大丸が顧客セグメントメールを開始
大丸、来店客の携帯に販促メール・顧客属性に合わせ18種類(NIKKEI NET)おもしろい試みなのでメモ的にエントリー。
J.フロントリテイリング傘下の大丸は19日から、来店客の携帯電話にクーポンや催事など販促情報をメール送信するサービスを始める。年齢層や性別、購買履歴をもとに顧客属性を18種類に分類して情報を送り分ける。店内の客にタイムリーに情報を伝え、来店を購買や複数品目の買い回りにつなげる狙い。
配信対象は携帯メールのアドレスを登録したカード会員だそうです。ふむふむ。性別、年齢、居住地、年収くらいの基礎的なデータは取れるのかな。それと購買履歴とか来店履歴あたりを紐付けて顧客セグメントする感じかな。
来店客がポイントを登録すると顧客属性に合わせたメールを自動送信する仕組み。リアルタイム性の高いケータイメールなのでパーミッションはもとより配信時間や頻度など運用にあたってはすごく注意が必要だけど、幅広い層の集客がある百貨店の取り組みなので興味深い。
目的としているところが、
ともあれ店頭では、よく見る顔だけどどこの誰か分からない、どんな好みでどんなモノを買っているのかもよく分からないという状況もまだまだ多いので大丸の施策がどんな効果を持ってくるか興味深いですね。
新サービスによりメールアドレスの登録数が増えれば店頭での販促にとどまらず、ダイレクトメールなどに比べ低コストできめ細かい情報発信もできると大丸では見ている。とのことなんだけど、低コストで販促を、というだけではなくて優良顧客の発見、育成と来店から購入へのコンバージョンもつかめるよね。てかデータを活用したマーケティング手法なので顧客層を把握して的確にお客さんを「区別」した施策につなげていくのが肝心かな。
ともあれ店頭では、よく見る顔だけどどこの誰か分からない、どんな好みでどんなモノを買っているのかもよく分からないという状況もまだまだ多いので大丸の施策がどんな効果を持ってくるか興味深いですね。