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2012 .01 .28

帰宅困難時の地下宿泊実験、丸の内で実施

“帰宅困難者”地下で宿泊 東京駅に30人、初の実験(MSN産経ニュース)
東日本大震災で首都圏の鉄道網が乱れ、自宅へ帰れない帰宅困難者が大量に生まれた問題を受け、東京・丸の内の企業などでつくる「東京駅周辺安全安心推進協議会」は27日夕から28日朝にかけ、丸の内のオフィス街の地下通路で帰宅困難者を受け入れられるかどうかを検証する初の社会実験を行った。募集に応じた約30人が参加した。
7時43分に富士山周辺で震度5弱、9時22分に岩手沖で震度4、14時21分には茨城県沖で震度4と、今日は朝から大きめの地震が続いた1日でした。

そうした中で実施されたこの実験。まさに大都市における喫緊の課題です。
内閣府によると、震災時の首都圏の帰宅困難者は515万人。首都直下地震が発生した場合、国は1都3県で650万人に上ると想定しており、自治体や企業は、避難場所の確保や救援物資の配布法を考えている。
地下通路への帰宅困難者の受け入れを検証する社会実験の概要(東京都)

» 地下通路への帰宅困難者の受け入れを検証する社会実験の概要(東京都)

この実験の概要は上記のページにありますが、結構シリアスな設定になっています。

■状況想定:(実験時想定:中央防災会議 東京直下地震推定による)
  • 都心3区は地震発生直後より48時間以上にわたり停電
  • 鉄道は首都圏全線にわたり運行停止、各所で線路基盤崩壊、架線切断、橋梁破損あり。JR各線の復旧は翌朝以降。私鉄についても復旧の見通し立たず
  • 都内幹線道路、環状7号線内側は全線自動車通行止
  • 津波による浸水なし
  • 丸の内地区周辺建物は被害僅少、行幸通り地下通路は構造機能被害なし
  • (天候は実験当日の状況による)
  • 多数の帰宅困難者が東京駅周辺に滞留している

48時間以上の停電と鉄道網の全停止というのは考えただけでもゾッとしますね…。
ただ、建物の倒壊や破損による被害に言及していない点が少し気になりました。

そもそも地下までたどり着けるのかとか、あと津波が来ない想定でいいのかとか。
まあ津波が都心部まで押し寄せない想定なので地下に避難するわけですが…。
JR東京駅から皇居方面に延びる地下通路にブルーシートが敷かれ、テントや非常用照明が設営された。参加者はスタッフから水を注ぐだけで食べられるアルファ米を受け取り実際に試食。白米とシソワカメ味の2種類で、水を入れて60分ほど待って食べた。
実験と分かっているから冷静でいられるものの、実際の場面となると、、、
この実験の最年少の参加者は小学5年生の女の子だそうです。すごいなあ。
寒かっただろうに。風邪ひいてなければいいけど…。

同様の実験は新宿や渋谷など、私鉄が乗り入れているエリアでも実施して欲しいですね。万が一の時に経験を活かせるよう、できるだけ参加しておいきたいです。
(もちろん、実験へのフィードバックもしたい)

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帰宅困難者どうする 社会実験、記者参加 寒さ痛感「もし外なら」(MSN産経ニュース)
午後7時半すぎ、丸ビルと新丸ビルの間にある全長約200メートル、幅約15メートルの行幸(ぎょうこう)通り地下通路。参加者は10代から60代の男女約30人。職場の非常用持ち出し袋を持参した人もいた。最年少の小学5年、風間柚葉(ゆずは)さん(11)は「学校で避難訓練をしたけれど、こういう場所に泊まったのは初めて」と話す。
実験では、家庭用のガスボンベを利用して発電できる「カセットガス発電機」を試したり、少ない消費電力で使えるLED照明を点灯させたりもした。携帯用カイロも配られ、暖房がない地下通路でどの程度効果があるのか検証された。

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