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2009 .12 .02

経済は信用の上にこそ、成り立ち得る

260億ドルの債務見直しで銀行団と交渉 ドバイワールドが公表(NIKKEI NET)
債務の返済猶予を要請したことでアラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の信用不安の引き金となった政府系持ち株会社ドバイワールドは30日、260億ドル(約2兆2000億円)の債務見直しについて銀行団と交渉に入ったことを明らかにした。同社の債務は総額590億ドルとされる。対処が必要な債務の詳細を明確にすることで市場に広がる不透明感を払拭(ふっしょく)し、混乱の収拾を急ぐ。
住宅価格は上がり続けるという前提が成り立たなくなったこと破綻したサブプライム・ローン。オイルマネーを背景に不動産開発を行い、ヒト・モノ・カネが流入し続けるという前提が成り立たなくなったことで破綻したドバイ・バブル。かいつまんで言うとそういうこと。日本の不動産・住宅バブルも同じ構造ですね。

おカネの流れ・規模の最大化を求める資本主義経済は、「信用」なんて根拠があるんだかないんだかよく分からない前提があってこそ、成り立ち得るものなんですよね。

「信用」をカタチにしたおカネ(通貨)というのは偉大な発明です。ヒトの欲に応じてアポトーシスのごとく振る舞う。薬にもなるし毒にもなる。

国家に限らず、一人ひとりの心構えとして、借りたものは返しましょう。

信用されるために。

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