバーガーは、広告のものとお店のものとでは見た目が違うの?――。先日、カナダのマクドナルドが公式サイトに開設している質問コーナー「Our food. Your questions」に、そんな質問が寄せられた。この質問に対し、同社は迅速な動きを見せる。「質問ありがとう。あなたの言うことは正しい。ちょっとした違いはあります。でも文章であなたに答えるよりも、私たちのマーケティング部長であるホープ・バゴッチが、このビデオでなぜなのかをお見せします」と、実際に広告がどのようにして制作されているのか、その裏側を映像で解答したのだ。
マックのハンバーガーは広告と実物が全然違う──そういう思いを抱くのはカナダの人も同じようですが、ともすればクレームになるかも知れないデリケートな質問に対するマクドナルド・カナダの対応が冴えてます。


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2011 .12 .07

GROUPONのIPOは誰得?

買ってはいけないグルーポン株(ニューズウィーク日本版)
先週米ナスダックに上場したクーポン共同購入サイト「グルーポン」は、一時はIPO(新規株式公開)価格20ドルを50%上回る値を付けた。果たして同社の株は、スパやヨガ教室の半額クーポンと同じくらい「お買い得」なのか。
個人的にクーポン商法は嫌いです。圧倒的な値引きを誘引にして集客したところで、安くなければ買わない動機付けにしかならないと思うから。

もちろん、そもそもサービスや商品を知ってもらうためのコストとして位置付けならアリなんだけど、グルーポンのようなプラットフォーム企業が初回利用以降のリピーター育成スキームまで踏み込んで提案してるかというと、まあほとんどないでしょうね。実際クーポンをリピートしてるクライアントってどのくらいあるんだろう。

そうした 売り逃げとも見える販売手法 フラッシュマーケティングなんて手法を大々的に広めてくれたのが、この会社。ご存知グルーポン。

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2011 .11 .30

「Do Not Track」はネット以外にも必要じゃないだろうか。

ショッピングモールが携帯電話の電波で客の動きを追跡 米国(CNN.co.jp)
米国のショッピングモール2カ所で年末商戦の期間中、携帯電話の電波を使って買い物客の動きを追跡する調査が行われる。
まだ実験段階のようだけど正直これは気持ち悪い。「電波を使って」という書き方だけど実際は日本で言うところのユーザーIDとかサブスクライバIDを取得するみたい。
このシステムは英パス・インテリジェンス社の製品で「フットパス」と呼ばれる。モール内の各所に設置したアンテナを使って携帯電話に個別に割り当てられた「ID番号」を検知、利用者の動きを記録する。
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2011 .05 .16

企業Twitterをフォローする理由の1位は「おトク情報」

企業のTwitterアカウント、フォローした理由・解除した理由1位は?……PR TIMES調べ(RBB TODAY)
ベクトル子会社のPR TIMESは12日、「Twitterの利用動向調査」の結果を発表した。調査期間は3月9日~14日で、Twitterを含むソーシャルメディアを週1回以上する、ユーザー1,481名(10代~60代・男女)から回答を得た。
この調査、サンプルが30代と40代で63%を占める(かつ関東だけで46%を占めてる)のは妥当として、Twitter利用時間が30分未満/日のユーザーが68%を占めているので、「ライトユーザー属性では」という前提で見た方がいいかも。

【調査レポート】企業発のTweetで周りに広めたくなる(RT・QTしたくなる)内容、『お得なキャンペーン情報』が56.4%で第1位! フォローの動機も明らかに! | 株式会社 PR TIMES:

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2011 .05 .06

WEBマーケター必見のABテスト事例まとめ

WEBマーケター必見のABテスト事例まとめ(NAVER まとめ)
WEBサイトの運用・企画に役立つ、注目のABテスト事例をご紹介します。
「まとめ」って切り口はこうした事例集にすごくマッチするね。
興味深い事例もあるのでブクマ的に残しておこうっと。



