ダイドーが自販機の当たり付きにこだわる理由
ダイドーの自動販売機が当たりつきにこだわる理由(Excite Bit コネタ)近所のCoCo壱にあるですよ。ダイドーの、↓この復刻堂の当たり付き自販機。
当たりつき自動販売機の歴史は、1970年代後半、そのダイドードリンコから始まった。導入した目的は、お客さんを楽しませるためと、販売促進となる付加価値作り。当初は、すでに設置されている自動販売機に、ドリルで穴を開けて後付けしていたという。その後、79年に一体型が登場。以来、ダイドードリンコではずっと当たりつきタイプを続けている。
子供のころはよく見かけた記憶がある当たり付き自販機も、今ではあまり見かけなくなりました。そんな環境で奮闘するダイドーの戦略とは。
ダイドーは自販機設置台数で業界3位(29万台)の規模にあるそうですが、コンビニ以前の時代から培ってきた販売網が「こだわり」を支えているんですね。
ナンバー1ではないけれど、独自の強みを活かした、したたかな戦略は学ぶべきものがあります。
▼参考リンク
・ダイドードリンコ株式会社
「弊社の飲料販売の売り上げは、9割が自動販売機(他社は4~5割)なんですね。他のメーカーさんですと、コンビニや量販店での販売が多いですが、弊社は自動販売機がメインなので、長年弊社の自動販売機をご利用頂いているお客様へ感謝の気持ちを込めて続けさせてもらっています」なるほど。プライベートブランド商品も交えて売られている低価格自販機の驚異はあるものの、確かに自販機は値崩れしにくいですね。かたやスーパーでは値引き販売が常態だし、コンビニは売り場獲得競争が激しいので割り込むのが難しい。
ダイドーは自販機設置台数で業界3位(29万台)の規模にあるそうですが、コンビニ以前の時代から培ってきた販売網が「こだわり」を支えているんですね。
ナンバー1ではないけれど、独自の強みを活かした、したたかな戦略は学ぶべきものがあります。
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・ダイドードリンコ株式会社