ヤフー、「がれき処理メーター」を公開
ヤフー、「がれき処理メーター」公開--広域処理の現状をグラフ化(CNET Japan)今でもこうした情報提供を通じて支援してくれるヤフーに頭が下がります。
ヤフーは7月4日、東日本大震災の被害で発生したがれきの広域処理量を表示する「がれき処理メーター」を提供開始した。PC版と同時にスマートフォン版も公開する。
» 被災地がれき処理(Yahoo! JAPAN)
東日本大震災では、地震、津波などの被害により、岩手・宮城の両県では、全力で災害廃棄物の処理を行なっていますが、処理施設の不足で思うように進んでいない現状にあります。その量は岩手県で通常の約12年分、宮城県で通常の約14年分です。がれき広域処理量(県外で処理が必要ながれき量)を、がれき処理メーターとして掲載しています。
震災から1年半近く。現地では復興の兆しが少しは出てきたものの、復旧に向けた災後処理が続いています。ガレキの山はうず高く、なかなか減る気配が見えません。
このメーターの残量がゼロになる日が一日でも早く訪れますように。
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がれき処理メーターは、環境省のがれき処理データをもとに、岩手と宮城の県外で処理が必要ながれき量をグラフ化し、がれき広域処理の現状を分かりやすく表示するサービス。がれきの受け入れ先が決定した都道府県についても掲載する。こうした可視化で地元のガレキ処理の進捗を知ることができるのはありがたいし、東北以外の地域の人にも分かりやすく伝わるのではないかと思います。
このメーターの残量がゼロになる日が一日でも早く訪れますように。
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