英Times、200年間の過去記事データベースを公開
英Times、200年に渡る記事を完全デジタルデータベース化(INTERNET Watch)すごい。確かに検索条件のプルダウンが1785年から始まってる…。
英Timesはこのほど、1785年から1985年までに200年間に渡る記事を検索可能な形でデジタルアーカイブ化し、データベースを公開した。
さすがに古い紙をスキャンしてるので質感が粗いけど、でもちゃんと読める。全ページ表示もできるしAjaxを全面的に使っていて、マウスでつかんでグリグリ動かしていけるから大きい新聞紙面もすんなり見通せます。
英語が弱いのでWikipediaの解説を引用しちゃうけど世界最古の日刊新聞ですって。
タイムズ - Wikipedia新聞には論説が付きものなのでそのまま教科書的に使うことはできないけど、事実を報ずる新聞媒体の性格からして200年に渡る記事というのはすごい価値ですよ。
タイムズ(The Times)は、イギリスの著名な英語の保守系高級紙。1785年創刊で、世界最古の日刊新聞であり、発行部数は68.8万部(2005年1月現在)を数える。
ニューヨーク・タイムズなどの新聞社との区別のためにロンドン・タイムズ、タイムズ・オブ・ロンドンと呼ばれることもある。
長きに渡る過去記事をよくも保存してくれてたもんです。
すばらしい。後世に残すべきはこうして受け継がれてきた「知」なんだと思います。
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Timesでは今後、1985年以降の記事についても向こう数カ月でデジタル化して公開する。また、1822年に創刊された日曜版である「The Sunday Times」についても、デジタル化して公開する予定だという。ネットを通じて連綿と蓄積されてきた「知」を誰もが参照できる時代。創業250年の老舗百科事典「ブリタニカ百科事典」も32巻におよぶ全巻が無料で閲覧できるようになってたりしますね。
すばらしい。後世に残すべきはこうして受け継がれてきた「知」なんだと思います。
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