2011 .02 .25

ダイドーが自販機の当たり付きにこだわる理由

ダイドーの自動販売機が当たりつきにこだわる理由(Excite Bit コネタ)
当たりつき自動販売機の歴史は、1970年代後半、そのダイドードリンコから始まった。導入した目的は、お客さんを楽しませるためと、販売促進となる付加価値作り。当初は、すでに設置されている自動販売機に、ドリルで穴を開けて後付けしていたという。その後、79年に一体型が登場。以来、ダイドードリンコではずっと当たりつきタイプを続けている。
近所のCoCo壱にあるですよ。ダイドーの、↓この復刻堂の当たり付き自販機。

ヒーローズ缶

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2011 .02 .16

Facebookは「販促の切り札」か?

フェースブック、販促の切り札 「実名登録」の信頼、企業が活用(MSN産経ニュース)
世界最大のインターネット交流サイト「フェースブック(FB)」が、出遅れていた日本でも急拡大の兆しをみせている。チュニジアやエジプトの政権崩壊にも大きな役割を果たし、その速さと広がりの威力を見せつけたFBは世界で6億人近くが利用する巨大情報インフラ。実名登録が原則という“しばり”が、新たな優良販促ツールとしての強みを発揮。これを活用する企業も増えている。
「切り札」って捉え方がどうにも気に入らない。
登録している情報は「性別」が87.6%で最も多く、「実名」も78.6%だった。居住地や勤務先なども少なくない。かなりの個人情報が集積されている点に注目し、企業が販促ツールとして利用し始めた。
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2011 .01 .06

「Webブランド調査」1位はヤフー、2位は楽天市場、3位はGoogle

Webサイトのブランド力No.1はあのポータルサイト、第2位は楽天(マイコミジャーナル)
日経BPコンサルティングは1月5日、2010年10月に実施した「Webブランド調査2011-I」の結果を公表した。これによると、Webサイトの総合的なブランド力を示すWebブランド指数の第1位は118.2ポイントを獲得した「Yahoo! JAPAN」で、第2位は「楽天市場」だった。
ブランドってのは定義が難しいけど、継続的に調査して変化を見ることで分かってくることもあるもの。ということで独自の指標から得られたトップ10は以下。

順位サイト名WBIスコア
第1位Yahoo! JAPAN118.2
第2位楽天市場116.5
第3位Google96.9
第4位Amazon.co.jp92.0
第5位Yahoo!ニュース90.0
第6位Wikipedia88.3
第7位Googleマップ88.3
第8位価格.com84.4
第9位Yahoo!天気情報83.4
第10位Youtube81.5
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2010 .09 .07

ウォークマン、国内販売シェアでiPodを抜く?

ウォークマン、「悲願」のiPod超えへ 8月の国内販売(ITmedia News)
携帯音楽プレーヤーの8月の国内販売台数で、ソニーのウォークマンが米アップル社の「iPod(アイポッド)」を抜く見通しであることが29日、市場調査会社の調べで分かった。携帯音楽プレーヤー市場は平成13年の投入以来、アイポッドの独壇場だったが、後塵(こうじん)を拝してきたウォークマンが初めて「悲願」のトップを奪う。
そりゃ国産メーカーにがんばって欲しい気持ちはあるけど、これはどこまで有意な調査かなぁ。

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2010 .08 .31

ポイント付与、1倍の事実がないと景表法違反の恐れアリ

「通常3倍、土日6倍」…1倍の日ない、とポイントサービスに警告 岡山のドラッグストア(MSN産経ニュース)
消費者庁は26日、岡山県内を中心にドラッグストアを展開するザグザグ(岡山市)がポイントサービスを「通常3倍、土日6倍」と宣伝していることに対し、景品表示法違反(有利誤認)の恐れがあるとして警告した。
煽るというか、おトク感を演出しないと売れないもんだから表現がどんどんエスカレートしちゃったケースかな。ありがちな気はする。

