ホーム  > 気になるニュース  > 石巻の老舗割烹「八幡家」、1年4ヶ月ぶりに営業再開

2012 .07 .11

石巻の老舗割烹「八幡家」、1年4ヶ月ぶりに営業再開

石巻の老舗日本料理「八幡家」が再開-津波浸水被害の店舗を全面改装(石巻経済新聞)
1913(大正2)年創業の石巻の老舗日本料理店「八幡家」(石巻市中央2、 TEL 0225-22-0138)が7月11日、震災から1年4カ月の休業を経て営業を再開した。
おお! 営業再開、おめでとうございますー!

子供のころ、親類一同を菩提寺に集めて行われる法事に付いてくのはあまり好きじゃありませんでした。だって退屈だもの。けれど法事の後、一同に振舞われた御膳はけっこう好きでした。子どもでもおいしいと思う味でしたね。「高いけれどお付き合いもあるし、いいものだから」と両親はがんばっていたみたい。それが八幡屋さんの御膳でした。そして八幡屋さんは両親の披露宴が行われたお店でもありました。
旧北上川から200メートルほどしか離れていない松川横丁に建つ同店は、震災時の津波によって1階の天井まで浸水し休業を余儀なくされたが、このほど5カ月間にわたる全面改装工事を経て本格的な営業再開にこぎ着けた。地盤沈下の影響で台風や高潮で市街に川の水が上がってくるため、1階の床面の高さを20センチ上げたり、耐震壁の割合を増やしたりするなど建物の構造にも補強を加えた。
あまりにご近所さんすぎてありがたみを感じられてなかったのが正直なところですが、いわゆる伝統ある名店なんですよね。

実家の目と鼻の先にあるので当時の状況は想像できますが、同じ場所で再開するという決断は簡単ではなかったでしょう。ホント再開にこぎつけられて良かった。

記事にもありますが、女将さんは3.11の直後から地域のリーダーとして活躍されていたと母親から聞いています。曰く、救援物資の配分や自衛隊、ボランティアさん達との折衝など、彼女を中心とした取りまとめがあったから安心して行動できたと。
日本料理を提供するほか、うなぎ料理も看板メニュー。人気のうな重は、うなぎ1串=1,800円、2串=2,700円、中入り=3,400円。従来のメニューに加えて「旬のきずな丼」(1,800円)の提供も始める。小さい丼の2つセットで、今の季節はカツオとカニの丼の2種。予約で季節の懐石料理のコースや2階座敷を使った宴会にも対応する。
人よし、味よし、情緒よし。石巻に来られた際にはホンモノの名店の味を堪能してみてください。名物のうな重はホント絶品ですよ。

» 「割烹 八幡家」のうな重

ちなみに元々お安くはないお店なので復興支援ぼったくり価格じゃないハズです。
座席は1階にテーブル席が12席、小上がりの席が10席。
営業時間は、ランチ12時~14時、ディナー17時~20時。
帰省したら伺います!

▼参考リンク
八幡家ホームページ


大きな地図で見る

« アマゾンの荷物が色んな配送業者で届く理由 | ホーム | 実走可能なトヨタ「パブリカ スポーツ」、50年ぶりに復元 »


トラックバック

このエントリー 石巻の老舗割烹「八幡家」、1年4ヶ月ぶりに営業再開 に届いたトラックバックの一覧

» 3年ぶりの「割烹 八幡家」のうな重
帰省2日目の晩ごはんは、「割烹 八幡家」さんのうな重をいただきました。 ...


この他のエントリー

アーカイブ