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2012 .07 .07

アノニマス、渋谷でゴミ拾い「オフ会」を実施

アノニマス、渋谷にあらわる 第1回清掃オフに50人超(ねとらぼ)
「7月7日午前10時、私たちは渋谷に現れる」

公式サイトに掲載された声明のとおり、7月7日午前10時、ガイ・フォークスの仮面をつけた一団が宮下公園に集まってきた。違法ダウンロード刑事罰化に反対する、ハッカー集団「アノニマス」による第1回渋谷清掃オフ「Anonymous Cleaning Service@op.A.C.S」がこの日行われた。
小雨が降りしきる中のゴミ拾いというのは日本らしいというか現代っぽい。
F5アタックは良い方法と思わないけど、ゴミ拾いは良いアクティビティですよね。
今回の活動は日本主導で企画されたものだが、サイトへの攻撃などの過激な抗議活動に出るのではなく、「街の清掃」という平和的手段をとったことについて、海外のアノニマスからは「日本人らしい手段」と感心する声もあるという。代表によれば、参加希望者用のメーリングリストには100人以上が登録しており、今回参加できなかった人のためにも、場所を変えて今後も開催していきたいとのこと。
集会の届出を行わない「オフ会(清掃活動)」というコンセプトにも関わらず大勢の報道陣や野次馬がついて回ったことで、結果的に通行の邪魔になるような迷惑が若干発生した模様。注目の高さ故ですが、今後の活動では注意しないとですね。

テレビのニュースなどでガイ・フォークスのお面は見たことがあったり、「アノニマス」という名前は耳にしたことがある人も多いでしょうけど、今回のアクティビティの主旨がどこまで知られていたかは微妙かも知れない。

元々「ハッカー」とはプログラムの脇の甘さを突いて攻撃したりすることで脆弱性リスクを啓蒙するスーパープログラマーを指す意味合いを持つ言葉。決して「ハッカー=悪」ではないわけです(一般的な認識が歪んでしまってますが)。

日本人らしい行動で「言論の自由」という彼らの考えが伝えていければいいですね。

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アノニマス渋谷をお掃除![フォトレポート](RBB TODAY)
今回の活動は、アメリカで行われたオペレーションジャパンのグループ(政府機関等に攻撃をしかけたグループ)とは直接関係ないとのことだ。おそらくプロテクトされたデータの複製を禁止する今回の著作権法の改正に反対する気持ちは同じだが、彼らとは主張する方法論が違うという。

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