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2010 .01 .22

「メディアの信頼度」新聞、NHKは70点台、ネットは58点

新聞、NHKの“信頼度”70点台 ネットは58点(MSN産経ニュース)
公益財団法人の新聞通信調査会は21日、メディアに関する全国世論調査の結果を発表した。各メディアの情報の信頼度に関する質問で「全面的に信頼している」を100点とした場合、NHKテレビが73.5点、新聞が70.9点となった。
某MLでも取り上げられるかもしれないけど、そもそも調査方法が「訪問留置法」(専門の調査員が対象者に質問票を渡し、回答が記入された質問票を回収する)。回答・回収期間は明らかでないけど、受け渡しに在宅してる必要があるわけなのでこの時点で年代や職業などでバイアスがかかってる。記事もそこを考慮して読まないと。

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2009 .12 .26

ブックオフ、「Tポイント」サービスを終了

ブックオフ、Tポイントから脱退 10年9月末までに(NIKKEI NET)
中古書籍販売大手のブックオフコーポレーションは25日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のポイントサービス「Tポイント」を2010年9月末までに終了すると発表した。07年10月から実施していたが、当初想定ほどの売り上げ増に貢献しないことなどから脱退を決めた。
加盟店舗数では最大規模のポイントサービスといえども相性があるもんなんですね。
ブックオフのTポイント関連の負担費用は年7億~8億円。Tポイントよりも中古書籍の安さや豊富さを利用動機にあげる顧客が多く、新規利用者の開拓につながらなかったとしている。
ブックオスの価格競争力は他の追随を許さないレベルですからねぇ。それだけ圧倒的な安さがウリなわけなのでポイントが効かないのも道理ですね。

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2009 .10 .20

ヤフー、ランク別会員プログラム「スタークラブ」開始

ヤフー、優良顧客向け特典プログラム「スタークラブ」を導入(CNET Japan)
ヤフーは10月15日、「Yahoo!オークション」「Yahoo!ショッピング」をはじめとするYahoo! JAPANのサービス利用状況に応じて、ユーザーに特典を付与するプログラム「スタークラブ」を開始した。
買い物してもなかなかポイントが貯まらないヤフーが、まるで楽天のようなランク別会員プログラムを導入してきました。

スタークラブガイド(Yahoo! JAPAN)

» スタークラブガイド(Yahoo! JAPAN)

プラチナになるには3ヶ月で10万円以上のお買い物が必要と、楽天のプラチナ(半年で2,000ポイント獲得が必要なので3ヶ月だと10万円弱)よりもややハードルが高いものとなってます。

» 会員ランクと特典(楽天PointClub)

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2009 .09 .28

ビジネスブログで犯す5つの誤り

ビジネスブログでマーケティングを失敗させる5つの間違い(マイコミジャーナル)
American Expressが提供する「OPEN Forum」というビジネスサイトに、「ビジネスブログの間違いトップ5(原題: Top 5 Business Blogging Mistakes and How to Avoid Them)」が載っているので紹介しよう。
見出しだけで一目瞭然ですね。これ。

読んでみれば「そんなん分かってるよ」って思うけど、こういう企業ブログ多いですよね…。自戒を込めてメモっときます。
  1. ブログでニュースリリースを流す(Treating Your Blog Like a Press Center)
  2. 定期的に書かない(Not Blogging Regularly)
  3. 読者と会話しない(Not Enabling Conversation)
  4. 新しいコンテンツを見つけにくい(Making New Content Hard to Discover)
  5. あまりにも多くをあまりにも早く期待しすぎる(Expecting Too Much, Too Soon)
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2009 .09 .26

ネットショッピング調査、頻度は上昇、金額は減少

ネットショッピング、利用回数は増えるも平均購入価格は減少傾向(INTERNET Watch)富士通総研は24日、インターネットショッピングに関する調査レポート「インターネットショッピング2009」の概要を公表した。
(中略)
調査によると、過去1年間のPCによるネットショッピングの回数は平均13.9回、合計金額は平均12万1655円で、1回あたりの平均利用金額は 8529円。2008年調査では、回数が平均13.7回、合計金額が平均12万4212円、平均利用金額が9051円となっており、回数は増加傾向、平均金額は減少傾向にある。
なかなか興味深いデータ。楽天系(市場店舗+楽天直営)の利用者シェアが約40%でアマゾンが13%ですか。楽天が圧倒的ですね。

インターネットショッピング2009

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2009 .08 .15

東京の携帯通話料はニューヨークの2.7倍?

