東電本店、海水注入に「もったいない」
海水注入「もったいない」=東電本社、廃炉恐れ-吉田所長は反論・福島原発事故(時事ドットコム)こうした記事を見てしまうと、どうしても冷静じゃいられなくなります。
東京電力福島第1原発事故直後の昨年3月13日、危機的状況にあった2号機原子炉を冷却するため海水注入を準備していた同原発の吉田昌郎所長(当時)に対し、本社側が「材料が腐っちゃったりしてもったいない」などと指摘していたことが8日、東電が公開したテレビ会議の映像で分かった。
この本店の人物を特定することは本質ではなく、結局これが現場と本社の温度感の違い、もっと言えば偽ざる本音なんでしょう。恐らく他の電力会社も同様でしょう。
いま全国の原発の廃炉を決めたとしても今後40年以上も核燃料は存在し続ける。
しかも、未だに環境や人体に影響を与えない確実な処理方法は確立されていない。
そして、まず間違いなく言えるのは、「もったいない」発言の主も東電はじめ各電力会社の現経営陣もその頃にはこの世にいない。けれど、ぼくらやその子どもたちはこれからもこの国、この土地で生きていくことでしょう。リスクと隣合わせで。
たまたま↓こんな記事を見ちゃったもんだから、ムカついてしょうがない。
» 30年以上隠されてきた映像 / アメリカ軍によって撮影された広島・長崎の原爆被害者を映した映像が公開される(ロケットニュース24)
もちろん原爆と原発とを単純に比較できるものではないし、関連付けるつもりもありません。アメリカの情報公開制度にしても、今さらどうにもできないタイミングでしか公開はされないということも知ってます。それでもかなりな量の情報が記録されており、開示請求を行える仕組みが機能していること自体はマシだと思うのです。
短絡的なビジョンと既得権益に固執してる皆さん、さっさと退場してください。
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・「本店、本店、爆発が…」東電、会議映像初公開(YOMIURI ONLINE)
しかも、未だに環境や人体に影響を与えない確実な処理方法は確立されていない。
そして、まず間違いなく言えるのは、「もったいない」発言の主も東電はじめ各電力会社の現経営陣もその頃にはこの世にいない。けれど、ぼくらやその子どもたちはこれからもこの国、この土地で生きていくことでしょう。リスクと隣合わせで。
吉田所長は「今みたいに(冷却水の)供給量が圧倒的に多量必要な時に、真水にこだわっているとえらい大変なんですよ。海水でいかざるを得ないと考えている」と断言した。緊迫感ないですねぇ(苦笑)。やっぱり特定して吊るし上げないとダメなのかな。
復旧班の人物は「現段階のことは了解しました」と了承したが、この後も復旧班から「いかにももったいないなという感じがするんですけどもね」と苦笑交じりの声が漏れた。
たまたま↓こんな記事を見ちゃったもんだから、ムカついてしょうがない。
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もちろん原爆と原発とを単純に比較できるものではないし、関連付けるつもりもありません。アメリカの情報公開制度にしても、今さらどうにもできないタイミングでしか公開はされないということも知ってます。それでもかなりな量の情報が記録されており、開示請求を行える仕組みが機能していること自体はマシだと思うのです。
短絡的なビジョンと既得権益に固執してる皆さん、さっさと退場してください。
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東電はビデオ映像の公開をいったん拒否したが、その後、公開を決め、幹部以外の個人が特定されないよう音声を加工。報道陣に本店内で1か月間視聴させるが、録音や撮影を認めていない。かわりに東電が映像も修整した要約版(約1時間半)を提供した。こうした公開手法にメディアや専門家から、全面公開すべきだとの声が上がっている。