高速の「休日1,000円」、6月19日をもって終了
東北の高速、被災者無料20日から 「休日1000円」は19日終了(毎日jp)4月に発表されていた通り、高速道路の「休日上限1,000円」割引制度が6月19日をもって終了することが決定したそうです。
国土交通省は1日、東日本大震災の被災者や中型車以上の車種を対象に、東北地方を中心とした高速道路を無料化すると発表した。震災復興支援が目的で、20日からスタートする。09年3月から始めた「休日(土日・祝日)上限1000円」の割引制度と、全国50区間で実施していた無料化の社会実験は、20日午前0時で打ち切る。
「休日1000円」と無料化実験は、震災復旧・復興支援のため編成された11年度第1次補正予算の財源を捻出するため中止が決まっていた。休日割引や深夜割引、通勤割引など、高速道路会社が実施しているその他の割引制度は当面継続される。
巨額の予算を投じた壮大な社会実験は終了するものの、民間企業としての高速道路会社は引き続き既存の割引制度を続けるとのこと。
「一般利用」というのが観光客だったらいいけど、野次馬的な人たちが増えるのは勘弁して欲しいなあ。もう潮目は引いた頃合いだと思うけど。
料金面で高速道路が優遇されることで、バスや鉄道、旅客機の利用に少なからず影響があると思うんですが、その辺り国はどう考えてるんでしょう。
バスも鉄道も旅客機も、利用者の減少に苦しんでるんですけどね。
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被災者対象の無料化は当面1年間の実施を予定。被災者は東京電力福島第1原発事故による避難者も含み、地元自治体が発行する罹災(りさい)証明書や被災証明書を料金所で提示すれば、全車種が無料となる。被災者が運転できず、同乗する場合も適用する。被災者以外の一般利用者についても、復興物資などを運ぶトラックやバスなど中型車以上の車種に限って無料化する。実施期間は8月末までを予定している。バスも無料対象ということなので、ボランティアさんには料金面で朗報かも。
国交省は今回の無料化に続き、同じ対象地域で早ければ今夏から1年程度、一般利用についても全車種での無料化を実施することを検討しており、11年度第2次補正予算での財源確保を目指す。マイカーの移動はたしかに便利だけど、被災者としてはどれくらい継続的なニーズがあるものなのか、いささか疑問だったりします。
「一般利用」というのが観光客だったらいいけど、野次馬的な人たちが増えるのは勘弁して欲しいなあ。もう潮目は引いた頃合いだと思うけど。
料金面で高速道路が優遇されることで、バスや鉄道、旅客機の利用に少なからず影響があると思うんですが、その辺り国はどう考えてるんでしょう。
バスも鉄道も旅客機も、利用者の減少に苦しんでるんですけどね。
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