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2012 .08 .30

3.11から1年半を経てもなお続く、巨大余震

仙台・南三陸で震度5強 JR、一時運転見合わせ(朝日新聞デジタル)
30日午前4時5分ごろ、宮城県沖を震源とする地震があり、宮城県南三陸町、仙台市で震度5強を観測した。名取市や塩釜市、東松島市で震度5弱を観測したほか、気仙沼市や栗原市など広い範囲で震度4を記録した。東日本大震災の余震とみられる。気象庁によると、震源の深さは約60キロで、地震の規模を示すマグニチュードは5.6と推定される。
去年の4月7日、石巻の実家で見舞われた大きな余震は震度6強でした。あの時よりは規模が小さいものの、寝入ってる明け方でこの規模はとにかく心臓に悪い。

一番怖い津波はなく、大規模な死者・負傷者が出なかったのは幸いでした。

» 地震情報(Yahoo!天気・災害)

それにしても、震災から1年半近く経つのにこんな規模の余震が続くなんて…。
日中、母親が外にいるタイミングで見舞われたら割れたガラスや落下物でケガしてたかも知れないと思うと、かえって室内にいる時間だったのは良かったかも。

奇しくも震度5強というのは3.11の東京と同じ震度です。あの時ぼくが職場の高層ビルの最上階で体験した、椅子に座っていられず、デスクの上のPCが転がり落ちる状況と実家とは比較できないけど、ザワザワと思い出すものがありました。

けれど母親とメールで連絡を取ってみれば、喉元過ぎれば熱さを忘れるというか、こちらの夏バテの心配ばかり。いや、それも大事だけど今は優先度が違うから。

津波が来なければ平気と言ってしまってるのがむしろ危ないと思ってるのですよ。
地震があることに慣れてしまってる。お盆に妹もそろって話した時も、このまま実家に住み続けたいと言い出す始末。何のために今まで話し合ってきたんだ…。

実家は石巻で観測した3.11の震度6強の地震にも、2階の踊り場まで上がった津波にも耐えてくれたけど、建物は確実に傷んでるし、これから何年守ってくれるかなんて分からないわけですよ。とはいえ東京が安全という保証もないわけだけど。
宮城県や県警によると、登米市の女性(71)が自宅2階から逃げる際に階段を落ち、右ひざを骨折。仙台市太白区の女性(86)も逃げようとしてベッドから落ち、足と腰を骨折した。名取市の男性(37)と仙台市若林区の実家にいた男性(48)は、それぞれ落下物で軽傷を負った。
こうしたことが、いつ我が身のことになるかも知れないのに。

漠然とした不安は実感してるのに、変化に対して保守的というか動こうとしない。
これってぼくの母親だけなんだろうか。それとも老人特有の心理なんだろうか。

もどかしいけど、あまりに自分のことで手一杯で、正に忸怩たる思いでいます。
全然まとまってないけど、まだまだ余震に注意! ということでひとまず。

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30日午前4時5分ごろ、宮城県の仙台宮城野や南三陸歌津で震度5強の地震があった。同17分ごろには茨城や栃木、群馬、埼玉の4県で震度3の地震があった。
(中略)
茨城など4県の震度3の震源地は茨城県南部で、震源の深さは約50キロ、マグニチュードは4・2と推定される。

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