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2011 .12 .18

「風刺」かくあるべし

野田首相、原発事故の収束を宣言(虚構新聞)
野田首相は16日、原子力災害対策本部で福島第一原発の事故収束に向けた「冷温停止状態(ステップ2)の達成」を宣言した。夕方の記者会見で首相は「発電所事故自体は収束に至ったと判断される」と述べ、ステップ2を終了したとの見解を示した。
まさに風刺かくあるべしという記事。すばらしい。

記事の4段落中3段落が政府発表の「事実」(写真はさておきw)。事実であるにも関わらず、充分に嘘くさい。つか「事故収束宣言」を信じてる国民なんていますか?
会見後の質疑応答で「炉内の燃料がどういう状態かもまだ推測でしか把握できていないのに、本当に冷温停止したと断言できるのか」という本紙記者の質問に対し、首相は「あなたのところが報じるとまた謝罪することになるよ」と述べるとともに、会見場からの退出を言い渡した。
残念ながら虚構新聞はハナから謝罪する腹づもりで書いてますよね。確信犯的に。

願わくば、虚構新聞が詫びることがないように事態が進んでくれることを祈りつつ、政府にはおかしな辻褄合わせで内外からの信用を損ねることのないよう粛々と襟を正して対処していただきたいと願う次第です。頼むわマジで。

▼参考リンク
99%がウソ記事!?──「虚構新聞社」の社主が語る、ノンフィクションな本音(ASCII.jp)

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