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2011 .12 .01

来年夏、いよいよドコモがiPhoneを発売…か?

ドコモ、来年夏にiPhone参入(日経ビジネスオンライン)
NTTドコモは米アップルの人気スマートフォン「iPhone」とタブレット端末「iPad」の次世代機を日本国内で販売することで、アップルと基本合意した。ドコモはこの合意に基づき、まず来年夏に高速通信規格「LTE」に対応したiPadを日本市場に投入し、秋までにLTE対応のiPhoneを発売する見通しだ。
師走の始まりということで、就活開始やら流行語大賞やら横浜DeNAベイスターズが誕生やら、そうそう、石巻-仙台間の直通列車も今日から運行を開始しましたが、やはりドコモの話題がインパクトが大きかったように思います。
国内の携帯電話会社ではソフトバンクモバイルが2008年に初めてiPhoneを発売し、今年10月にはKDDI(au)も最新型「iPhone4S」の販売を始めた。ドコモの参入によって大手3社すべてがiPhoneを取り扱うことになり、携帯各社の競争の軸は端末から通信品質や料金面にシフトすることになりそうだ。
これは間違いなくドコモから出るでしょう。減少トレンドがあるとはいえ、ビジネスとして考えれば、高評価の回線と最大のユーザー数を持つドコモと組まない理由がアップルにはないもの。あとはiPhone5の発売時期が決まるだけですね。
アップルはドコモにiPhoneやiPadの販売権を与える条件として、ドコモが昨年12月に商用化したLTEネットワーク(サービス名は「Xi(クロッシィ)」)に対応させることを要求し、ドコモがこれに応じたもようだ。アップルがiPadとiPhoneにLTEの通信機能を搭載するのは、今回が初めて。
国内大手キャリアのすべてがiPhoneを取り扱うことで、国内の携帯メーカーにとってはさらなる受難の時代を迎えるという見方もありますが、高機能・高性能であればモノが売れる時代はとうに終わっているわけです。iPhoneがそうであったように、デザインや利用シーンまで深く洞察されたモノづくりで巻き返していただきたいと願っています。

個人的には既にソフトバンクのiPhone 4Sを購入済みですが、キャリアの競争軸が通信品質や料金にシフトしていくのはウェルカムなのでドコモ参入は歓迎なのです。

ところでauがiPhoneに参入する時も発表の1ヶ月前に日経ビジネスにすっぱ抜かれてauは火消しに追われたわけですが、守秘義務にうるさいアップルのこと、今の時期にドコモとの関係を報じられて大丈夫なんでしょうか。ドコモにしても今のタイミングでリークしても顧客つなぎ止めとかのメリットはないだろうし。
(ジョブズだったら絶対許さなかったと思うけど…)

無事に参入してくださいね>ドコモさん。

▼参考リンク
弊社に関する一部報道について(NTTドコモ)
ドコモ、「顧客満足度」で他社を圧倒(MarkeZine)
総合満足度ランキングは、昨年に引き続きNTT ドコモが1位となった。満足度を構成する6つのファクターのうち、「通信品質・エリア」「提供サービス」「アフターサービス対応」「電話機購入経験」の4 つで他社を上回る評価を得ており、中でも「通信品質・エリア」と「アフターサービス対応」の満足度で他社を大きく上回っている。
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