経産省、iPod nanoの過熱事故についてアップルに行政指導
バッテリー交換など指示 iPod nano事故多発で経産省(MSN産経ニュース)検索エンジンから2年前のエントリーにやって来る人が絶えません。
アップルジャパンの携帯音楽プレーヤー「iPod nano」の初期モデルが充電中に過熱して故障する事故が相次いでいた問題で、経済産業省は6日、同社に対して、使用者からバッテリー交換を求められた場合、応じるように指示した。
» 「第1世代 iPod nano バッテリー問題」についての問い合わせ先
まだ第1世代 iPod nanoの対象機種を持っていて、不安になってる人がそれだけいるってことなんでしょうね。
アップルからすればもう製造も終わった過去の話題かも知れないけど、メーカーが考えるサイクル通りにユーザーが使わなくてはならない理由はないわけで。下手すればケガしちゃうこともあるわけなので、行政に言われる前にHP上のアナウンスなど見直して欲しかったな。
マイコミジャーナルの記事によると、経済産業省からアップルジャパンに指示された内容は以下の通り。
結局あの時は、しばらくしてから60GBのiPodを買ったのでバッテリー交換に出すことはありませんでした。なので件のiPod nanoはその後出番もなく、引き出しの奥に入ったままです。
▼参考リンク
・iPod nano(第1世代)に係る製品事故の対応状況について(経済産業省)
・iPod のモデルを区別する方法(アップルジャパン)
▼関連エントリー
・初代nanoのバッテリー交換はやっぱり5~7週間かかるとのこと
同製品をめぐっては、発火や過熱による事故で平成19年11月以降、4人が軽いやけどをするなどしている。また、充電中に故障するなどの軽微な事故が34件発生していたが、同社は経産省所管の製品評価技術基盤機構(NITE)に通達していなかった。問い合わせ先の番号は2年前と変わってないですね。
アップルジャパンの問い合わせ先はフリーダイアル0120・27753・5。
マイコミジャーナルの記事によると、経済産業省からアップルジャパンに指示された内容は以下の通り。
関連エントリーは、ぼくがアップルに問い合わせた際のメモです。2年前のことなのと、行政指導が出された後なので対応が変わってるかも知れないけど参考まで。
- ホームページのトップページに近いサポートページ上において、当該製品事故に係る重要情報の所在が容易にわかるようにすること
- ホームページ上のバッテリー交換の対象製品については、消費者の利便性の向上の観点から、iPod nanoとの記載だけでなく、対象製品としての型番などを明記すること
- 現在、ホームページ上では、バッテリー交換に応じる場合として「バッテリーが実際に過熱した場合」と限定的に記載されているが、製品事故の未然防止の観点から、「使用に際して不安を感じられる場合」をバッテリー交換の対象とし、その旨をホームページ上に明記すること
- 上記1から3までの措置の実施状況については、本年8月13日(金)までに報告すること
- 電子メールアドレスを登録している当該製品のすべての使用者に対して、注意喚起等の通知をできるだけ早期に電子メールで行うこと
- 同社の注意喚起及び再発防止策の実施状況(バッテリー交換受付件数、対応件数等)を経済産業省に定期的に報告すること
結局あの時は、しばらくしてから60GBのiPodを買ったのでバッテリー交換に出すことはありませんでした。なので件のiPod nanoはその後出番もなく、引き出しの奥に入ったままです。
▼参考リンク
・iPod nano(第1世代)に係る製品事故の対応状況について(経済産業省)
・iPod のモデルを区別する方法(アップルジャパン)
▼関連エントリー
・初代nanoのバッテリー交換はやっぱり5~7週間かかるとのこと