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2013 .01 .24

自転車の悪質な信号無視、今後は「検挙=起訴」へ

自転車の信号無視も略式起訴へ 東京地検が方針変更(MSN産経ニュース)
悪質な信号無視を繰り返す自転車の運転者について、東京地検は21日、これまで原則不起訴としてきた方針を改め、道交法違反(信号無視)罪で略式起訴する方針を明らかにした。
信号無視する自転車を相変わらず見かけますが、やっぱり厳罰化へと向かってしまいました。まずは東京ですが、徐々に各地へ広がっていくんじゃないでしょうか。
地検によると、略式起訴の対象となるのは、2人乗りや携帯電話を使用しながらなど安全への配慮を欠いた運転をしたうえで、さらに信号を無視し、事故を引き起こしそうになったケース。2回以上繰り返した場合、原則略式起訴する。略式起訴されれば、5万円以下の罰金刑が科される。
「悪質な信号無視」を検挙=起訴(罰金+前科)するのであって、必要以上にビクビクすることはないわけですが、だからと言って「どうせ起訴されないし」という考えはやめて下さいね。追い越し車線から信号無視する自転車を何回も見かけてます。
周りの歩行者もクルマもバイクも迷惑なので。ホントに危ないんです。
自転車の運転者には自動車と違って、刑事手続きを免除する反則金制度が存在しない。略式命令を受けると前科となるため、検察は同じ信号無視で自転車の運転手にだけ前科がつくのは不公平との考えから、すべて起訴猶予などの不起訴処分にしてきた。
警察が検挙(違反なので赤切符)したら起訴になる。略式とはいえ起訴となれば検察の仕事も増えるので業務が逼迫する可能性もありますし、あるいは厳罰過ぎるという見方もあるでしょうが、そうなれば反則金(行政処分)の導入を求めて道交法の改正に動くことも考えられるでしょう。いずれにせよお上は厳罰化に向かっています。

これ以上処分が厳しくならないうちに改まって欲しいな。

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自転車の信号無視、罰金…悪質運転は厳罰化へ(YOMIURI ONLINE)
今後は、交通量の多い交差点を突っ切ったり、警察官の制止を振り切ったりする信号無視を繰り返した場合、「事故を引き起こす危険が高い悪質運転」として略式起訴することにした。罰金は最高5万円で、前科も記録される。
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東京都内では、ここ最近、信号無視の自転車による事故が増える傾向にあり、警視庁が取締りを強化した結果、この5年間で検挙数がおよそ8倍に急増しているということです。

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