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2012 .03 .22

PETMANはサイバーダインの夢を見るか?

【日本版コラム】軍事用のヒト型ロボットを開発するボストン・ダイナミクス(WSJ日本版)
ここ数年、SFの世界をほうふつさせる衝撃的なロボットの映像をYouTubeで公開し続けている会社がある。米マサチューセッツ工科大学(MIT)からスピンアウトした、ボストン・ダイナミクスという会社だ。
思わずムリやりなタイトル付けちゃいましたが、、、現実はここまで来ていました。
例えば、軍事用の運搬ロボットとして開発が進められていた「BigDog(ビッグドッグ)」の動画では、このロボットが人間に蹴飛ばされても(動画の35秒あたりから)、つるつる滑る氷の上でも(同1分25秒)、転倒しない姿に世の中は目を丸くした。


挙動があまりにリアルで正直かなり怖い。機械的には要らないからなんだろうけど、頭がないのが心理的な怖さを倍増させますねぇ。人型の「PETMAN」は輪をかけて。


もっと最近では、同社が開発中のヒト型ロボット「PETMAN(ペットマン)」の動画が公開され、世界的な注目を浴びた。あたかも人間のように歩けるこのロボットは、兵士の着る化学兵器防護服を試験することを目的に開発されている。こうした新しい装具を危険な環境下で人間に試させることはできないので、代わりにロボットを使おうとしているのだ。だから、服を着た人間大のロボットは、兵士と同じように歩いたり、腕を動かしたり、汗をかかなければならない。同社は年内に、このロボットを米陸軍に納入する予定だ。
ガチでターミネーターだ、、、こわいよー…。

やっぱり日本人としては「ASIMO」の方がいい。アトムが生まれた国ですもの。
荷物を運べる4足型ロボットは「長期的には高級車程度の価格に下がるだろう。改良型は農業や山火事の消火、救助活動、見張り番などの役割を果たせる」(同社長)。
それは確かにね。ヒトが立ち入れない場所での活動はロボットに期するところではあります。できることなら福島原発にいますぐ投入したいですけどね。

ボストン・ダイナミクス社には(ぜひともサイバーダイン社にはならずに)工業的な技術を磨いていただいて、日本ではヒトに寄り添うロボットを生み出して欲しいな。

↓まあ中国も侮れませんが(ええ懐かしの先行者ですよw)…。

▼参考リンク
ロボット技術の最先端
最先端ロボット技術 外伝

▼関連エントリー
3代目「ASIMO」、登場

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