ビジネスブログで犯す5つの誤り
ビジネスブログでマーケティングを失敗させる5つの間違い(マイコミジャーナル)見出しだけで一目瞭然ですね。これ。
American Expressが提供する「OPEN Forum」というビジネスサイトに、「ビジネスブログの間違いトップ5(原題: Top 5 Business Blogging Mistakes and How to Avoid Them)」が載っているので紹介しよう。
読んでみれば「そんなん分かってるよ」って思うけど、こういう企業ブログ多いですよね…。自戒を込めてメモっときます。
- ブログでニュースリリースを流す(Treating Your Blog Like a Press Center)
- 定期的に書かない(Not Blogging Regularly)
- 読者と会話しない(Not Enabling Conversation)
- 新しいコンテンツを見つけにくい(Making New Content Hard to Discover)
- あまりにも多くをあまりにも早く期待しすぎる(Expecting Too Much, Too Soon)
これまでのWebサイトとブログが大きく違う点として「双方向である」ことが挙げられると思います。「ブログ」と名乗るからには、更新運用・管理がカンタンなCMSツールとしてだけの側面以上に「双方向性」が重要でしょうね。けっこうそこを勘違いしてる企業は多いかと。
一方通行のリリースを掲載してるだけだったり、コメントやトラックバックを受け付けてないブログは、ブログではない、と言っても過言でないかと。コメントやトラックバックを通してユーザーと接触する機会を持とうとする姿勢があるのかどうかが問われるのだと思います。
双方向のチャネルを用意することで誹謗中傷が寄せられるリスクももちろんあったりするわけですが、それ以上にユーザーの生の声を聞けてサービスの改善を図れたり、喜んでくれてる声に触れることでモチベーションが上がったりするメリットも大きいわけです。自分たちに都合のいい声しか得ようとしない企業はこれから先、生きてはいけないのではないでしょうか。
この辺りは1,3で述べられてますね。個人的にもっと認識と理解が浸透して欲しいのは5つめ。
そして、ブランドは小手先の手段よりかも強固なものです。ぼくはブランドとは、「熟成された信頼感」だと考えています。当然ロゴとかデザインだけにとどまらない「価値」です。
アフィリエイトやリスティングは(多くの場合)単なる販促手段であって、キーワードや料率で効率や効果がコロコロ変わります。けどブランドは(妄信化するリスクがあるほどに)強力な価値です。
ユーザーと対話したり情報提供が図れるブログはそういったブランド熟成にとても適したツールだと思っています。ユーザーとコミュニケートして信頼感を得ていくプロセスがあるので一朝一夕に効果は出ません。しかも明確な効果も計りづらい。
でも決してマスメディアが発表するブランドランキングでは見えないような価値が作り出せると思うのですよ。マスメディアのブランドランキングに載ってくる企業は、普段からマスメディアに取り上げられることで認知を得ているところもあるので、不祥事なんかを起こしてマスメディアに叩かれるとブランドを毀損するリスクも負ってます。
マスメディアはそれとして、まずは自分たちで目配せできる範囲のユーザーに信頼してもらえるようにコツコツと情報発信とコミュニケートしていくことが、結果的にファンを作り出す早道ではないでしょうか。
そういう意味ではTwitterが流行ってるからといってアカウントを作ってみても、上記の姿勢がなければブランディングの意味はなさないですね。
Twitterを単なる集客ツールと捉えるならそれでもいいのでしょうけど、信頼感がない企業では効果的な集客は得られないでしょうね。
▼関連記事
・Twitter をいかにビジネスに活用するか?~国内外の活用事例とその分類(japan.internet.com)
一方通行のリリースを掲載してるだけだったり、コメントやトラックバックを受け付けてないブログは、ブログではない、と言っても過言でないかと。コメントやトラックバックを通してユーザーと接触する機会を持とうとする姿勢があるのかどうかが問われるのだと思います。
双方向のチャネルを用意することで誹謗中傷が寄せられるリスクももちろんあったりするわけですが、それ以上にユーザーの生の声を聞けてサービスの改善を図れたり、喜んでくれてる声に触れることでモチベーションが上がったりするメリットも大きいわけです。自分たちに都合のいい声しか得ようとしない企業はこれから先、生きてはいけないのではないでしょうか。
この辺りは1,3で述べられてますね。個人的にもっと認識と理解が浸透して欲しいのは5つめ。
ブログは短距離走ではなくマラソンだ。すぐに効果は出ない。最初の数カ月は誰も読んでいないように感じるかもしれない。1年間は定期的に質の高いオリジナルのコンテンツをポストし続けること。目先の予算に追われる企業が多い中、どうしても短期的な効率・効果を求められるもの。アフィリエイトやリスティングがそうですね。でもアフィリエイトやリスティングでブランドは作られないです。
そして、ブランドは小手先の手段よりかも強固なものです。ぼくはブランドとは、「熟成された信頼感」だと考えています。当然ロゴとかデザインだけにとどまらない「価値」です。
アフィリエイトやリスティングは(多くの場合)単なる販促手段であって、キーワードや料率で効率や効果がコロコロ変わります。けどブランドは(妄信化するリスクがあるほどに)強力な価値です。
ユーザーと対話したり情報提供が図れるブログはそういったブランド熟成にとても適したツールだと思っています。ユーザーとコミュニケートして信頼感を得ていくプロセスがあるので一朝一夕に効果は出ません。しかも明確な効果も計りづらい。
でも決してマスメディアが発表するブランドランキングでは見えないような価値が作り出せると思うのですよ。マスメディアのブランドランキングに載ってくる企業は、普段からマスメディアに取り上げられることで認知を得ているところもあるので、不祥事なんかを起こしてマスメディアに叩かれるとブランドを毀損するリスクも負ってます。
マスメディアはそれとして、まずは自分たちで目配せできる範囲のユーザーに信頼してもらえるようにコツコツと情報発信とコミュニケートしていくことが、結果的にファンを作り出す早道ではないでしょうか。
そういう意味ではTwitterが流行ってるからといってアカウントを作ってみても、上記の姿勢がなければブランディングの意味はなさないですね。
Twitterを単なる集客ツールと捉えるならそれでもいいのでしょうけど、信頼感がない企業では効果的な集客は得られないでしょうね。
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