facebookで「嫌い」を共有できる「エネミーグラフ」
フェイスブックで「嫌い」を共有できるアプリ登場(CNN.co.jp)さすがfacebookを生んだ自由と正義の国。「Like!」だけでは許せないわけですね。
米大手交流サイトのフェイスブック上で自分の嫌いなものを「敵」として登録し、同じ対象を嫌うユーザー同士で交流できるアプリが登場した。
このアプリ「エネミーグラフ」はフェイスブックを通じて入手でき、自分の嫌いな人や場所や物を「エネミー(敵)」として登録できる。
思わず便利ツールにカテゴライズしちゃいましたわw
全世界で8億人超とされるfacebookのユーザー数からすれば微小なものの、すでに2万人以上が「EnemyGraph」を利用しているそうです。さすが権利と義務の国。
思えばfacebookのコンセプトには、コメントが荒れることがあるブログへのアンチテーゼもあったのかも知れません。
個人的にはfacebookに「Dislike」があっても実名登録が障壁になるのでアリなんじゃないかと思いますが、それは日本人的な考えかも。議論好きな欧米人だとすぐ白熱しちゃうかも知れませんね…。まあほどなく削除されちゃうだろうなあ。
▼参考リンク
・EnemyGraph on Facebook
現時点で多くのユーザーに嫌われている筆頭級は米大統領選の共和党候補者指名を争うミット・ロムニー、リック・サントラムの両氏や、米大手放送局のフォックスなど。米民主党ではオバマ米大統領も顔を連ねる。ああ政治的に利用される可能性はありますね。まあそれも含めての意見の醸成なのでしょうけど。てかI.Eってw
このほか10代の歌手ジャスティン・ビーバー、ブラウザーの「インターネット・エクスプローラー」、人気の樹脂サンダル「クロックス」などが嫌われ者として挙がっている。
同アプリの共同開発者、ディーン・テリー氏はテキサス大学の准教授。自身が担当する講座の中で、大学院生と共同で開発に当たった。同氏に言わせれば、「いいね」ボタンはあっても「嫌い」ボタンがないフェイスブックでは、善良性を前提とした人為的な文化が強要されており、意見の不一致を許す余地に乏しい。そこでソーシャルメディアに対する一種の「冒涜(ぼうとく)」として同アプリを開発した。「意見の不一致」がエスカレートすると「炎上」という状態になったりします。可視化されたレスポンスが「Like!」しかなければ発信者にとってネガティブなレスポンスを見ることがなく(その代わり閑散としますが)、一見穏やかな交流が保てます。
思えばfacebookのコンセプトには、コメントが荒れることがあるブログへのアンチテーゼもあったのかも知れません。
個人的にはfacebookに「Dislike」があっても実名登録が障壁になるのでアリなんじゃないかと思いますが、それは日本人的な考えかも。議論好きな欧米人だとすぐ白熱しちゃうかも知れませんね…。まあほどなく削除されちゃうだろうなあ。
▼参考リンク
・EnemyGraph on Facebook