東京の携帯通話料は世界2位(MSN産経ニュース)
総務省が11日発表した平成20年度の電気通信サービスの内外価格差調査によると、東京の携帯電話の通話料金(1分当たり)は27・7円で、世界の主要7都市で2番目の高さだった。前年度の4位から順位が上がった理由について総務省は「円高が影響した」と説明、料金水準の評価を前年度の「平均的」から「高い」に変えた。
東京が一番高いのかと思ったら実は2位とのこと。

ケータイキャリア3社とも横並びで基本料980円になったものの、物価の高さが世界屈指という印象なのでちょっと意外でした。
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2009 .05 .30

有名レストランが5~8割引きで楽しめる、「試食会.jp」

空席を埋めるサービス、「試食会.jp」が本格始動(日経レストラン ONLINE)
空席の多い時間帯や曜日に、6割引き程度という破格の安価で料理を提供し、空席を埋める、というサービス「試食会.jp」が登場。注目を集めている。運営しているのはリゾルブ。
マーケティングの着眼点がうまいなぁと思ったビジネスモデル。
今は稼ぎ時にさらに増やそうという販促が多いが、それより、売れない時間を少しでも伸ばす方がコスト的にも低くてすむ。
そうそう。ピークタイムなんて全体から見れば部分的なことが多いので、トップライン・キャパを伸ばそうとするとランニングコストの閾値が高くなりがちなんですよね。ECの負荷分散みたいなインフラコストの構造に似てる。

ピークタイムをもっと伸ばすよりかも全時間帯で満遍なく集客できて、ボトムラインを底上げしたほうが売上は伸びます。

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2009 .05 .08

「20%ポイント還元」は本当におトク?

なぜ「20%ポイント還元」がなくならないのか?――行動経済学を知る(ITpro)
家電量販店に行けば、ポイントカード保有者にポイントを還元し、次回以降の買い物で使えるという仕組みがよくある。「何となくそんなに得していないような気もするが、ポイントをためられるならためておきたい」という人が多いのではないだろうか。
ネットでも店頭でも、最近では国までも、どこもかしこもポイントですよね。

「次回以降の買い物で」とあるように、本来ポイント制度はFSP(フリークエント・ショッパーズ・プログラム)、使えば使うほどおトクになるリピーター向けのマーケティング手法なわけですが、ポイント交換サイトの登場によって第二の通貨的な側面も持つに至ってきています。

» FSP Frequent Shoppers Program(CRM SOLUTION 用語解説)

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2009 .04 .15

萩原雅之氏がネットレイティングス社長を退任

ネットレイティングス、社長交代で萩原氏はエグゼクティブフェローに(日経ビジネスオンライン)
ネット視聴率調査などを手掛けるネットレイティングス(東京都渋谷区)は2009年4月10日、新しい代表取締役社長兼COO(最高執行責任者)に常務執行役の千葉尚志氏が就き、現社長の萩原雅之氏はエグゼクティブフェローに就任すると発表した。就任予定日は4月22日。今後、萩原氏は経営を離れて、同社のデータ、分析面を支える。
ネットレイティングスの統計情報は「視聴率」的なデータなのでいろいろとおかしな点もあるんだけど、一定のクオリティがあるということで仕事の上ではお世話になっています。

