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2012 .02 .24

土壌セシウムを99.9%除去する新技術、開発

土壌セシウム99.9%除去する新技術(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト)
農業・食品産業技術総合研究機構の中央農業総合研究センター(茨城県つくば市)は22日、福島県内の放射性物質に汚染された農地土壌から放射性セシウムを99.9%除去できる技術を開発したと発表した。
故郷が汚染され、帰れずにいる人たちには、一筋の光明にも等しいニュース。
汚染土壌に無機系化合物の「高性能反応促進剤」を添加して、あらかじめ放射性セシウムを昇華しやすくした上で、小型の回転式電気炉を用いて1300度以上に加熱処理し、気体化した放射性セシウムをフィルターで捕らえる。これを冷却した後に「濃縮セシウム塩」として回収する。
あくまでも実証実験の段階であって、実運用となった場合の稼働率やコストはうかがい知れないものの、汚染土壌中の放射性セシウムを99%以上除去できたとのこと。

除染作業によって排出された大量の土砂と、そこから放出される放射性物質を環境に戻すことができれば──故郷に戻り、再び暮らせるメドも立てられるでしょう。

一日も早い実用化を切望してやみません。

▼参考リンク
「放射性物質を含む汚染土壌等からの乾式セシウム除去技術の開発」について(農研機構)
福島県内の放射性物質に汚染された農地土壌(60,000Bq/kg超)から、復旧・復興用土工資材等に利用可能なレベル(クリアランスレベル:100Bq/kg以下)まで含有する放射性セシウムを分離・除去(99.7%以上)する技術開発を行いました。

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