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2012 .06 .14

大飯原発の再稼働、安全対策はホントに神頼み

政府、大飯原発に祈祷師200人を派遣へ(虚構新聞)
関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼動をめぐり、政府は12日、全国から有力な祈祷師200余人を招集し、大飯原発に派遣する方針であることを明らかにした。政府では大飯原発の安全性は十分に確保されているとしながらも、そもそもの原因となる地震などの天災を制御することはできず、結局は「困った時の神頼み」を露見させた格好だ。
色々とアレなので一応。これ、ネタ元は虚構新聞ですから。うそニュースですよ。

とはいえ今回の記事は風刺が効き過ぎていて、笑うに笑えない。。。

大飯原発の再稼働は既定路線だったとしても、野田さんの再稼働宣言はあまりにウソにまみれたものでしょう。免震重要棟やベント、防潮堤の整備が出来ていないのは紛れもない事実だもの。虚構新聞のオチがあまりに「事実」で笑えないですわ…。
祈祷の有効性・実効性について、政府関係者は「神のみぞ知る」として、再稼動前からすでに事故責任の所在を神になすりつけており、原発が文字通り「安全神話」でしかなかったことを改めて裏付けたかたちだ。
たかが役職の首ひとつで将来に禍根を残す判断をされたのではたまらない。

総理の替えはどうとでもなるけど、国土や国民の替えは効かないもの。

▼関連記事
暫定的でない原発再稼働、性急過ぎる決断に懸念(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版)
首相は中長期のエネルギー政策は「8月をめどに決めていきたい」と述べたが、その言葉とは裏腹に、エネルギー政策が原発に依存する状況を将来にわたって続ける意向が強くにじむ会見内容となっていた。

それは、「福島を襲ったような地震・津波が起きても、事故を防止できる対策と体制は整っている」との発言に顕著にあらわれた。福島第1原発の事故が収束せず全容が明らかになっていない上に、大飯原発にまだ免震重要棟やフィルター付きベントがなく、十分な防潮堤も整っていないにもかかわらず、こうした言葉が出たのである。

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