中瀬に架かる内海橋、石巻街道に直結するルートに架け替えへ
石巻中心部、旧北上川の内海橋 上流側に架け替え(河北新報)中瀬に架かる現在の内海橋(うつみばし)を解体し、位置を変更して架け替えるとのこと。やむない事情があることだけど、代表的な風景がなくなるのは寂しいな・・・
宮城県東部土木事務所は、東日本大震災で被災した宮城県石巻市中心部の旧北上川に架かる国道398号の内海橋を解体し、上流側に架け替える方針を決めた。川の中瀬地区を外れるルート設定となるため、市は代替策として歩道橋の建設を検討する。「新内海橋」は来年秋に着工し、2015年度中の完成を目指す。
位置的にはこんな配置になるようです。
石巻街道(国道398号)に直結するルートになれば、石巻駅から湊地区に渡る道路がほぼ直線になります。石巻駅前には市役所があるし、市民病院も駅前に移転するので湊方面から自動車やバス、タクシーで行き来するのもスムーズになるでしょう。
内海橋は今でも欄干はへし折れたままだし、路面も波打った箇所が残ってるし、そもそも津波で漁船が乗り上げていた破損状況からすれば、現状の内海橋を補修するとなれば川床の基礎から補強が必要でしょうし、それなら新しい橋を架ける方が合理的。
でもまあ、、、頭じゃ分かっていても、なかなかね、心は納得してくれない。
小学生のころ、鹿妻の家から小学校まで毎日渡ってた橋だもの。心に残ってる。
内海橋からアイトピアに至る「橋通り」って地名も、徐々に忘れられるんだろなぁ。
せっかく再開するところに客足が細らなければいいけど。。。
土木事務所によると、新内海橋は現在地から約100メートル北側の中央3丁目の丁字路と、対岸の八幡町1丁目の丁字路付近を結ぶ。全長210メートル、幅14.5メートル。片側1車線で、両側に3.5メートルの歩道を設ける。地元の利便性だけでなく、市外から訪れる観光バスなども通りやすくなりますね。
内海橋は1882年、地元名士が私財を投じて建設。現在の橋は全長約150メートルで、1933年に架けられ、中瀬を中心に両岸を結んでいる。震災で橋上にがれきが散乱し、橋脚の一部が沈下するなどの被害があった。長年に渡って交通の要衝を果たしてきた内海橋。私財で作られてたんですね。上流の大橋や河口の日和大橋と比べて、中洲に架かる2つのアーチが印象的な橋です。
内海橋は今でも欄干はへし折れたままだし、路面も波打った箇所が残ってるし、そもそも津波で漁船が乗り上げていた破損状況からすれば、現状の内海橋を補修するとなれば川床の基礎から補強が必要でしょうし、それなら新しい橋を架ける方が合理的。
でもまあ、、、頭じゃ分かっていても、なかなかね、心は納得してくれない。
小学生のころ、鹿妻の家から小学校まで毎日渡ってた橋だもの。心に残ってる。
内海橋からアイトピアに至る「橋通り」って地名も、徐々に忘れられるんだろなぁ。
新橋完成後、現在の橋は解体する。石ノ森萬画館などがある中瀬地区に通じる橋がなくなるため、市は複数箇所の歩道橋設置を検討している。それはそうとして、萬画館への導線がどうなるか気になるところです。新設されるのが歩道橋だけだと、駅から中瀬にタクシーで乗り入れるのはムリになってしまう。
せっかく再開するところに客足が細らなければいいけど。。。