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2010 .09 .07

ウォークマン、国内販売シェアでiPodを抜く?

ウォークマン、「悲願」のiPod超えへ 8月の国内販売(ITmedia News)
携帯音楽プレーヤーの8月の国内販売台数で、ソニーのウォークマンが米アップル社の「iPod(アイポッド)」を抜く見通しであることが29日、市場調査会社の調べで分かった。携帯音楽プレーヤー市場は平成13年の投入以来、アイポッドの独壇場だったが、後塵(こうじん)を拝してきたウォークマンが初めて「悲願」のトップを奪う。
そりゃ国産メーカーにがんばって欲しい気持ちはあるけど、これはどこまで有意な調査かなぁ。

iPhone を除外した調査母郡に疑問をいただきつつも、iPod に負けこんでたウォークマンのシェアが盛り返してきたのは事実だろうし、携帯音楽プレーヤー市場が前年比で1割近く拡大してきているのも事実なんだろうけど、どちらも比率でしかないんだよね、ってところに目がいくわけです。
市場関係者は、「iPhone(アイフォーン)」などのスマートフォン(高機能携帯電話)の登場で携帯電話で音楽を聴く層が増え、アイポッドの伸びが鈍化する一方で、音楽専用端末として音質を売りにするウォークマンの人気が高まっていると分析する。
高機能携帯電話に負けじと、携帯音楽プレーヤー市場は前年比1割近く拡大しており、「純粋に音楽だけを楽しむ層を開拓できている」とソニーは自信を深める。ただ、アップルは毎年9月にアイポッド新商品を投入している。「新製品待ちの買い控え」(道越アナリスト)との観測もあり、勝負は予断を許さない。
携帯音楽プレーヤー市場が拡大してるとは言っても、それは絶対額でいくらで、伸び代(のびしろ=成長余地)はどの程度残ってるのかという部分が抜けてる。結局、商売は金額換算してナンボだからねぇ。

まあ新型 iPod シリーズも発表されたことだし、シェア云々の評価はこれからでしょうね。

音楽専用プレーヤーやウォークマンを否定する気はないけど、都合のいい数字だけを拾った自己アピール分析を見飽きてるので反応してしまった話題でした。

▼参考リンク
1年ぶりにウォークマンがiPodを逆転、2週連続でソニーがトップ(BCNランキング)



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