そのネットレイティングスが1999年に創業されてから約10年に渡って社長を勤められてきた萩原さんが退任するとのこと。

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2009 .03 .01

もう配信数はメルマガの媒体価値じゃないでしょう。

本当にメルマガを読みたいという人だけに届けなさい!(japan.internet.com)
見せ掛けだけの読者数でメルマガを送っても、期待できる効果は同じであるということだ。そうであるならば、実態を反映する読者数でメルマガを本当に読みたいと言う読者だけに届けるべきではないだろうか。
この記事で述べられてるのはメールからの直接収益のことだと思うんだけど、広告媒体としてのメールという観点でいつも思ってることを書いてみます。

記事で述べられてるのことはすごく当然のことなんだけど、残念ながらメール配信のコストが極めて安くなったおかげで、いまだにメールアドレスを獲得・販売する広告手法が後を絶たない。

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2009 .01 .31

「させる」に顧客目線はあるのか?

喜んで自らの情報を入力してしまうログビジネスに注目(日経ビジネスオンライン)
ケータイならではのログを「入力させる」サービスに成功のヒントがありそうな気がしています。
つくづく思う。何で「させる」なんてことが言えるんだろう。

大体記事タイトルもおかしい。「自らの情報を入力してくれる~」なら分かる。でも「してしまう」ってコトバには限りなく騙しとかスパムちっくなニュアンスが漂う。

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2008 .12 .13

広告≠マーケティング

日本の携帯電話がライフログを補完する(CNET Japan)
ライフログとは、人の行動(life)をデジタルデータとして記録(log)に残すものであり、これを分析することによって、消費者の本音「インサイト」を探り出しマーケティングに活用することが可能になります。
筆者が言ってることが実現すればそれなりに便利なことが増えるかも知れない。でも前提になってるのが「24時間生活に密着した携帯電話」を利用するユーザー像なので、ぼくみたいにケータイを所有してても持ち歩かなかったり、せいぜい待ち合わせ連絡用にしか使わないユーザーは(まあ少数派だろうけど)便益に与かれない。
まあ記事で述べられてる便益なんてあってもなくてもいいようなものだけど。

ともかく記事を全編読んでみて感じたのが、これはマーケティングの話しじゃないってこと。まあマーケティングの定義や概念自体がひとによってマチマチだったりするのでもう少し論点を収斂すると、「マーケティングを騙った広告屋の商品企画論」といったところ。

まあ記事書いてるのが広告代理店だから当然なんだけどね。

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2008 .07 .27

はとバスに学ぶ、「変えた方がよいもの、変えてはならないもの」

はとバス60年 長寿の秘訣はマンネリ(asahi.com)
東京の名所めぐりで知られるはとバスが、8月に「満60歳」を迎えます。利用者は最盛期の半分に減ったものの、今も年間60万人が使う東京観光に欠かせない存在です。長寿の秘密は「マンネリ」でした。
はとバスちょくちょく見かける黄色いバス。ひと目ではとバスと分かるほど当たり前の存在になってます。そう思うひとも多いんじゃないでしょうか。

運行を開始してもう60年になるんですね。最初は東京都が運営してたなんて知らなかった。
はとバスは48年8月、新日本観光として設立された。戦時中、東京観光の営業権は東京都が握っていたが、戦後の観光再興を目指す有志らが都庁と掛け合った。都から中古バス6台を譲り受け、49年に定期観光バス運行を始めた。
実際乗ってみたことはないんですけど、実は一度くらいはベタな東京観光もしてみたと思ってます。住んでる街をどんな風にガイドしてくれるのか興味あります。まだまだ知らない、行ってみたことのない場所もあるでしょうし。

そんな思いをしつつもまだ乗っていないのは「いつでも大丈夫でしょう」という安心感から。はとバスには観光バスの定番として、無くなりはしないでしょうという甘えと安心感を持ってます。

