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2011 .09 .27

仙石線の東名-野蒜間、内陸側に移設か

仙石線・東名―野蒜間、内陸移設 JRと沿線自治体が調整(河北新報)
東日本大震災で被災し不通となっているJR仙石線の高城町(宮城県松島町)―矢本(東松島市)間の復旧について、JR東日本と沿線自治体が区間内の東名と野蒜両駅(同市)を内陸側に約300メートル移設するルート案で最終調整していることが26日、分かった。
津波で甚大な被害を受け、いまだ不通となっている仙石線の東名―野蒜間。やはり内陸部に移動する方向で検討されているようです。
関係者によると、現在の東名、野蒜両駅を通るルートは津波で壊滅的な被害を受け、そのまま復旧しても運行の安全確保が難しいという。東松島市が野蒜地区住民の内陸部への集団移転を検討していることもあり、両駅を内陸に移転するルート案の調整が進められていた。両駅以外の5駅はほぼ現行の位置で再建を目指すとみられる。
日本三景の一つに数えられ、すばらしい眺望を誇る松島には泳げる海岸がありませんが、奥松島と呼ばれる野蒜地区にはキレイな砂浜が広がる海水浴場があります。

いや正確には「ありました」ですね。街並みは津波でさらわれ、地震による地盤沈下で海沿いの地区は居住も困難な状態になってしまいました。

海水浴場はいずれ再開することができるかも知れませんが、居住地としては今後も厳しいでしょうね…。そうした背景もあり、仙石線の内陸移転も止むなしでしょう。

JRと地元自治体が合意すれば、30日にも移転ルートが決定されるようです。

不通区間は代行バスが運行していますが、高齢者であれば乗り換えは大変なもの。
通勤通学の要である仙石線には、1日も早い復旧が待たれるところです。

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