マックのハンバーガーを広告どおりの見た目にするには…
マック商品はなぜ広告と違う? マクドナルド・カナダが質問に公式回答。(Narinari.com)マックのハンバーガーは広告と実物が全然違う──そういう思いを抱くのはカナダの人も同じようですが、ともすればクレームになるかも知れないデリケートな質問に対するマクドナルド・カナダの対応が冴えてます。
どうしてマクドナルドのハンバーガーは、広告のものとお店のものとでは見た目が違うの?――。先日、カナダのマクドナルドが公式サイトに開設している質問コーナー「Our food. Your questions」に、そんな質問が寄せられた。この質問に対し、同社は迅速な動きを見せる。「質問ありがとう。あなたの言うことは正しい。ちょっとした違いはあります。でも文章であなたに答えるよりも、私たちのマーケティング部長であるホープ・バゴッチが、このビデオでなぜなのかをお見せします」と、実際に広告がどのようにして制作されているのか、その裏側を映像で解答したのだ。
お店で出されるハンバーガーも広告で使われているハンバーガーも同じもの。
ただし、美味しそうに見せるための手間が違うだけ──。
消費者が納得したかどうかは分かりませんが、少なくとも延焼することはないかと。
フレッシュネスバーガーやモスバーガーは実物のパンズもふっくらしてるし、肉の味もしっかりします。レタスもシャキシャキ(マックに比べれば高めですけどね)。
個人的には期待を裏切られない品質・安心感がある方を好みます。
マックのマーケティングと経営手法は最強レベルですが、も少し現場の品質を上げてくれればと思う次第です(まあぼくは彼らのターゲット層じゃないんだろうけど)。
ただし、美味しそうに見せるための手間が違うだけ──。
スタジオにはマクドナルドで実際に使用されるあらゆる材料が用意されており、テストキッチンで調理されたパテやピクルスを丁寧に盛り付け。そして、ケチャップやマスタードを注射器で的確な場所に加え、最適なとろけ具合のチーズを見せるためにドライヤーをあてるといった行程をしっかりと映像で披露した。商品と同じ材料を用いながら、広告写真として美しく見せる工夫をしているというわけだ。投げかけられた質問に対して広告撮影の裏側を公開して回答する手法は、謝罪や言い訳と違って真摯な印象を与えるでしょう。実にスマートで上手いやり方です。
消費者が納得したかどうかは分かりませんが、少なくとも延焼することはないかと。
そうして完成した「ロイヤルチーズバーガー」の写真を持ち、ホープ氏は修正を行うイメージスペシャリストの作業を見守る。バンズの少しだけ空いた穴を塞いだり、色のコントラストを変えたりするなど、あくまでも画像補正は小さな修正に留まるものであることを強調し、質問者への解答を終えている。でもここまでの手間をかければ美味しそうに見えることは分かったけれど、じゃあ撮影されてるハンバーガーが美味しいのかというと、そうは見えないですけどね…。
フレッシュネスバーガーやモスバーガーは実物のパンズもふっくらしてるし、肉の味もしっかりします。レタスもシャキシャキ(マックに比べれば高めですけどね)。
個人的には期待を裏切られない品質・安心感がある方を好みます。
マックのマーケティングと経営手法は最強レベルですが、も少し現場の品質を上げてくれればと思う次第です(まあぼくは彼らのターゲット層じゃないんだろうけど)。