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2012 .04 .22

アップルのデザイン

実は「だましのテクニック」を利用しているiPhoneのデザイン(日経BPネット)
1枚のアルミ板を削り出して作ったiPadや、1枚のガラス板を金属でかしめたようなデザインのiPhoneなど、アップルのデザインは、製品の素材感をシンプルに表現した「無垢(むく)」なイメージを大切にする。
昔からアップル製品に持つ印象は「シックシンプル」でしたが、iPod以降のアップル製品はモノトーンと金属の質感を重視したデザインが際立っているように思います。

何でも囲い込もうとするマーケティング手法は好きにはなれないけど、シンプルでありながら飽きが来ず、所有欲をも満たされるアップル製品にはやはり惹かれます。
デザインにシンプルさを求めるのは簡単なことではない。製品の機能性や安全性なども考慮に入れると、多くの追加要素が生じてしまい、それに応じて当初はシンプルにする予定だったデザインも複雑になることがほとんどだ。
昔のマッキントッシュといえば超高級品でおいそれと手が出なかったわけですが、iMacから広がった低価格製品の拡充で多くの人がアップル製品を手にするようになり、そのデザインや質感に魅せられていったんじゃないでしょうか。
アップルによれば、人間の目の解像度では、1メートル離れた直径30マイクロメートル以下のものを見ることができないという。人間の目の光学的な限界値を利用したのが、このライトの表現だ。アルミボディーに、30マイクロメートル小さな穴を無数に開けて、その裏からライトを投影する。すると、何もなかったはずの場所から突然、光が浮かび上がる錯覚にとらわれるのだ。
アップルをアップルたらしめてる核は、パラノイアチックにまで思い描いた機能を盛り込んだデザインと、巨額の投資をいとわないからこそ成し得る技術なんですよね。
こうしたテクニックは、電源やカメラのインジケーターなど、ごく小さな部分に使われている。この表現のためだけに、アップルは大量のレーザーカッターを導入。外装部品を開発するサプライヤーに貸与していると考えられる。
ぼくはジョブズが思い描いた機能のほとんどを使いこなせてないと思うけど、「欲しくなる」んですよね。アップル製品て。デザインと質感の成せるワザだなあ。
その真意からすれば、iPhoneはカバーなしで使うのがベストなんでしょうねぇ。

アレもコレもできるかも知れないけど、分かりづらくて使いづらい製品は要らない。安っちいモノをたくさん持つのもイヤ。多機能と高機能はイコールとは限らない。

この「アップルのデザイン」、ちょっと読んでみたくなりました。

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