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2012 .09 .04

ウィルコム、宮城県に982台の「イエデンワ」を無償供与

ウィルコムが宮城県に「イエデンワ」982台を無償供与 据え置き型PHS(MSN産経ニュース)
ウィルコムは3日、緊急時の通信手段として宮城県内の市町村や学校、保育園などに据え置き型PHS「イエデンワ」982台を導入したと発表した。
去年「イエデンワ」が発表された時にはスモールオフィスにいいかもと書いたけど、なるほど停電時の冗長化という使い方もありますね。
イエデンワは固定電話のような形をしているPHS端末。電話線などの接続コードが不要で、家庭用電源でも乾電池でも使えるとあって、災害で停電になっても通話できる。
もちろん通話できるのは乾電池が保つ間だけだし、電波の基地局が壊れてしまえば通話はできません。けど乾電池をストックしておけば長く使えるメリットは大きい。
イエデンワは使い勝手の良さから、100以上の自治体が合計1万5000台を導入。緊急時の通信手段として使われている。
今でも病院内で活躍しているPHS。枯れた技術のようでいて、いやいやなかなか。
ケータイやスマホと真っ向勝負でなくとも、適材適所な使い途はあるものですね。

しかも固定電話と同形状のイエデンワなら、受話器を持ちながら片手でメモを取る、おなじみの使い方もカンタン。それでいてコードレスなので持ち歩きも可能。

非常時に使えるPHSの認知とイエデンワの利用シーンの訴求。これはいいPRですね。
そうしたPRを兼ねたことであれ、無償提供とはスゴい。ありがとうございます!

▼参考リンク
宮城県におけるイエデンワの採用について(WILLCOM)
イエデンワは、据え置き型のデザインをしたPHS電話機で、設置工事が不要であるため場所を選ばず使用できます。また、省電力というPHSの特長を活かし、AC電源のほかに乾電池でも駆動(単3型アルカリ乾電池4本で約800時間駆動、約10時間の連続通話が可能)するため、電源のない場所での通信手段としてもご活用いただけます。

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