とは言え、バブル以降の大規模な経営再建を経て、今日のはとバスがあるというのはこの記事で知ったんですけど。

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2008 .03 .16

大丸が顧客セグメントメールを開始

大丸、来店客の携帯に販促メール・顧客属性に合わせ18種類(NIKKEI NET)
J.フロントリテイリング傘下の大丸は19日から、来店客の携帯電話にクーポンや催事など販促情報をメール送信するサービスを始める。年齢層や性別、購買履歴をもとに顧客属性を18種類に分類して情報を送り分ける。店内の客にタイムリーに情報を伝え、来店を購買や複数品目の買い回りにつなげる狙い。
おもしろい試みなのでメモ的にエントリー。

配信対象は携帯メールのアドレスを登録したカード会員だそうです。ふむふむ。性別、年齢、居住地、年収くらいの基礎的なデータは取れるのかな。それと購買履歴とか来店履歴あたりを紐付けて顧客セグメントする感じかな。
来店客がポイントを登録すると顧客属性に合わせたメールを自動送信する仕組み。
リアルタイム性の高いケータイメールなのでパーミッションはもとより配信時間や頻度など運用にあたってはすごく注意が必要だけど、幅広い層の集客がある百貨店の取り組みなので興味深い。

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2007 .01 .03

来訪者の5割が口コミから購入を検討

CGM利用者の7割近くは商品を推薦する記事を掲載、5割は購入を検討(INTERNET Watch)
サイバーエージェントとミクシィは、CGMと購買活動に関する調査結果を発表した。CGM利用者の約7割は口コミ経験があり、5割以上は口コミを参考に購買を検討していることがわかった。
「CGM利用者」って表現はなんか違うなって感じでちょっと気にはなるんですけど興味深い調査ですね。なかでも「一般の知らない人のブログ」が商品購入のきっかけになった割合が67.3%にも上るというのは正直そんなに多いのか、と思いました。
購買に影響を与えたコンテンツとしては、ブログの場合、「一般の知らない人のブログ」が67.3%と多く、次いで「友人・知人のブログ」が52%だった。 mixiの場合、「マイミクシィの日記」が81.9%でトップとなり、友人や知人の影響が大きいことがわかる。次いで「一般のコミュニティ」が53.2%だった。
このブログでも自分の買い物メモやエントリーに関連するアイテムの紹介、としてamazonアソシエイトビーケーワンブリーダープログラムリンクシェア楽天アフィリエイトなどのアフィリエイトを使っています。

お陰さまで売れたりしてるんですよね。このブログからご購入いただいた方々、ありがとうございます。

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2005 .08 .28

「マスコミからクチコミの時代へ」──自民党がブロガー、メルマガ発行者と懇親

「マスコミからクチコミの時代へ」──自民党がブロガー、メルマガ発行者と懇親(CNET Japan)
こうした流れを受けて、自由民主党は8月25日にブロガーやメールマガジン発行者を招待して、武部勤幹事長と世耕弘成広報本部長代理による「メルマガ/ブログ作者と党幹部との懇談会」を開催した。
首都圏を台風が直撃した日、ニュースは台風情報一色になってしまいましたが、永田町ではこんな催しがあったそうです。このCNET Japanの記事は参加ブロガー、メルマガ発行者の一覧・リンク付きで報じてくれていてとてもまとまったものになっています。

どうも企画原案は竹中大臣の知り合いの広告会社だったらしく、メールのFromが「jimin@prap.co.jp」になっていたとのこと。それとあて先が実名の記載だったそうで、それで気分を害した人もいたようです<スパムか!って感じもしちゃいますね……。

まぁ急な日程にすぐに返答を求められて行くに行けない人もいたとのことですが。
(でも「がんばれ社長!」の武沢さんは名古屋から駆けつけたそうです。スゴイ。)

【ミナログ】製造業社長の逆襲さんが招待メールの全文を掲載されています。

断った人をリストアップした方もいて参考になります。この人とかも招待されたけど行かなかったみたい。
リンクはあえて付けないですけど、はてなの近藤さんとか、グロービスの堀さんとか、まぁ広告屋さんが好きそうな人選なのかな、って印象も受けました。

で、この会についてですけど、言いたいこと全部書いちゃうとすごーく長くなってしまうのでかいつまんで。

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