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2012 .12 .06

宝くじの当選確率は、砂漠の中から金粉を探し当てるようなもの

宝くじの1等が当選する確率は? 1500万円分(約50000枚)の宝くじを購入した結果をシミュレート(ガジェット通信)
今年の年末ジャンボ宝くじは1等前後賞合わせてなんと6億円という史上最大の金額で話題になっている。ちなみに1等4億円は68本、前後賞の1億円が136本なのだそうだ。一見した感じでは「毎年200名以上が億万長者!」とまさにドリームジャンボの名に相応しい夢を見られるのだが、実際その当選確率は何%ぐらいなのであろうか?
結論としては何%どころか、1等(4億円)の当選確率は1,000万分の1、3等(100万円)でも10万分の1という確率だそうです。6等(300円)でやっと10分の1。

交通事故で死亡する確率が1万分の1ということで、これは4等(10万円)の当選確率と同等レベル。宝くじは絶対に胴元が損をしない構造になってるとは聞きますが、何となくでもイメージできるレベルで比較すると、全く当たる気がしませんねぇ。
データーによれば1等の当選確率は驚くことに1000万分の1である。これは交通事故で死ぬ確率が1万分の1なので、それよりもはるかに低い確率。カジノと比較すると、カジノで億万長者になる確率が60万分の1なのだそうだ。カジノよりも億万長者になる確率はずっと低いのである。

さらには元金が返ってくる7等で10分の1。当たった! と喜べる当選金額10万円分でも1万分の1である。これでは割に合わないのではないだろうか。
長引く景気低迷で懐具合が寂しいと夢を追いたくなる感情は充分に理解できますし、誰も否定できるものではないでしょう。けど実際は割の合わないバクチですよね。

買わなきゃ当たることはないし、実際に当たった人もいるわけですが、当選は自分でコントロールできない。けど買わないことは自分でコントロールできること。

なけなしのおカネをドブに捨ててしまうような行為よりかも、コツコツと貯金したり少額でも投資した方が確実と考えてしまうのは保守的過ぎるでしょうか。

ネットで買えるtotoなど、買いやすい環境が増えてきている年の瀬だからこそ、(おカネは要るけど)冷静に自重しなきゃと自分を戒めるためのエントリーでした。



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