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2011 .09 .17

JR仙石線-列車はススキの中に

あの日から動かぬ列車 風景は一転秋に 宮城・仙石線(asahi.com)
宮城県沿岸部を走るJR仙石線。東松島市の野蒜(のびる)駅―陸前小野駅間に、東日本大震災の日から止まったままの列車が残っている。あたりには雑草が生い茂り、ススキが穂を揺らす。今も、全線50.2キロのうち矢本(東松島市)―高城町(松島町)の15.9キロの再開のめどが立っていない。
せつないね。文字通り、時が止まった光景。

それでも、この車両は動かさずに記憶を伝えていった方がいいかも知れない。


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仙台と石巻を結ぶ「仙石線」。今も不通となっている矢本-高城町は、特に海岸線に沿って軌道が敷かれている区画。車窓から見える風景はとても素晴らしかった。
津波で野蒜駅は大破。JR東日本によると、近くを走っていた列車は停車して乗客を避難させた。周辺のレールは流された。電気も通っていないため、列車を動かせない。沿線住宅地は高台移転を検討中で、鉄道のルートが変わる可能性もある。
けど、今回はそのロケーションが仇になってしまった。

野蒜は奥松島と呼ばれていて、地元の人たちが訪れる隠れた(?)名所でした。
白くてサラサラの細かい砂浜がずっと続くあの海岸は、今どうなってるんだろう。Googleマップの航空写真も、あまり見たくない。

まあ感傷的なことはさておき、仙石線のルートは変わらざるを得ないでしょうね。
日常の移動手段であり、通勤・通学の動脈として仙石線が果たす役割は大きい。

1日も早い全線開通を願っています。

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