ホーム  > 気になるニュース  > 経済・社会  > 激安自販機は個人でも設置できる?

2010 .09 .24

激安自販機は個人でも設置できる?

1本80円も登場「激安飲料自販機」ビジネス サラリーマンの副業としても人気沸騰(MONEYzine)
100円や80円で飲料を販売する激安自販機が、サラリーマンの副業として人気沸騰中だ。24時間営業・現金商売の自販機ビジネスとは。
沸騰中って言っても問い合わせてるのは「自宅前の空きスペースや所有する駐車場内に自販機を設置したい」という人たちなので相当ハードルが高い。ぼくみたいな賃貸暮らしには土台ムリ。

そういう意味ではタイトル煽ってるよなぁ。
従来の自販機と異なるのは、自販機を飲料メーカーからの支給ではなく、個人で所有できる点だ。販売する飲料水は複数のメーカーから売れ筋を選んだり、夏は炭酸系、冬はココアなどと季節ごとの売れ筋を扱うことが可能。さらに、価格も自由に設定できるため、工夫次第では飲料メーカーから受け取る地代以上の収益を上げることもできるわけだ。
激安自販機のメリットとして紹介されてるケースも、MD(マーチャンダイジング)は自前が前提なのでとても副業で済む話じゃないよね。

記事では以前このブログでも取り上げた、激安プライベートブランドを展開するウエックスの事例も紹介されている。
同社のシステムでは設置場所さえ提供できれば、月々の電気代以外の全費用を自社が負担し、ロケーションオーナーは売上に応じた手数料が受け取れる。しかも、飲料の仕入れや季節商品の入れ替え、売上代金の回収などの面倒な日常管理はすべて自社が行うので、ロケーションオーナーのする仕事といえば毎月の売上明細書を眺めることくらいだ。
いくら安くても見かけたこともない商品がそんなホイホイ売れますかね。あとゴミが散乱するのが目に見えてるので掃除・片付けとかケアも大変そう。近所の自販機はゴミ(もちろん分別なんてされてない)が溢れた末にゴミ箱を撤去しちゃった。

自販機は個人でも設置できるけど、設置したら儲かるってことじゃないですね。

▼参考リンク
プライベートブランド : TWO DOWN(ツーダウン)(株式会社ウエックス)
格安自動販売機購入 自販機ビジネス(株式会社ミリオン)

▼関連エントリー
首都圏に進出する「格安自販機」、80円の缶コーヒーも

« 「愛社されている企業、愛社されていない企業」ランキング | ホーム | TSUTAYAの中古書店、「ecobooks」1号店オープン »



この他のエントリー

アーカイブ