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2013 .01 .16

卵子提供を支援する「OD-NET」、登録初日に41人が申し込み

提供卵子の仲介団体、初日だけで41人申し込み(YOMIURI ONLINE)
性染色体異常などにより自分の卵子で妊娠できない女性を対象に、第三者の卵子提供を仲介するNPO法人「卵子提供登録支援団体(OD―NET)」は、提供希望者の登録を始めた15日、41人から申し込みがあったことを明らかにした。
我が家の悩みに対するソリューションとは違うけど、ウォッチしたい動きです。
登録可能なのは、すでに子供がいる35歳未満の女性で、交通費と医療費以外は無償。メールでは「不妊に長く悩んだので気持ちはよく分かる。力になりたい」などの声が寄せられている。
高齢による不妊は話題になることも多いものの、だからと言って彼女たちが好き勝手に生きてきて気がついたら年を取ってしまったということではないと思うのです。
男女の区別なく、生きてくのは大変ですもの。ストレスも溜まるでしょうし。

ましてや、先天的な染色体異常や、若くして病気で月経が止まってしまうようなケースとなれば、その悩み、苦しみは他人には計り知れないものがあるでしょう。

個人の善意に基づくボランティアベースの活動で、どの程度スケールできるかは未知数(報酬が発生するとまた問題が出てくるし)。それでも法整備や倫理規定の整備を待っていられない切実なニーズがある中、ともかく動き出せたのはすばらしい。

誰もが安心して子どもを授かり、育てていける。

生きてくための経済を否定はしないけど、そうした社会の実現は、道路を作りまくったり、クルマを作っては買い換えさせる政策よりも優先されるものだと思ってます。

▼参考リンク
OD-NET(Oocyte Donation NETwork, 卵子提供医療登録支援団体)
受付窓口(OD-NET)
FAX: 078-335-1877
メール: info@od-net.jp

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卵子提供ボランティア募集へ=不妊女性にあっせん-民間団体(時事ドットコム)
不妊治療を行う医師や患者会関係者らが14日、東京都内で記者会見を開き、民間団体「OD-NET」(岸本佐智子代表、本部神戸市)を設立し、早発閉経などで卵子がない女性に卵子をあっせんする事業を始めると発表した。卵子を匿名で無償提供するボランティアを募る。
提供者は子どもがいる35歳未満の女性、提供を受ける側は早発閉経や染色体異常で卵子がないと診断された40歳未満の女性とする。高齢のため自身の卵子での妊娠が難しくなった女性は、当面対象としない。
「卵子バンク」事業を開始 卵巣患者向け、国内初(日本経済新聞)
提供者への金銭的な報酬はなく、排卵誘発剤による副作用など何らかの異常が起こった場合、かかった医療費を患者側が負担する。

民間不妊治療の5施設が、卵子の採取や体外受精を担当。ターナー症候群や早期閉経などで卵子がないと診断された患者計20人を既に登録しており、当面、患者の新規募集はしない。
国内初の卵子ドナー登録開始へ(NHKニュース)
こうした女性に対しては、国内では25の不妊治療の施設で作る団体が、独自のガイドラインを作り5年前から卵子提供による体外受精を行っていますが、患者みずからが無償で卵子を提供してくれる人を探さなければならないため、24回しか実施されていません。
多くの夫婦が法律や学会のガイドラインが整備され、一般に行われているアメリカなどの海外に渡って卵子提供を受けていますが、1回500万円ほどかかるケースもあり、精神的にも金銭的にも大きな負担を強いられています。
急増 卵子提供(NHK クローズアップ現代)
愛育病院 中林正雄院長
「受精卵というのは多くは自分の卵子と、精子はご主人ですから、半分他人のものです。
しかし、卵子提供妊娠ですと、卵子も精子も他人のものなので、一部は拒絶反応が起こることも知られていますので、免疫反応も一部に関係するのではないか。」
国内ではまだ少ない事例だからこそ、事実としてのリスクも知っておきたい。

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