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2008 .10 .22

読売新聞が明治7年創刊からの記事データを"有料"で公開

読売新聞、創刊からの記事を閲覧できるオンラインデータベース(INTERNET Watch)読売新聞社は17日、創刊時から現在までの読売新聞記事をWeb上で検索・閲覧できるオンラインデータベース「ヨミダス歴史館」を2009年初めに開始すると発表した。月額料金は2万7300円からで、法人が主な対象だが、個人利用でも契約できる。
何というか…。記事の情報量という意味では魅力的なんだけど。
読売新聞ではこれまで、1986年(昭和61年)以降の読売新聞記事テキストをオンラインデータベース化した「ヨミダス文書館」、読売新聞が創刊した 1874年(明治7年)から1989年(昭和64年)までの紙面イメージを収録したCD/DVD商品を販売している。今回のヨミダス歴史館はこの2つのサービスをオンラインに統合したもの
紙面をFlashで表示することで「閲覧や印刷」はできるけどダウンロードはできないとか、家庭とオフィスで使い分けられないとか、個人で契約するには読売新聞の営業担当へ連絡しなきゃいけないとか、決済にクレジットカードは使えないとか、縛りが多すぎで萎える…。

「紙面の内容まで検索できる本格的なオンラインデータベースとしては日本で初めてと言えるだろう」と自信満々で発表してるのがメディア戦略局長ってのもまた萎える。いくら大学や図書館、官公庁といった法人利用を前提にしてるとはいえ、どの辺りが「メディア戦略」なのかよく分からないな。。。

既得権益を守ろうとしてたらそのうちGoogle News Archiveにクロールされちゃったりするんだろうか。

▼参考リンク
ヨミダス歴史館 : データベース : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

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